じゃ、僕の話をします。

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帯広「ふじもり」でメロンソーダに戸惑う。

2018-08-13 | 食堂

席に着くと、お冷とおしぼりと…メロンソーダ。

それも、今時見かけないほどに色鮮やかなメロンソーダ。

帯広駅近くの「ふじもり」という、創業から百年ほど経つ老舗のレストランに行くと、いきなりこの三つがテーブルに揃うわけです。

最初は驚きましたよ、そりゃ。

でも、これがこちらのお店の伝統的サービス。

たしかに、僕が子供の頃にはこんなジュースは贅沢品だったんですよ。いや、本当に。そんな今みたいに気軽に飲めるようなものではなく、正月や誕生日のようなハレの日にようやく飲める代物。

なので、これを無料でサービスするというのは、昔はかなり豪華なおもてなしだったはずです。

それを今も続けてらっしゃるのは、そのおもてなしの気持ちが百年経っても変わらないと言う、お店の心意気と言うか、象徴なんでしょうね。

ちなみに、地元客らしき方々は、このメロンソーダは食事が終わってから飲む方がほとんど。デザート的な感覚でしょうか。

僕は最初、いきなり飲み干してしまいましたが(笑)。

で、こちらのお店、メニューも豊富。なんか、とにかく何でもあります。洋食、和食、ラーメンに豚丼に蕎麦に寿司…あらゆるニーズに応え得るラインナップ。

店内もファミレス的な感じで、地元に愛されてる雰囲気が滲み出てます。お客さんも地元民と観光客が入り乱れてました。

そして、実はあの帯広のソウルフード、「インデアンのカレー」のルーツも、ここ「ふじもり」なのだとか。ならばと…

ハンバーグカレーを。

当然ながら、濃く滑らかなルーは「インデアン」と同じ「あの」味。

ならばと、翌日…

「インデアン」でインデアンのカツを。

器がコレだとやはり「インデアン」でカレー食べてるな、と実感します。

ちなみに…

こうして食べるのが好きです。盛りすぎですね。すみません。
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