じゃ、僕の話をします。

『本気食聡咲』の記事は「居酒屋・和食」カテゴリーよりご覧下さい。/※各掲載店の閉店情報等は基本的に追記しておりません。

「アテニヨル」

2016-07-09 | 居酒屋・和食
美味しいお店を知りたいなら、美味しいお店のご主人やスタッフさんに聞く…と言うのがやはり間違いがない。

それを改めて実感したワケでして。

こちらは、秋田の地酒とピザを見事に合わせるという、アクロバティックな技を常に繰り出す「ASSE」のご主人がオススメしていたお店。

札幌で今、日本酒を呑むならココだよ、というお話を伺い、日本酒に熱い情熱を注ぎ続ける「ASSE」のご主人が勧めるなら、そりゃ行かずにはいられないと期待に胸を膨らませつつお店へ。

丁度通勤ルートにお店もあったので、仕事帰りに寄れるのもありがたい。

居心地の良いカウンターに通して頂き、メニューを手にすると「アテの盛り合わせ」なるものが。

頼むべきものはコレだなとピンときたので、迷わずオーダー。



…やっぱり(笑)。

こんなん、酒呑みが喜ばないワケがない。

オススメのお惣菜が少しずつ小鉢に。顔がにやけるのは自然な流れ。

お刺身数種に北海シマエビ、チーズを混ぜ込んでいるポテトサラダ、ローストビーフ、卵焼き、さらにはフォアグラの紹興酒漬けなんてのも。

これでずっと呑めます。

お値段は千円ちょっとですが、ひとつひとつが丁寧にと言うか………酒呑みのために計算されて作られているので(笑)お値段以上のヨロコビが。


日本酒も、メニューには味わいごとにグラフのように並べられているので、自分好みの一杯が探しやすいです。

で、「ASSE」にもあった…

「山本」がこちらにも。素晴らしい。

更にはこちらのお店、燗酒にもこだわりが。

これまた丁寧に湯煎で、さらに温度計を使って日向燗(30度)から飛び切り燗(55度)まで6段階で選べる。

今時、こんな湯煎で一本一本燗をつけてくれるお店もなかなかありません。

お猪口も、様々な種類が入った籠を持ってきてくださり、そこから自分の好きなものを選んで呑める。これまた嬉しい。

中には木製のお猪口なんてのもあって、枡酒のような香りが楽しめました。

冷やして飲むことが多いであろう吟醸酒も、実は燗を少しつけると香りがたって美味しいのですが、燗の温度もそれに合わせたものを選べる。

日本酒はひや(常温)か燗で飲むもの、とはとあるお蕎麦屋さんのご主人のお言葉なのですが、それをしっかり体験できる稀有なお店なのではないでしょうか。

写真は無いのですが…すっかり楽しくなってしまい、五本ほどお願いしてしまいました。
(^_^;)

でもって、燗酒にはやはりコレかな…と、言うわけで。


大根のおでん。この黒さが素敵。


とうきびのおでん、なんてのも。バターを溶かしつついただきます。


そして牛すじ。酒呑みの癒しのような一品。

お酒の楽しさ、おもしろさを久しぶりに堪能しました。

場所は札幌駅に直結。

帰宅の道すがらにこんなお店があったらな…と、思っていたお店があった。

こんな嬉しいことは無いのと同時に、入り浸ってしまいそうな予感に若干のヤバさも感じております。
(^_^;)

「ASSE」のご主人、ありがとうございました。
m(_ _)m
コメント
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