じゃ、僕の話をします。

『本気食聡咲』の記事は「居酒屋・和食」カテゴリーよりご覧下さい。/※各掲載店の閉店情報等は基本的に追記しておりません。

『オステリアヨシエ』

2014-12-26 | イタリアン・フレンチ
今年一年、頑張った自分に贈るご褒美は、久しぶりに訪れたイタリアン「オステリアヨシエ」さんのお料理。

以前は二条市場の「のれん横丁」にお店があり、当時も何度となく足を運んでいました。

時には、同じのれん横丁内にある「スターマン」や「マルコ」でかなり飲んだあとに、結構な酩酊具合のままお店を訪れ、ペペロンチーノだけをお願いしたりしていました。今、思えば大変失礼だったと反省しております。
(^_^;)

現在は南1条東3丁目にお店を構え、店内も広く、華やかさが増した素敵な雰囲気に。

のれん横丁の時の、手作り感溢れる雰囲気も大好きでしたが…今はとても酩酊してペペロンチーノだけを頼むなんてのはとても無理な感じですね。(笑)

とは言え、イタリアンのお店でも「オステリア」とは気楽に会話を楽しみながら、お料理と共にワインをいただく、いわば日本の居酒屋的なイメージのお店を指すのだとか。

だとすれば、こちらはまさしく「オステリア」。訪れた日も家族連れや職場の仲間で、ゆったり楽しんでいるお客さんばかりでしたね。

一枚目の写真は、昆布森産の牡蠣の一分スモーク。

続いて、ちぢみほうれん草のマリネ。


カレイと枝幸産ホタテのサラダ、雑穀米と山わさび添え。


黒毛和牛のタリアータ。


トリッパとゴボウの白ワイン煮には、ラルドが添えられていました。

ラルドは脂身だけのベーコンのような感じなんですが、これが実に味わい深いんですよね。

そして、オーダーせずにはいられない、ペペロンチーノ。

他のイタリアンでは「アルデンテ」と称して単純に生煮えのパスタを出されることが多々あるんですが、こちらのお店のパスタはまさにアルデンテ。客の前に出された瞬間に調理が終わるかのごとく。見事です。

カボチャのリゾットフォアグラ添え。

この素材の組み合わせが素敵。カボチャの甘さとフォアグラのコクがたまりません。

締めのデザートはラムレーズンのジェラートと熱々のアップルパイ。

「ヨシエ流」のティラミスが今回売り切れてたのが残念でしたが、こちらももちろん、うっとりする味わい。実に美味しかったですね。


いつも変わらぬ笑顔で迎えてくださるシェフのお料理は、まさに五臓六腑に染み渡ります。一口ごとに、その味わいに唸り、喜びに身悶えてました(笑)。

全て食べ終えたときには、幸せなため息をひとつ。

ごちそうさまでした。
コメント
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