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鈍足親父の独り言

50歳目前でジョギングを始めた鈍足な親父が

ランネタを中心に日常生活を思いつくままに綴った徒然日記

高水山トレイルラン

2015-04-06 | 大会レポ(トレラン)

日曜日は小雨がそぼ降るなか,約3時間かけて青梅市まで出かけ,「第17回 青梅高水山トレイルラン大会(30kmの部)」に参加してきました。青梅市には2年前の青梅マラソンで訪れたことがありますが,奥多摩のお山は初めてです。
奥多摩や奥武蔵のトレラン大会への日帰り参加は無理と思い込んでいたので,大会で走る機会もなかったのですが,昨年の大会に参加された「おっさんランナー」さんの4コマレポを拝読していて,10時スタートのためわが家からも日帰り参加できるということが分かりホイホイとエントリーしていました。

結果:3時間57分28秒(総合 428位)
足の故障もありどれくらいで走れるか分からず,4時間切れればいいかなと思っていたので,まあなんとか合格ということで・・・(笑)。


青梅の駅から会場の「風の子太陽の子広場」に着くまでもかなり上らされます(笑)。

     


会場に着くとラッキーなことに雨もあがって,少し肌寒いくらいのいいコンディションになってきました。あとはレース中に降らないことと,佐倉フルから1週間の足が最後まで持ってくれることを祈るばかりです。
コースのアップダウンはこんな感じでした(ゴール後のガーミンデータより)。

     


バックパックには,念のための雨具とファーストエイドキットを入れます。水分はエイドが1ヶ所だけということだったので,ボトルに「カルピスウォーター(500ml)」(山を走るときはよく使います。),ソフトフラスクに「青春の足ツーRUN(500ml)」を持ちましたが,今日の天気なら半分でも十分でした。
補給食としては,「メダリスト(グレープフルーツ)」,「ハニースティンガー(ゴールド)」,「トップスピード」を各1袋と個人的に定番の「ブラックサンダー(ゴールド)」を1個,念のための「MAGMA」1袋を持ちましたが,結局口にしたのは,メダリストとハニースティンガーだけでした。

準備運動代わりのエアロビクスが女性インストラクターの指導のもと行われます。少しだけやってみましたが意外としんどいので適当に終了!(笑)

     


近くにメテオデさんがいらっしゃったので挨拶をして一緒にスタート位置に並びます。メテオデさんによるとあまり後ろに並ぶと渋滞がひどく榎峠の関門通過に無理をしないといけないということだったので真ん中よりは少し前目に位置取りします。
そこに私が着ている「チーム75T」を見て声をかけてこられた美ジョガーさんが・・・,私は「えっ?誰?,どなた?」という感じで変な受け応えをしてしまいましたが,メテオデさんが気づいてくださり,15kmの部に参加の「すーぴー」さんということが分かりました。
そのあと,mizoreさん,K12R2さん,そうけいようパパさんも合流されたので集合写真をパチリ,するとそこへ走らないDEGさん登場!走る人も走らない人も「お山でお花見の宴」だそうです。

     
     (写真提供:メテオデスポーツ)


     
     (写真提供:メテオデスポーツ)


スタート間近になった時に土手の上から「あ~っ!いた~~~!」という大きな黄色い声が私に向かってくるではないですか。会場内を探していたという15kmの部に参加の「こぎっち」さんでした。いゃ~,びっくりしました(笑)。今日は「あい」さんと一緒に自然を楽しみたいということでした。


それでは30km(?)の旅に行ってきます。

     


スタート直後から走路も狭く上りが続くので早速渋滞発生です。

     


ただ前の人に続いて歩くだけです。このあたりでメテオデさんは上手いことすすすっと前に出ていかれました。

     


「青梅丘陵ハイキングコース」に出て少しずつ走れるようになると,「先月の小江戸大江戸203kmのダメージが・・・」と,おっしゃっといた「R2」さんも快調に前を走られています。

     


しかし,上りになるとどうしても前がつかえてしまいます。

     


稜線にでると走られるようになるのですが,長くは続きません。
前を行くうさぎさんは速かったです。

     


稜線上には,前も後もランナーの列が続いています。

     

     


雷電山(494m)に向かってぐんぐんと上ります。

     


雷電山を過ぎると,関門が設けられている「榎峠(10km地点)」に向かって若干のアップダウンはあるものの下り基調の快適なトレイルです。
榎峠を1時間14分03秒で通過,制限時間16分前でした。1時間半を超えてしまうとここでUターンしないといけません。

榎峠からは高水山(759m)に向かって上ります。取り付いてすぐのところに私設のエイドがあり,水を1杯いただきました。わざわざ水道ホースまで引いていただきありがたいことです。
ほっとするのもつかの間,とにかく上らされます。佐倉で酷使した右足が先に悲鳴を上げそうになってきましたが,後ろにもランナーさんが続いているので両手も使って上に進みます(笑)。雨は降りませんが,少しガスが出てきました。

     


激坂を這う這うの体で上りきり,しばらく走っていると「高水山常福院」の山門に続く石段が見えてきました。
ここでは順番に並んで本堂の鐘を鳴らしてお参りし,御守りの「鈴」を授かります。これがチェックポイント通過の証明になります。

     

     


お参りした後はかなりの距離を一気に下ります。下りになると元気になる親父は,調子に乗ってガンガンと・・・,そしてその後の激坂林道では地獄を見ることに・・・トボトボと歩きます(笑)。
林道をなんとか上りきるとまたトレイルに入って少しずつ高度を下げていきます。
急に視界が開けると白岩の集落に到着です。ここ白岩自治会館にはコースで唯一のエイドが設けられています。
地元の皆さんと話しながらバナナとオレンジをいただき,またまた激上りに挑みます。

     


この付近では綺麗なツツジをよく見かけました。ミツバツツジかな?と思っていましたが,どうもムラサキヤシオのようです。

     


ひと山越えて「榎峠」に戻ってきました。ここからはまた雷電山に向かってひたすら上ります。

     


4時間切りが微妙になってきたので,ここからは写真を撮る余裕もありません。とにかく下りは転倒・スリップ覚悟でガンガン行き,上りもできるだけ頑張って距離を稼いでいきます。
足が思っているほど上らなくなっていて,石や木の根に何度も躓きますが不思議と最後まで転けることはなかったです。
何度もアップダウンを繰り返し,残り6km付近まできたときには,数分間ほどロスする出来事に遭遇するようなこともありました。

そうこうしながらも「青梅丘陵ハイキングコース」まで戻ってくれば残りは少しです。周りのランナーさんと話をしながらゴールに向かいます。

ここにくるまで張りと痛みはあるものの足が攣るようなことはまったくなかったのですが,最後の下り階段を降りているときにピクピクッときて両方の内転筋がついに攣ってしまいました。
ただ,ゴールまでは残り200m程度と判断し,攣ったままの足で強引に下っていくと(痛い!)不思議なことに自然と治ってしまったので,先にゴールされていたメテオデさんの応援に応えながら一気にゴールゲートをくぐりました。これってもしかしてラーさんの「青春の足ツーRUN」の効果だったのでしょうか?(笑)

     


ゴール後は,自宅のほうで所用が待っていたのでバタバタと着替えて参加賞をいただき,お世話になったメテオデさんに挨拶をして青梅を後にしました。
参加賞は,コンプレッションカーフカバーです。こういう実用的な参加賞はありがたいですね。




雨上がりでもあり泥々のコースを覚悟していましたが,綺麗に整備もされておりとても気持ち良く走ることができました。スタッフ,ボランティアのみなさん,随所で応援いただいた皆さん,そして一緒に走ったランナーの皆さん,ありがとうございました。

(余談)
東京駅に着きホームに降り立ったとき,聞き覚えのある声で呼ばれたので振り向くと,なんとまたまた「こぎっち」さんでした(笑)。同じ電車に乗っていたようです。
最後の最後に足が攣った と話すと,「これは足攣りに効果ありましたよ。」と言って水溶性マグネシウム「mag-on」をいただきました。ありがとうございます。次のレースで使わせていただきます。




4日の皆既月食は残念ながら見られなかったので,昨年10月に見た赤銅色の月と今年の夜桜をくっつけてみました(笑)。

     


鋸山トレラン2014

2014-12-14 | 大会レポ(トレラン)

昨日の土曜日(12/13)は,鋸南町で行われた鋸山アドベンチャーフェスタ「第5回 鋸山トレイルランレース(28Km)」に参加してきました。

まずは結果から
4時間10分33秒 257位/972人中 (年代別 26位/118人中)

昨年のタイムをわずか27秒ですが更新していましたが,今回も4時間を切ることはできませんでした(涙)。昨年もコース設定に携わった方から,実際には30Km以上あるようだ,と聞いていましたがやはりガーミンの表示は30.7Kmでした(笑)。

最寄の保田駅から見た鋸山です。

     


今年も会場は旧保田小学校(今年の3月で廃校になってしましました)でしたが,ここの跡地の利用方法も決定して,来年の秋には「道の駅」として生まれ変わるようです。これに伴いこの大会の会場としての利用が難しくなり,会場を移しての開催となる可能性があるとのことでした。

     


大会のテーマソング「LIFE」を歌われているトレラン初挑戦の「高橋 ちか」さんの挨拶です。
14kmの部,見事に完走されました。
大自然の緑の中を力強く走るトレイルランをイメージしてちかさんが書かれた曲「LIFE」も収録されたNew Album「LIFE」もよろしくお願いします(笑)。

会場では大会プロデューサーの田中正人さんやお子さんを抱かれたワッキーさんこと和木香織利さんをお見かけしたのですが,「百名山一筆書き」のヨーキさんこと田中陽希さんとはお会いできずちょっと残念でした。

     


会場では近所のラン友,riorioさんが確保してくださった陣地で準備をして,えりまきさん,starmanさんともお会いすることができました。,
また,グランドでお会いしたねこあしさん,さりーさん,さりーぱぱさん,みおんさん,そして初めましての班長さん(ねこあしさんのご主人),じぇっとさんと集合写真を撮っていただきました。
ここにおっさんランナーさんがいらっしゃらないのはなんとも残念で寂しい限りです。というのもこのメンバーは,おっさんランナーさんのブログが縁でつながったランナーの集まりなんですよね。

     
(写真提供:さりーぱぱスポーツ)


強風によるフェリーの遅延で,スタート予定の9時半までに到着できない選手がいらっしゃるということで,今年も少し遅れてのスタートとなりました。このへんのゆるさがなんともいえません(笑)。
昨年も参加されていたショッカーの戦闘員のお二人,前回は絡めなかったので今年はスタート前の儀式(?)に参加させていただきました(笑)。

スタート前に「2RAN」と「MAGMA」で攣り対策もバッチリです(笑)。しかし,膝の調子は相変わらずで,とにかくキネシオテープとニューハルで補強して,あとは「ロキソニン」頼りの当たって砕けろ精神でスタートすることにしました。
スタート前に28kmの部のスイーパーをされるサブスリーランナーのJimmyさんにもお会いできたので,「お世話にならないように頑張りまっす!」と挨拶をしてスタート位置に向かいます。

9時45分頃に28Kmの部約970人の選手が会場の旧保田小学校をスタートします。

     


スタート後のロードでみおんさんとしばらく併走します。スタート直後のこの笑顔,できることならお見せしたいですね~!(笑)

     


そのあとriorioさんと一緒になりしばらくロードを走っていましたが,3Kmすぎの林道に入ったあたりで,左膝を無意識に庇っていたらしい右足がパンパンに張り突然走ることができなくなり早くも歩きが入ってしまいました。このあとゴールするまでriorioさんの姿を見ることはありませんでした。初トレランレースだというのに楽々の4時間切りはさすがでした。
さりーさんやさりーぱぱさんも近くにいらっしゃいましたがトレイルに入る前に先行を許してしまいました(笑)。
トレイルに入ると大渋滞でほとんど走ることはできません。結局,車力道を下って第一エイド手前までの間は,わずか1人の方を抜いただけでした。

     


稜線からの眺めは富士山も見えて最高です。(写真に富士山は写っていませんが・・・)

     


鋸山を越えて車力道を金谷のほうに下り,今度は沢コースを上り返しますが,途中かなり険しくも楽しいルートが用意されています。
沢コースには真っ暗な手掘りのトンネルがあるのですが,ここでちょっとしたアクシデントが・・・
私は一応ライトを用意していたのでトンネルに入っても走るとができるのですが,後から「キャ~!何ぃ~!暗~い」という女性の声が聞こえてきたので,振り向いてライトで後ろを照らしながら走っていると突然右腕あたりに衝撃が・・・トンネルの壁に激突していました。しかしそこは何事もなかったようにそのまま走り続けましたが,あとで見てみると肩や手首から血が出ていました(笑)。

     

     


急坂の途中で女子年代別三位の美ジョガーさんに撮っていただきました。

     


青鬼さりーさんに後ろから追いかけられて怖かった~~(笑)
そのさりーさん,激坂を上りきってもこの余裕,さすがです。

     


第一エイドはスルーでしたが,第二エイドに着くころにはかなりの空腹を感じていたので,どら焼きにバナナ,コーラとしっかりいただきました。
後半もこんな楽しいシングルトラックが待っています。

     


このコースの絶景ポイント「石切り場」の入口付近(普段は入れません)には田中正人さんがいらっしゃいました。アドベンチャーレースの第一人者の応援は力になります。
このあと石切り場までの間には,私にとって鬼門となっている小川の渡渉があります。過去二回ともこの場所で両足が攣り,しばらく走れなくなった場所なんです。
ここで「2RUN」の効果を試すべく小川を飛んで渡ってみましたが・・・なんと・・・足が・・・攣りませんでした~。

何度走ってもここの景色は素晴らしいです。それこそショッカーの戦闘員が出てきそうです。

     

     


岩山のあちこちに点々とランナーの姿が見えます。

     

     


石切り場を抜けてロードに出るとゴールまで残り3kmとなります。ここで一緒になった美ジョガーさんと少し話しをしながら走りますが,この方めちゃめちゃ速いです。下っているとはいえここにきてキロ4分半のペースです。残り1km付近から離されはじめ,ついて行くこともできませんでした。この女性,昨年に続き年代別第一位だったようです。

浪速友有れ,足を引きづりながらもゴールすることができました。

     


昨年の記録を大幅更新してさりーさん,さりーぱぱさんがゴールされました。
そして14kmの部の班長さんは,ねこあしさんをほったらかしてのゴールです(笑)。

     

ご近所メンバーも既にゴールされていて,えりまきさんは14km女子年代別第一位という素晴らしい成績でした。riorioさんは余裕の4時間切り,starmanさんも私より5分も前にゴールされていました。アラ還親父ももっともっと頑張らないとあきませんね。


レースの後は,お風呂と打ち上げ!鋸南町といえばここと言われるほど有名になった「ばんや」さんです。
メンバーは,さりーさん,さりーぱぱさん,班長さん,ねこあしさん,みおんさん,ジェットさん,そしてこちらも初めましての梅蔵さんです。
やはり打ち上げ&お風呂のriorioさん,starmanさん,えりまきさんにもお会いしました。みんな考えることは一緒ですね。
手前に見えているのは,梅蔵さんが挑戦中のばんや名物「イカのかき揚げ丼」です。

     


みなさんのいろいろな楽しい話しを聞くことができてとても有意義なひとときを過ごすことができました。
それはそうと・・・梅蔵さん,大丈夫だったかな~(笑)・・・
すいません若干2名,ビールをいただいております・・・(笑)。

     
     (写真提供:さりーぱぱスポーツ)

千葉では数少ないトレランレース(他には”おんじゅくオーシャントレイル”・”房総丘陵トレイル”など)ですが,スタッフさんやボランティアさんの努力もあって,また走りたいと思えるいいコースです。来年こそはなんとか「サブ4」を達成したいものです。
お世話いただいた関係者のみなさん,会場でお会いしたランナーのみなさんたいへんお世話になりありがとうございました。またどこかの大会でお会いしましょう。


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鋸山トレラン2013

2013-12-22 | 大会レポ(トレラン)

昨日の土曜日(12/21)は,鋸南町で行われた鋸山アドベンチャーフェスタ「第4回 鋸山トレイルランレース(28Km)」に参加してきました。

まずは結果から
4時間11分00秒 191位/962人中 (年代別 17位/141人中)

28Kmの部は,コース変更により距離が伸びたにもかかわらず昨年のタイムを14分ほど更新していましたが,秘かに目標としていた4時間を切ることはできませんでした(涙)。(案内によると800mほど延びて28.8Kmということですが,ゴール後にコース設定に携わった方から聞いた話では30Km以上あるようだ,ということでした(笑)。)

     


朝5時すぎにわが家を出発し,電車で偶然お会いしたオールドタケさんといろいろとお話をしながら鋸南町を目指します。8時ごろに会場到着し,体育館で準備して一緒に参加されるブログ友さんを探します。
ミッション 「ウォーリー帽子&ネコ帽子を探せ!」

      


そして・・・見つけました。写真右から風の又三郎さん,ウォーリー帽子のみんとらさんとおっさんランナーさん(おっさんちゃいました,イケメンランナーさんです),ネコ帽子のねこあしさん,そしてオールドタケさん,その左が親父です。
この写真の直後に,さりーぱぱさんとさりーさんがお見えになりました(写真が間に合わずすいませんでした)。オールドタケさん以外の方は,みなさん“初めまして”でしたが,気さくでいい方ばかりでした。


     


そして体育館でお見かけしたのが,UTMFを36時間で完走されたけいさんです。お名前は大阪時代から存知あげていましたがお会いするのは初めてでした。
さらにスタート前には坂東市から参戦のブログ友 かずさんにもお会いできました。つくばではお会いできなかったので御宿以来ですね。

    

ゴール後にはえりまきさん,そしてみおんさん(みおんさんと分からず,無愛想ですいませんでした。)とお会いできましたが,あいさんやノブさんには残念ながら最後までお会いできませんでした。


開会式での田中正人大会プロデューサー(第1回ハセツネ優勝)と白石鋸南町長の挨拶です。

    


スタート予定の9時半までに受付が終了しなかったため15分遅れでのスタートとなりました。このへんのゆるさがなんともいえません(笑)。この間もMCのらっちさんが選手を飽きさせないように楽しい話で和ませてくださいます。
スタート前に男梅と塩熱サプリを口にし,ハイドレには500mlJUCOLAで攣り対策もバッチリです。のはずでしたが・・・(笑)
9時45分過ぎに28Kmの部約950人の選手が会場の保田小学校をスタートします。しばらくはロードを走り,3Kmすぎから林道に入りますが,突然両足のふくらはぎに張りを感じて走ることができなくなり早くも歩きが入ってしまいました。スタート直後にこんな状態になったことで,一瞬リタイアの文字が頭をよぎります。

     


走ったり歩いたりで峠の林道口からトレイルに入り,さらに渋滞のなかで足を休めたのが良かったのか,足のほうも徐々に復活してきました。
  
     


足が復活してくるとやはりガンガン行きたくなるのですが,前が閊えているのでじっと我慢の状態が続きます。

     

この写真を撮ったあとに今度はカメラが突然不調に・・・(涙)


田中正人さん(大会プロデューサー)と野々山晴之さん(レースディレクター)の手によるコース設計らしく今回もなかなかトリッキーで楽しいコースが用意されていました。加えて昨日の大雨の影響で足場もぐちゃぐちゃ&つるつるで気持ちいいくらいに滑ります(笑)。

鋸山の山頂を過ぎ,急な階段を下りて車力道に入ってもなかなか渋滞は解消しません。やはり足場の悪さを気にして慎重に下りられるランナーさんが多いようです。ふと見ると少し先の方にかずさんの背中が見えました。予定どおりに最初から突っ込んで行かれたんやなぁ。と思ったのですが,私のほうが先行していて林道で手間取ったときに交わされたようです(笑)。しばらくして写真撮影中のかずさんに声を掛け先に行かせてもらいます。さらに少し広くなったところを利用して数人の方を抜かせていただき,ガレ場からつるつるの石道と続く下りを転倒覚悟で攻めて第一エイドに向かいます。滑る前に次の1歩を出すということはこれまでもやっていたのですが,状況によっては足を滑らせながら走るということもなんとなく分かったような気がします(嘘です(笑))。

第一エイドを過ぎ,しばらく一般道を走って沢コースに入ります。ここからは足場もさらにひどくなり,田んぼ状態のようなところも・・・。
稜線へは急な上りが続きますが,ここでちょっとしたことが・・・
私のすぐ前を走る若者ランナーの様子が少し気になっていたので注意はしていたのですが,左が崖になった上りの途中で,突然彼の体が崖のほうに傾いたのに気づき無意識に左手を伸ばしウィンドブレーカーを掴んでいました。彼も咄嗟に木の枝を掴んでいたのでなんとか落下は免れたのですが危ないところでした。その後も足を滑らせたり,ふらついたりと何度が後ろから支える状況が続いたので,後ろのランナーさんの助言も得て「かなり足にきているようだからしばらく休んだほうがいいよ。」と,少し広くなったところで休憩するように勧めて先を急ぎました(林道口にいらっしゃったスタッフの方に状況は説明しておきました)。

その後,無事に復活できたようで元気にゴールする姿を確認しました。すぐに元気になる若さが羨ましいです。

10Km手前(?)から続く林道を終え,狭い・ぬかる・滑るのシングルトラックを走ります。いや~,めちゃめちゃ気持ちいいです。これだからお山は止められない(笑)。

白狐のエイドで男梅と塩熱サプリをコーラで流し込み残り10数キロに備えます。
エイドを出てここからは昨年とは違うコースに向かいます。粘土質のぬかるんだトレイルを上り,さらに林道をだらだらと詰めていきます。このあたりでは走りをあきらめ攻めの歩き(笑)に徹します。
峠を超えると下りの林道です。途中から昨年のコースと合流します。台風などの影響もあって相当荒れていますが意外と足は残っているようなので,ここはルートを選びながら一気に下っていきます。

何人かのランナーさんと話をしながら(だから嫌がられる(笑))下ってきて,昨年の第二エイド設置地点から石切り場に向かうトレイルに入ります。
ゆるいアップダウンを進みながら隣りのランナーさんとの会話のなかで,「去年はこの小川を越えるところで足が攣って倒れこんでしまったんですよ。」と,話したとたんにまったく同じ場所で右足内転筋が前触れもなくピッキーンと攣って,前にも後ろにも動けなくなり,「去年と一緒ですわ~,大丈夫ですから先に行ってください。」,と伝えながらついつい笑ってしまいました。あの攣り対策はなんやったやろ・・・と
しばらく曲げたり伸ばしたりしてなんとか復活し,石切り場跡を目指して再スタート!と同時にカメラも復活していました(笑)。

28Kmコース,最後の難所石切り場跡です。
今年は2人のショッカーさんが走られていましたが,この景色はお似合いですね(笑)。
美ジョガーさんも駆け下りてきます。

     


振り返ると点々とランナーの姿が・・・

     


上を仰いでも崖の途中の狭いところにランナーの姿が・・・

     


走ってきたコースを振り返ります。い~い眺めです。

     


石切り場から一般道に出ると14Kmの部の選手と合流して少し賑やかになります。
このあたりで目標の4時間切りは夢となりましたが,前を走るランナーを一人・二人・・・とパスしながらゴールに向かいます。足が攣ったのが嘘のように足も動きます(笑)。
午後2時の少し前,4時間を11分過ぎてゴールの保田小学校に到着。悪路をともに戦った泥だらけのシューズに”ご苦労さん”

    


途中何度も遭遇した美ジョガーさんも無事にゴール!女子の部10位くらいかな?
鋸南町といえば「水仙」,見ごろはまだまだ先ですがちらほらと咲き始めています。

     


ご近所の美ジョガー,えりまきさんも14Km年代別第5位で笑顔のゴール。初トレランだというのに見事な走りでしたね。

    


大会会場の町立保田小学校,26年3月で廃校となるようです。白石町長の話だと2年後には都市交流施設としての「道の駅」に生まれ変わるようです。

     


千葉では数少ないトレランレース(他には”おんじゅくオーシャントレイル”・”房総丘陵トレイル”)ですが,スタッフさんやボランティアさんの努力もあって,また走りたいと思えるいいコースです。来年こそはなんとか「サブ4」を達成したいものです。
お世話いただいた関係者のみなさん,会場でお会いしたランナーのみなさんたいへんお世話になりありがとうございました。またどこかの大会でお会いしましょう。


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房総丘陵トレラン

2013-03-04 | 大会レポ(トレラン)

             

昨日は,日蓮宗四霊場のひとつ鴨川市の「千光山 清澄寺」をスタート・ゴールとする「第5回 房総丘陵トレイルランレース(30Km)」に参加してきました。
朝,地元駅で電車を待っているときに「トレランに参加される方ですか?」と話しかけていただいたのが,同じ町内に住んでいらっしゃる「不慳貪」さんでした。ランニングつながりでブログには何度もお邪魔していましたがお会いするのは初めてです。まもなくご定年を迎えられるということで,のんびりしたら百名山もやってみたいとおっしゃっていました。電車の中でも貴重なお話しを聞かせていただきました。今日は、風邪を押しての出場ということでしたが大丈夫だったでしょうか?到着駅で別れて、その後もお会い出来なくて残念でした。
そうこうしているうちに会場の最寄駅の安房鴨川駅について送迎バスの列に並んだのですが,なんと40名以上が積み残されてしまいました。急遽追加のバスを用立てることになりましたが,寒空の下40分ほど待たされてしまいました。それでもみなさん大人ですね。文句を言う人は一人もいらっしゃいません。このバスの遅延により大会のスケジュールも25分後送りで進められることになりました。
バスの中では12月の鋸山トレランレースで初めてお会いした「T嶋さん」と隣席になりました。75歳になられたということですがとにかく凄い方です。ちなみに2月のレースについてお聞きすると,2/3おんじゅくオーシャントレラン16Km(1:39:57),2/17青梅マラソン30Km(2:46:21),2/24東京マラソン(4:14:44),そして今日も30Kmのトレランレース(4時間50分でゴール),さらに3/24は佐倉のフルマラソン(サブ4狙い)ということですからまさしく「鉄人」です。

    


レースのほうですが,コースは明治27年に開設された東京大学の千葉演習林(国内最初の大学演習林)を中心に設定されているのですが,総じて気持ちよく走れるトレイルが多かったです。それでも親父は上りになるとヨタヨタと歩いていましたが・・・(汗)。
コースルートは,「清澄寺-演習林外周尾根-地蔵峠-猪ノ川林道-四郎治林道-川台林道-大けやき歩道-黄和田-石尊山-麻綿原-清澄寺」と,こんな感じでしたが,途中両サイドが50m以上も切れ落ちた幅1mにも満たない痩せ尾根や,蜘蛛の巣のように張られた木の根トラップ,崖の斜面に無理やり付けたと思われるようなシューズの幅程度しかない狭い路など気の抜けない箇所も多いコースでした。しかし,トップのランナーさんは,こんなコースを2時間20分でゴールされていました。この方,昨年12月の福岡国際マラソンを 2時間37分で走られているようです。
記 録 : 3時間56分51秒
総合順位 : 169位/622人中(年代別順位 : 19位/80人中)

会場を提供いただいた清澄寺の宮崎執事長の挨拶(なかなか面白い方です)。執事長はこの後,境内の鐘を撞いてスターターを務められました。
大会ゲストランナーの奥宮俊祐選手の挨拶です。「先頭グループでスタートしますが,途中で最終ランナーさんまでお見送りしてからまた追い上げますね。」とおっしゃっていました。そしてそのとおり3Km付近でお待ちだったのでハイタッチをして逃げましたが,14Km過ぎに早くも凄い勢いで熊鈴の音が近づいてきたかと思うと「頑張りましょう!」の言葉とともに疾風のように駆け抜けて行かれました。

    


境内をウロウロしているうちに後方からのスタートとなりました。鐘の音を合図に清澄寺をスタートして林道を5Kmほど走ると気持ちのいいトレイルになります。
写真はスタートして6.5Km付近だと思いますが,急なアップダウンや丸太階段になるとやはり渋滞が発生します。

    


丸太階段を上ったところでライダーさんに出会いました。1,000人のランナーをやり過ごすのはたいへんでしょう。
両サイドが切れ落ちた下りの狭い場所ではみなさん慎重になりますのでやはり渋滞が発生します。

    


房総半島らしく素掘りのトンネルをいくつもくぐります。

             


10Kmを過ぎて第一エイドに到着,ここでは水を一杯だけいただきました。このエイドからのダラダラ上りは予想以上にしんどかったです。
コースの途中途中では房総半島のこういう景色も楽しめます。

    


演習林の中央を北に向かう四郎治林道に入り,樹齢数百年の古木が聳える「南関東最後の原生林」の中の狭く細~いトレイルを駆け抜けます。

    

    


杉木立から大けやき歩道を抜けると18Km地点の第二エイドに到着します。ここでバナナ&コーラをいただいてこの後の石尊山のアタックに備えます。

    


千葉県で二番目に長い小櫃川(おびつがわ)の流れを眼下に見ることができました。
標高348mの石尊山の山頂を越えると20Kmの関門が待っています。

    


関門も無事通過して景色を楽しみながら(そんな余裕はなかったかも(笑)),前の選手を追います。

    


気持ちのいい尾根道もあれば,よ~く滑る粘土質の露岩やぬかるみ道も走って行きます。

    


25Kmを過ぎトレイルとも別れて,紫陽花(20万本)で有名な麻綿原(まめんばら)高原の妙法生寺が左手に見えてくると残りも4Kmです。そしてここからの林道が勝負のはずなのに私の足は既に売り切れ状態のうえに攣り始めるなか,4時間を切ることだけを考えてゴールを目指していました。
気さくな奥宮選手と・・・(誰かに撮ってもらえばよかった~~)。その奥宮選手,今年はいよいよUTMBに出場されるようです。

    


30Km女子の部の入賞者。

福島 舞さんは第四位と今回もきっちり入賞です。そして,先月のおんじゅくトレランで悔しい思い(コースアウトの影響で第七位)をされたヘタレさんは,見事にリベンジを果たし第六位に入賞されました。UTMFも頑張ってもらいたいですね。

    

今回はミドルディスタンスでしたが、一応用意だけはしていたハイドレはやめてパワージェルをスポドリで薄めて入れたフラスク(120ml)とワンセコンド(CCD)、練り梅、ブラックサンダーを持ちましたが、口にしたのはフラスク(120ml)だけで、あとは二ヶ所のエイドでお世話になりました。

 

朝からバスの遅延というハプニングはありましたが,次回も参加したいと思える手作り感のある楽しい大会でした。
また,東大演習林を新緑や紅葉の季節の一般公開の日にゆっくり楽しみたいですね。


御 宿

2013-02-03 | 大会レポ(トレラン)

第1回 イセエビCUP おんじゅくオーシャントレイル 10マイルレース」に参加してきました。童謡「月の沙漠」(「沙」は「すなはま」の意)のモデルとして有名な御宿中央海岸をスタート&ゴールとする16Kmのトレランレースです(山(トレイル)5割,砂浜2.5割,ロード2.5割)。
一番高いところでも標高100m程度なので比較的走れるトレランレースということである意味しんどいです。
今回のコースは,「NPO法人 おんじゅくDE元気」さんが中心となって整備されたもので,大会も手作り感たっぷりの楽しめる大会でした。また,地元の方の声援もほんとにありがたかったです。

結果
1時間26分25秒
総合順位 : 第163位/682人中  (年代別順位 : 第10位/77人中)
※ コース変更の影響か,10マイルには少し足りなかったようです。

ゴール後,更衣室に向かう途中で,つい最近ブログを通じて知り合った「かずさん」とお会いすることができました。風邪で体調も悪いなか,しっかり完走されるところはさすがです。


御宿海岸の象徴,「月の沙漠のラクダ像」です。
今日は少し時化ているようです。

    


いい波がきているようですね。たくさんのサーファーさんが海に入られています。
ゲストランナー「鏑木 毅」さんの挨拶。レース終了後に鏑木さんの講演会もあったのですが,時間の都合上参加しないまま帰途につきました(涙)。

    


スタートから2Km程は砂浜を走ります。途中,川渡り(川が海に流れ込んでいるところ)があり,くるぶしまで水に浸かって走ることになります。
砂浜から一般道に出て坂を登ると,途中からトレイルに入り,サンドスキー場(写真前方)を目指します。

    


まだ4Km手前付近なので渋滞します。写真の女性ランナーは,タレントの「福島 舞」さんです。お姉さん(和可菜さん)と一緒の自衛隊出身ということでトレイルもかなり強い方です。この手前で少し話しをしたのですが,前回(鋸山トレラン)同様すぐに置き去りにされました(笑)。

    


ここからの丸太階段がコースの中では比較的辛いところです。上りきると「メキシコ記念塔」に到着します。

    


小浦海岸でまた砂浜を走り,崖をよじ登ると絶景が目の前に・・・

    


海岸を後にして,今度は林間コースとなり,笹の回廊を走ります。ここは気持ちいいですよ。
この先でコースアウト(変更前のルートへ)して,表彰台圏内から大きく順位を落とされた女性ランナーさんとこの後で会ったのですが,それこそ掛ける言葉もないほどかわいそうでした。(今になって判ったのですが,何度かお邪魔したことがあるブロガーさんでした。)

    


素掘りのトンネル,中は真っ暗で前のランナーさんもよく見えません。
唯一のエイドステーションです。水を一杯だけいただきました。

    


ゴールしました。ゴール手前500m付近にも最後の川渡りがあります。せっかく乾いたのにまた靴の中までびしょびしょです(笑)。

    


ゴール後に「つみれ汁」のサービスがあります。美味しくてついつい3杯もいただいてしまいました(笑)。

    


鋸山トレラン

2012-12-09 | 大会レポ(トレラン)

土曜日(12/8)に,鋸南町で行われた鋸山アドベンチャーフェスタ「第3回 鋸山トレイルランレース」に参加してきました。
朝5時すぎに出発し,8時ごろに会場到着。折からの強風の影響で電車に遅れが出たことから15分繰り下げてのスタートとなりました(電車はその後運休に・・・)。

28Kmの部約700人の選手は,会場の保田小学校をスタートしてしばらくはロードを走り,2Kmすぎから林道に入ります。そして4Km手前までくるとなんと先頭グループが折り返してきました。「もしかしてロスト?」と聞くと「はい。」という返事,振り返るとみんな後に続いています。はっきりは判りませんが,8割以上の集団ロストだったのではないでしょうか?私のところで往復1.4Kmのロスでした。
このため,ここまで後方にいらっしゃった,ややペース遅い皆さんが前を走ることになって2度目の大渋滞が発生(笑)。
その後もところどころで渋滞しますが,これはアドベンチャーレース並みのトリッキーなコースの所為でしょう。これが,田中正人さん(大会プロデューサー)と野々山晴之さん(レースディレクター)の手によるコース設計なんだと感心したり驚いたりでした。
コースは,これまで経験したようなトレイルコースだけではなく,崖をよじ登るようなところや,逆にロープがないと滑落しそうなところ,垂直に近いのではないかと思うような階段,さらに真っ暗な巣彫りのトンネル,そして広大な採石場跡(普段は立ち入ることができないようです)などを走るめっちゃ楽しい大会でした。
またこの日は,山の稜線にでると吹き飛ばされるのではないかと思うほどの強風が吹き荒れていました。

結果:4時間24分45秒 223位/739人中 (年代別 21位/77人中)

やはり家の近所の丘(笑)での誤魔化し練習ではダメですね。足の痛みだけでなく,トレランの足ができていないのか両方の腿(大腿筋・内転筋)が攣りまくりでした(情けない・・・)。

しかし大会そのものは,スタッフも少ないなか必死でサポートしていただきありがたかったです。ただ,ワッキー(和木香織利)さんに会えなかったのが残念でした(笑)。


正面の山が今回のメインとなる「鋸山」です(保田駅より)。

     


みんな必死で上っていますが,全員がコースミスです(笑)。
第一エイド,前方はこれから山に入っていく渋滞の列です。

    


ランナーが続々とやってきます。
階段地獄になると,やっぱり渋滞・・・。

    


写真では判りにくいのですが,垂直じゃないかと思うような下り階段です。
こんな気持ちのいいところもちゃんとありますよ。でも滑ります(笑)。

    


後ろのランナーさんもよじ登ってこられました。
親父の小休止(笑)。

    


ロープが頼りの急斜面,滑ると真っ逆さまに・・・・・・
気持ちよさそうですが,木の根が蜘蛛の巣ように張っています。

    


下りがあれば次は上ります(笑)。
冬には綺麗な水仙が見られることでしょう。

    


第二エイドです。コーラを3杯もいただいてお腹がパンパン!
このコースのメインステージ(あくまでも親父の感想)まであと少しです。

    


どうです,この景色。ランナーが岩山から駆け下ってきます。
仮面ライダーのロケにでも使われそうですね。

     


なかなか絵になりますね。

    


せっかく下りてきたのに,今度はまた上りま~す。

     


千葉県にこんなところがあったんですねぇ。

    


ゴールしました。
駅で電車を待つあいだにお話を聞いた74歳のこの方,今日がトレランデビューだそうです。そして,28Kmを5時間15分で完走されました。当然年代別第一位です。
更に聞くと,この春の佐倉マラソンを4時間07分33秒で完走されたそうで,年齢別全日本マラソンランキングでも21位にランクされている凄い先輩でした。T嶋さん,貴重なお話をありがとうございました。

    


女子の部の表彰式です。みなさん素敵な美ジョガーさんです。このコースをビブラムで走った「福島 舞ちゃん」も堂々の三位入賞です。
最後に・・・プロデューサーの田中正人さんです。

    


駅の待合室で待つこと4時間半,なんとか電車も動き始めて我が家に帰ることができました。
参加者1,000名ほどの大会ですが,また参加したいと思うレースでした。そして来年は,サブ4を目指すことにしましょう。


鯖街道の旅

2012-05-21 | 大会レポ(トレラン)

全国各地のウルトラ(トレイル)マラソンなどに参加されたみなさんお疲れ様でした。
私も5月20日(日)に「京は遠ても十八里」の「第17回 鯖街道ウルトラマラソンAコース(76Km)」に参加してきました。右足に不安はありましたが,グルグル巻のテーピングとロキソニン錠(3錠),そして大会スタッフやボランティアの方,沿道のみなさんの声援でなんとか完走することができました。
記録 : 9時間46分13秒  (なんとか最低目標の10時間切りはクリア)

昨夜,下書きだけで疲れてしまったほど長い駄文ですが,一話完結です(笑)。

�6時(0.0Km):いずみ町商店街にある「鯖街道の起点」をスタートし,800m級の峠を3つ越えてゴールの京都出町柳を目指します。
今年新調された横断幕の下でスタートを待つランナーさんですが,やはりウルトラマラソンですね。スタート3分前というのにみなさんリラックスされています(というより,緊張感なし(笑))。Aコース(本鯖)の参加者はエントリーベースで392人です。

    

    


走るパティシエ「キリ」さん(青)。京都市梅津にあるスイーツショップ「Sorcier」のオーナーパティシエさんです。ケーキのご用命は当店まで(笑)。
�6時51分(9.4Km):下根来(しもねごり)エイドに到着,壁面には「鯖街道」の絵が描かれています。それにしても,いつものことですが明らかにオーバーペースです。

    


天然の水場も用意されています。この方(S友さん),昭和22年生まれだそうですが,ウルトラマラソンは30回以上,全国のトライアスロンにも多く参加されているアイアンマンです。ほかにもサロマンブルーの方や本鯖10回目といったベテランの方々ばかりで,しかもこの上り基調の道をキロ5分20秒~30秒で楽々と走られます。
�7時29分(15.0Km):上根来エイドに到着。調子に乗って走っていましたが,13Km過ぎに右足甲に痛みを感じるようになり,ここでいよいよロキソニン錠投入。

    


エイドを過ぎると根来坂峠(875m)に向かうトレイルに突入します。鴨川走友会の「イエバン」さん(写真)が「ここはきついですよ,頑張ってください。」と言いながら追い抜いて行かれました。上りの途中でスタッフの方に「現在62位」とお聞きしましたが,北摂を走ろう!の「けい」さんを始め,この後どれだけの人に抜かれたことか(涙)。

    


�9時02分(27.0Km):根来坂峠から長い下りを降りてきて,百里小屋エイドに到着。手押しポンプの井戸水が冷たくて美味しいです。「そうめん」もまた美味しくて,お代わりまでしてしまいました。

    


33Km付近の私設エイド,かわいい姉妹がお世話をしてくれます。ありがとう。
�10時04分(36.0Km):山本酒店前エイドに到着。オレンジもゼリーも美味しいけど,ビールが恋しい・・・,でもここは我慢(涙)。
桑原バス停付近で後方から,「鈍足さ~ん」と呼ぶ声が・・・,北摂を走ろう!の「JIM」さんです。エール交換のあとも快調に飛ばして行かれました。

    


10時24分ごろに川合付近で久多川を渡り,10時に梅ノ木をスタートしたBコース(半鯖)の選手と合流しました。みなさんはスタートして4Km,軽やかな足取りで走っていらっしゃいます。それにしても女性ランナーさんが多いです。今辻峠に向かう坂の途中で「三国橋オヤジ」さんや鴨走の「よこちゃん」さんたちと出会ってしばし談笑。
�10時39分(41.2Km):久多エイドに到着。ゆっくりしようにも,Bコースのみなさん(参加者369人)と合流したことでエイドも大混雑です。ここで,おにぎりとともに2回目のロキソニン錠投入(笑)。

    


オグロ谷沿いの上りの林道が終わると,オグロ坂峠(860m)に向かって長~い九十九折の登山道を更に上ります。
この途中でアクシデント発生・・・,なんと倒木に顔面から激突,怪我はなかったものの眼鏡が壊れてしまいました(涙)。眼鏡がないと近くも遠くも見えません(裸眼の視力は,「0.1」以下)ので,足元の石や木の根にもいつも以上に気をつかいます。

    


�11時51分(46.8Km):八丁平エイドに到着。ここでは「冷やし飴」をいただきます。ここから楽しい下りのトレイルのはずだったのですが,足元がよく見えないために「恐る恐る走っている。」という後傾状態になっていたようです。それでも攻めるところは攻めて,かなりのランナーさんに走路を譲っていただきました(例によって上りが苦手なので下りで稼ぐしかありません)。
�12時36分(52.0Km):なんとか無事に尾越まで降り,ロードを走って大見エイドに到着。ここではコーラにコーヒー牛乳,そしてメロンまでいただきました。そろそろリタイアを申し出る人もチラホラ・・・。

    


�13時37分(56.8Km):下ったら上る。今度は長い長いガレた林道をひたすら上って上って杉峠(820m)に到着。
名物「豆腐そうめん」をいただきます。あっ,最後の「杏仁豆腐」を食べたのは私です。そして,ここからの長い下りに備えて3回目のロキソニン錠投入。
鴨走のみなさんです。先行してもすぐに追い抜かれてしまいます(涙)。

    


杉峠のエイド手前で,女性ランナーさんが東の方を指差して,「琵琶湖が見えていますよ。」と教えてくださいますが,レンズを失った伊達眼鏡では見えるはずもなく,示された方向に向けてシャッターを押してみました。

     


�14時22分(63.6Km):杉峠からは,花脊峠を経て鞍馬までロードの激下りです。地面の凹凸がよく見えない不安はありましたが,ここは足が壊れても激走して時間短縮するしかありません。
鞍馬の街中にも私設のエイドがあり,コーラとなんと「出町ふたばの豆大福(餅)」(大人気の和菓子です)をいただきました。甘いものが美味しかったです,ありがとうございました。そして,到着した鞍馬エイドには,鴨走のみなさんがメンバーの応援にこられていました(部外者の私にまで声援をいただき恐縮です)。
その後,市原エイドに向かっていると前方から手を振って走ってくるランナーの人影が・・・(よく見えません),おぉ~,応援ランで鞍馬に向かう途中のスピードスター「よしさん」ではないですか。確かに元気をいただきました。

    


�14時41分(66.7Km):市原エイドに到着。この後にくる最後の上りに備えて,頭から冷水を掛けてもらって体を冷やします。ここでは美味しいマーマレイドがいただけます。パンに添えても良し,リッツに載せても良し。
市原エイドを出て上り坂の頂上付近で,応援ランと思われる三人のランナーさんから激励を受けて山幸橋に向かいます(もしかしたらわたっこさん?)。
�15時15分(71.5Km):加茂川河川敷に降りて,最後のエイドとなる西加茂橋南エイドに到着。「トマトおじさん」こと松田エイド長から元気をいただきゴールを目指します。

    


�15時46分(76.0Km):出雲路橋を渡り加茂川右岸に降りて,葵橋,出町橋とくぐってゴールテープを切ります。ゴールの瞬間には,ゼッケン番号と名前を紹介してもらい,福井県,滋賀県,京都府と走った76Kmの長~い旅も終わりました。その後は,参加賞の「焼き鯖」と「スポーツバック」をいただいてその辺りにへたり込み,豚汁とビールで疲れた身体を休めます。

    

イエバンさん,けいさん,JIMさん,三国橋さん,よこちゃん,たかっちゃん,ねこのてさん,さっちゃんさん(?),そして応援いただいたごるじゅさん,ぽろりさん,ひろっちゃん,りょーさん,streamerさん,よしさん・・・ありがとうございました。


ダイトレ完踏記

2012-04-09 | 大会レポ(トレラン)

昨年に続いて「第38回 大阪府チャレンジ登山大会(通称:ダイトレ)」(山岳マラソンの部)に参加してきました。
今年は混雑緩和のためマラソンの部のウェーブスタートは,30分繰り上げて6時半からに変更されましたが,私の場合そんなに早く到着することができませんので,7時40分の組でスタートします。同じ組にはワンパパさん,へぇさんとスピードランナーが揃っていますので惑わされないように気をつけないと・・・(笑)。
受付を済ませて,スタート地点の様子をうかがうと7時ちょうどスタートのペコ@さんとゆるりんさんが並んでいます。聞くとtakacchさんご夫妻は6時50分の組で既にスタートされたとか,皆さん気合が入っていますねぇ。
会場受付付近には,青空に映える「白木蓮」と「紫木蓮」が並んで咲いていました。

    


スタート前に,(左から)初トレイルのワンパパさん,(親父),夜勤明けのよしさん,ウェイトオーバーだとおっしゃるへぇさん,参加証を忘れて取りに戻りテンションが下がったとおっしゃる鹿男さんと(撮影は,鴨走メンバーのお見送りに駆けつけてくださったマルチャンさんです)。

     

�7時40分いよいよスタート 飛び出し過ぎたのですぐに中段から後方に下がります。ワンパパさん,へぇさんは,ガンガンと飛ばして行かれました。一応目標タイムを設定したので意識はするものの,上りがなかなか走れません。
咲いているかな?と楽しみにしていた岩屋峠「二上山万葉の森」の桜も,つぼみ膨らむといった段階でした。その岩屋峠からは激坂を一気に駆け下ります。

     


スタート直後の写真。アホな親父は,ワンパパさんやへぇさんよりも前(先頭の方の奥)を走っています(笑)。

     
     <写真は,山岳連盟さんのHPからお借りしました。>


�8時05分(25分):竹内峠下(3.1Km)に予定どおりのタイムで到着
女の子もコイノボリを背に登山の部にチャレンジしています。
この先,岩橋山に向かう途中の下りで「れみママ」さんを追い抜いたようなのですが,気付くことができませんでした。申し訳なかったです。

    


�8時54分(49分):岩橋山(9.0Km)に到着

     
     <写真提供:よしスポーツ>


いよいよ葛城山に向かう丸太階段地獄五連発の始まりです(笑)。

    


�9時48分(54分):初級ゴールの大和葛城山(13.6Km)に到着
次に向かう金剛山も綺麗な姿を見せてくれます。

    


ここからは「走行禁止」と表示された部分も含めて急坂を一気に400mほど下りますが,段差の大きな階段にガレ場,岩場と転倒すると怪我は必至という危険箇所です。

�10時09分(21分):水越峠(13.6Km)に到着
上の写真を撮っているときに,金剛山をバックに写真撮影を頼まれたにもかかわらず,その危険箇所を予想以上に早いタイムで降りてきたようで,通算5分の貯金ができました。

     


しばらくは舗装された林道(ガンドガコバ線)を進み,カヤンボ付近から金剛山に向かう丸太階段に挑みます。昨年はこの付近で足が攣ってしまいましたが,今年はその兆しはまだありません。
金剛山は,前日降った雪がまだ残っています。 
  
    


�11時08分(59分):中級ゴールの金剛山(一の鳥居)(21.1Km)に到着
金剛山から一旦下り,中葛城山に向かう急な丸太階段を過ぎると比較的楽(な気持ち)になります。中葛城山の標識がある付近は,景色もよくリラックスできる雰囲気のところで,空腹感を憶えたこともあり,のんびり「ブラックサンダー」を頬張っていると,20分後にスタートされた鹿男さんがスイスイと駆け抜けていかれました。さすがダイトレ5時間を切る方の走りは違いますね。

    


サボる親父(後ろ向き)と,20分後のスタートから追いついてこられた鹿男さん(右奥)。

     
     <写真は,山岳連盟さんのHPからお借りしました。>


行者杉のエイドが近づいた頃に,後方から「鈍足親父さ~ん」と声を掛けてくださる方が・・・,ブログ「一期一会」のコサクさんでした。コサクさんもいろいろな「ド・M大会(笑)」に参加されているつわものです。

      


�12時16分(68分):行者杉(27.3Km)に到着
エイドや途中で休憩し過ぎたのか,これまでの貯金をすべて吐き出し逆に2分の借金まで負ってしまい,5時間半切りが危うくなってきました。

    


タンボ山を巻いてブンタ谷分岐の残り4Km地点で,5時間半切りはほぼあきらめムードです(笑)。ここからの下り丸太階段は段差も大きく,一段一段飛び降りるという感じで脚への負荷も相当なものでした。
最後のトレイルを終えてゴールまでは,ロードを約2Km走ります。ロードに入ると昨年と同様に美ジョガーさんに抜き去られましたが,今年は必死の抵抗を試みて下りで一気に抜き返してそのままキロ5分を切るペースでゴールに向かいます。
ところが昨年「ゴール」だった場所には何もありません???気持ちも萎えかけましたが,仕方がないのでそのまま400m~500m走り続けるとやっと「ゴール」の横断幕が見えてきました。昨年は工事の影響でゴール地点が少し手前に設置されていたのでした。
そしてゴールラインの向こうに見えてきたのは,あまりにも遅い親父を待ちかねた多くのラン友さんたちです。takacchさんもよしさんもカメラを構えてくれています。

     
     <写真提供:よしスポーツ>


�13時13分(57分)上級ゴールの南海天見駅(36.0Km)に到着
ゴールすると,一緒に走った仲間たちのほかに,今日は「お花見マラニック」だったはずの「チームM」のmasahikoさんとかおりんさんがいらっしゃるではないですか。なんでも目的地の桜が咲いていないということで急遽「サプライズ応援」に駆けつけてくださったのでした。金剛山での私設エイドには鈍足すぎて間に合いませんでしたが,ゴールでいただいたドライフルーツ,美味しゅうございました。

     


記録:5時間33分41秒(17分59秒更新)
残念ながら目標とした5時間半を切ることはできませんでしたが,今年も楽しく走ることができました。それにしても連覇を達成された関西トレイルランナー改めテッピィーさんは,こんなハードなコースを3時間14分34秒で走られるのですからもうび~っくりです。
2,500人を超えるランナーや登山者の方でダイトレも満員御礼状態でしたが,「すいませ~ん,右通りま~す。」などと後ろから声を掛けると,登山者の方は「頑張ってくださいね。」と気持ちよく走路を譲ってくださいます。
また,36Kmのダイヤモンドトレイルを完踏する間には,スタッフやボランティアの方にたいへんお世話になりました。ありがとうございました。

     

     

アフターは,「天然温泉 河内長野荘」で汗を流し,生ビールで(親父は日本酒も)極楽気分に・・・。


遅い速報

2012-04-08 | 大会レポ(トレラン)

ダイトレ完踏しPBは更新しましたが,すいませ~ん,目標は達成できませんでした(涙)。
懺悔の値打ちもないほどに情けないです。

     

C  P   昨年   目標   結果  
竹内峠下  0:27   0:25    0:25
岩 橋 山  0:52     0:50     0:49
葛 城 山  0:57     0:55     0:54
水 越 峠  0:24     0:24     0:21
金 剛 山  1:04     1:00     0:59
行 者 杉  1:08     1:00     1:08
ゴ ー ル  0:59     0:55     0:57
  計    5:51     5:29     5:33

ゴール地点が500mほど伸びていたことを考慮すれば,金剛山~行者杉でタイムを稼げなかったことが敗因ですね。


六甲CB後編

2012-03-26 | 大会レポ(トレラン)

宝塚を再スタートして「ついさっきも,ここ走ったなぁ」などと考えつつ,東六甲縦走路の激坂をあえぎながら上っていると,後方からどこかで聞いたような「はっ,はっ,はっ,はっ」というリズミカルな息遣いが聞こえてきます。振り返るとあの階段ランナーさんが「鈍足さ~ん」と呼びながら走ってこられます。「げっ,こんなぐちゃぐちゃの激坂を走ってるし・・・。」上位狙いの方をあまり引き止めるのも申し訳ないので写真を撮って送り出しました(笑)。階段さんは,ハーフの部をぶっちぎりで優勝されました。山上付近ではプチトレイルを避けて車道を利用される方も多いなかで,忠実に全山縦走路をたどり,最高峰にもタッチされての価値ある優勝です。

東六甲縦走路分岐から凍結した道路を慎重に走って着いた最高峰下のライダーエイドで,本日二杯目の「ぜんざい」で元気をいただき,その後もひたすら遠い遠いゴールを目指します。
摩耶山の掬星台カップ麺エイドでは,前日の練習会打ち上げでウーロン茶しか飲まなかった(笑)ハーフ組のヨシカさんとレギュラーの(たぶん)ぱるさん(すいません,お名前お聞きするの忘れていました)に出会いました。お二人ともお速い方(ぱるさんは往路を2番手)で,先に出発したにもかかわらず,簡単にかわされてしまいました。
このころになってくると足(特に足首から下)もボロボロです。両足の足底筋,足の甲,親指の付根・・・次々とあちこちが痛み始め,そのうちにどこが痛いのかもわからなくなります(笑)。それまでは,往復19時間切りもいけるかな?などと欲深く考えたりもしましたが,脚が「走りたくない。」と言っているので,当初の目標どおり20時間切りを目指すことにしました。目標といっても,(たしか)takacchさんに聞かれたときに「20時間ですかねぇ。」と答えたぐらいであまり考えてもいなかったのですが(笑)。

「走らんかいっ」の再度エイド(チンタ再度店(ROエイド))で「豚汁」を,お坊さんランナーで裸ランナーの「モモちゃん」さんからは元気をいただき,またまた生き返ります。ただ,こにいらっしゃったROLL-OUTのKATOさんに,ちゃんと挨拶できなかったことが悔やまれます(「KATOさん,失礼しました。」)。
鵯越を過ぎた付近では,後からスタートされたレオちゃんも追いついてきて「16時間切り狙いま~す。」と言いながらかっ飛んで行かれました。

終盤になると,追いついてこられたハーフのランナーさんとのエールの交換や(中には「鈍足親父さんですね?ブログ見てますよ。」とおっしゃってくださる方も),ハイカーさん・一般トレイルランナーさんからの声援は,ほんとうにありがたかったです。赤のゼッケンがレギュラー(往復)の部ということをご存知のハイカーさんも多かったです。また,「どこから走ってきたのですか?」とハイカーさんによく聞かれたのですが「須磨からです。」と言うと「はっ?逆ですやん。」と反応されるので「いえ,須磨から宝塚に行って須磨に帰るところなんです。」と丁寧にお答えすると「えっ,(絶句)・・・。」まぁこれが普通の反応ですよね(笑)。

ジュンマンさん(でいいんですよね?)のご自宅エイドで奥様からバナナなどをいただき,足の痛みも忘れたふりで高取山も一気に制覇し(と言いつつ,キャンプ組のランナーさんと小休止(笑)),さらに激坂を越えて須磨アルプスを過ぎると,あとは「おらが茶屋」から旗振山,鉢伏山を越えてゴールするだけになりました。ここで待っているのが,「おらが茶屋」に続く324段の階段地獄ですが,もうゴールしか見えません。そして鉢伏山から一気に石段を駆け下りて行くとゴール付近から大声援が聞こえてきて感動のゴール。ゴールするとスタッフの美女が「64位で~す。」と言って「64」と書いた紙切れ(笑)をくださいました。「えっ,68人中?」と聞くと「いえいえ,レギュラーもハーフも含めてですよ。」と・・・,「???」つまり,出発時間も違うし順位ではなく,単にゴールに到着した順番ということですね。ということで,188人中64番目に須磨浦公園にたどり着きました。
こうして長かった親父のキャノンボールも,19時間43分28秒(往路:8時間58分26秒,復路:10時間44分52秒)で無事終了しました(ゴール後,時計を止めるのをしばらく忘れていたので,合計時間とそこから逆算した復路の時間は少し正確さに欠けていると思います(汗)。)。
この後,三ノ宮で打上げも用意されていたのですが,翌日も朝から仕事を控えているので(というより眠い(笑)),共同主催の繁ちゃんさんとしんちゃんさん達にお礼の挨拶をして家路につきました。

まだまだ途中には,出会いやエピソードもあったはずですが,一晩寝たら記憶が・・・(汗)。
「キャノンボール」,半端なくしんどいレースでしたが,痛かろうがきつかろうが,なぜか途中でリタイアしようというようなことはまったく考えなかったです。というか,寒くても苦しくてもレース中ほんとに楽しく,手作り感いっぱいで人の温かみさえも感じる素晴らしい大会でした。スタッフのみなさん,参加されたキャノンボーラーのみなさん,そしてご心配やご声援をいただいた多くのみなさん,ありがとうございました。おかげ様で親父もキャノンボーラーの仲間入りができたかもしれません。
これからも楽しみな「キャノンボール」,そしていつか行われるであろう「レジェンド オブ キャノンボール」(1往復半:168Km),いったいどんなキャノンボーラーが伝説を作るのでしょうか?


再スタート後に「繁ちゃん」さんと出会いました。「足は大丈夫ですか?」とか「痛いところはありませんか?」と年長の親父を気遣ってくださいました。

     


明るいトレイルは気持ちいいですねぇ。

    


ハーフ優勝の階段ランナーさん,激坂を1時間も走ってきたとは思えない余裕の表情です。

             


東六甲縦走路で出会ったMTBのお二人,特に凍結路は苦労したとおっしゃっていました。これを担いでの六甲縦走,親父には考えられません。

    


そのライダーさんに撮っていただいた,まだまだ元気な親父です。

     


掬星台のカップ麺エイドでお食事中のヨシカさんと(たぶん)ぱるさん。

     


お二人ともまだまだ余裕でかっ飛んで行かれます。

    


ROOL-OUTのひろこさん,ここ(大龍寺自販機)に来てこの余裕はさすがです。もちろんレギュラー女子の部トップゴールです。
一方,カラ元気だけの親父(汗)

    


「激坂ビヤ~ン」の横断幕,再度エイド(チンタ再度店)に帰ってきました。温かい豚汁をいただいて元気モリモリ。

    


この朝の顔出しボードはこの方といっしょに・・・,関東から参戦の「モモト」さんです。な,なんとこの方,昨夜の吹雪のなかでもこの姿で走られていたそうで,さすが裸のランナーさんですね(恐)。身の危険も感じたと本音も少し・・・。

     


菊水山から見た風景

     


そしてゴール
最後にチンタのしんちゃんさんと記念のお写真

    


六甲CB前編

2012-03-26 | 大会レポ(トレラン)

何を血迷ったか勢いでエントリーしてしまった「第6回六甲縦走キャノンボールラン(レギュラー112Km)」に参加してきました。午前中は,長居練習会でのんびり15Kmラン,そのあと打ち上げの飲み会。家でしばらく仮眠する予定にしていたのですが,準備やブログ・ジョグノの更新で結局寝る間もなく出発時間に・・・。

私のレースレポとしては,珍しく長くなりそうなので前編・後編で
六甲縦走キャノンボールは,六甲全山縦走路を駆け抜けようというもので,今回からレギュラー(須磨⇒宝塚⇒須磨)とキャンプ(宝塚⇒掬星台泊⇒須磨)の部が正式採用され,従来の種目(須磨⇒宝塚(または逆も))が「ハーフ」という名称になってしまいました。
今回で第6回を迎えるこの大会は,なんと過去5回とも雨に降られるという荒天トレランレース(笑)。そして今回も・・・。
参加者:レギュラー(往復)68名,ハーフ(片道)113名,キャンプ(片道)7名ということで,その参加者は前回から見ると約3倍にまでなったそうです。わずか15名で始まったというのに,口コミだけでこの規模になるのですから人気の程がわかりますね。また,レギュラー&ハーフのなかにはMTBで参加の方もいらっしゃいます。
レギュラーの部の優勝は,やはりというかさすがというか「かっちん」さんで,往復を13時間あまりで駆け抜けられました。

20時頃に山陽電鉄須磨浦公園駅に降り立つとすでに多くのキャノンボーラーが集結しており,準備に余念がありません(親父も両足膝&ふくらはぎにニューハレV,足裏にもテーピング)。手土産を携えた関東組のお顔も見えます(「五家宝」ごちそう様でした)。そして先日試走の途中でお会いした「ようこ」ちゃんにもご挨拶。
スタート時刻の21時前になると開会式(?)が行われ,主催の「けんこう堂」繁ちゃんさんから「落ちないように,死なないように。」と挨拶があり,レオちゃんの選手宣誓・エールのあと,ユッキーさんの「スタート~」の掛け声で数十名の選手(一部23時30分出発組もいます)が一斉に鉢伏山に向かって走り始めます。繁ちゃんさんや共同主催の「チンタ」のマスターしんちゃんさん達は,選手の様子を見ながら前後を行ったり来たりと気を遣っていただき,ほんとにありがたいことです。

スタートしてから,いくつかのお山や例の「400階段」もクリアして鈴蘭台の下水処理場付近までは予想以上に順調(すぎる)で,ROLL-OUTのひろこさんなどと前後しながら走っていたのですが,菊水山にかかる頃には早くもペースダウンし,ひろこさんにも一気に引き離されてしまいました。それでもたんたんと(しんちゃんさんが「いつ会ってもたんたんと走ってましたねぇ。」とおっしゃっていたので(笑)。)走っていると大龍寺の手前で「走らんかいっ」の顔出しボードが,この再度ナイトエイドでバナナをいただき摩耶山を目指します。深夜1時頃摩耶山山頂手前で雪模様となり,「やっぱり雨の大会だったか~。」などと思いながら掬星台に到着。そこからは,雪も風も一段と激しくなり,まるで吹雪のなかを走っているような状態でした。さらに一部車道も走るのですが,その車道も積雪に加えて凍結して危険な状態のなか,私の前後でも数名の方が転倒されていました。

六甲最高峰を過ぎたところにも私設のエイドが設置されていて,温かい「ぜんざい」をいただき生き返った気分です(ここのエイドの方(ライダーさん)は,カメラマンも兼ねられていて,写真も撮ってくださいました)。そこからも引続きスリップに注意しながら下り基調の車道を走り,カーブ113から足元がぐちゃぐちゃになった東六甲縦走路に入ります。そしてこの先でトラブルが(笑)・・・,ハイドレから給水しようとしてもいくら吸っても水が出てきません。あれっ?と思ってよ~く見てみると,なんと飲み口の装置の中が凍結しています(愕)。しょうがないのでサイドポケットに入れた「炭酸抜きコーラ」を一口。結局宝塚に着くまで融けませんでした。他の方に聞いてみると凍った人,凍らなかった人いろいろでした。
9時間切りも見えていたので,折り返してこられる(早っ!)ランナーさんにエールを送りながら,塩尾寺からの激下りを数名の方達と駆け下って,ギリギリ9時間切りの8時間58分26秒で宝塚に到着。
ゴール地点の有料エイド(ローソン)で調達した「どんべえ」で腹ごしらえしていると,ハーフ参加のランナーさんがぞくぞくと集まっています。この後7時半にハーフの方たちと一緒にスタートしてもよかったのですが,東六甲縦走路が混雑しそうだったので少し早めに出発させてもらいました。というか,このへんはまったく自由です。


スタート前の光景

    


いただいたゼッケンと手作り迷子札(笑)

     

     


足の怪我もだいぶ癒えてきたというレオちゃんと

     


共同主催の「繁ちゃん」さんと「しんちゃん」さん
こちらはスターターの「ユッキー」さん

    


六甲をこよなく愛するレオちゃんの選手宣誓

    


再度ナイトエイドの顔出しボード,あれれっ,向き違ってるし・・・(笑)。
雪の掬星台で小休止

    

    

後編へ・・・


ダイトレ完踏

2011-04-11 | 大会レポ(トレラン)

4月10日「第37回 大阪府チャレンジ登山大会(通称「ダイトレ」)」(山岳マラソンの部)に参加してきました。本格的なトレイルレースとしては,初めて参加します。

この大会は,奈良県葛城市の「ふたかみパーク當麻」から,二上山(517m)の中腹を経てダイヤモンドトレール(ダイトレ)へ⇒岩橋山(658m)⇒大和葛城山(959m)⇒金剛山(1,125m)一の鳥居⇒神福山(792m)⇒タンボ山(763m)等を縦走して紀見峠の手前でダイトレと別れ,大阪府河内長野市の「南海天見駅」に至る36.0Km,累計高低差(登る高さ)2,000m超の過酷なトレイルレースです。プロトレイルランナーの「鏑木 毅」さんは,2000年~2004年のこの大会で5連覇を達成されています。

     


朝7時少し前に会場に到着し,受付と募金を済ませて落ち着き場所を探していると,いたいた「レオちゃんマン」さんです。そのあと「ぺこ」さん,「takacch」さんご夫妻等が続々と到着されます。また,スタート待ちの間に「酒盛竜馬」さん(すいません,コメントいただくまでHNが判りませんでした。)が,手作りゼッケンを見られて声を掛けてくださいました。またどこかでお会いしましょう。
混雑を避けるために50人単位の10分間隔ウェーブスタート制になっていますが,最初のグループが7時ちょうどにスタートし,レオちゃんが7時30分の組,ぺこさんと私が7時50分の組,その10分後の8時ちょうどにtakacchさんご夫妻,酒盛竜馬さん達がスタートされます。

�7時50分,いよいよスタートです。最初やる気がなさそうに隣に並んだぺこさんも,スタート数分前になると「なんだか燃えてきました~」と言ってスタートと同時に先頭集団でかっ飛んで行かれました。私は同組の20番手ぐらいをゆっくりと付いて行きますが,本番でも上りはほとんど歩きで,後発組にどんどん抜かされます。3時間~4時間台のランナーさんは,こんなオフロードでも驚異のスピードです。takacchさんも約8Km地点で「親父さん,お先に~」と言って走り去って行かれました。

レース中に,ゼッケンを褒めてくださった女性ランナーさんとずっと競っていたのですが,上りにめっぽう強い方で下りでなんとか追いついて,また上りで離されるということを繰り返しながら,結局最後の最後に一気に離されてしまいました。それにしても女性のトレイルランナーさんや山ガールさんがこんなに多いとは正直驚きでした。

     

     

7時50分スタート組の集合写真

     

    


スタートから祐泉寺まではロードを走り,そこから登山道を岩屋峠まで一気に上り,今度はエイドのある竹内峠下(大日池)まで急坂のロードを駆け下ります。無理をすることもなく,このあたりまでは「二上山万葉の森」の桜を楽しむ余裕もあったのですが・・・。
�8時17分(27分):竹内峠下(3.1Km?)到着。

    


平石峠を経由して岩橋山に向かいます。
�9時09分(52分):岩橋峠(9.0Km)到着。

     


大和葛城山までは,幾度となく急な丸太階段が現れます。まさに天国への階段,いやいや地獄への・・・かもしれませんね。この苦しいところで道を譲ってくださった登山者の方に「鈍足親父さん,頑張れ~」と大きな声を掛けていただきました(そうなると立止まるわけにもいきません)。

    


�10時06分(57分):初級ゴールの大和葛城山(13.6Km)到着。次は金剛山(写真右)を目指します。

    


ここからの下りは,かなり急で「走行禁止」の表示がされていますが,なんとか走ろうとする悲しきランナーの性(上りは歩きますが何か),でもコースも狭くガレ場や岩も多くてどうしても渋滞します(それにしてもこの区間を16分で通過したレオちゃんは,走るというより飛んで行ったのでしょうね)。そして,
�10時30分(24分):水越峠(15.7Km)到着。一気に400mを駆け下ってきました。途中の水場で「金剛の水」を一杯,その先からは,また丸太階段地獄です。

    


ついに,カヤンボ付近の丸太階段で左足太腿が攣り,レオちゃん推奨の「練り梅」を注入(なんとか数分で回復),しかし,この後「一の鳥居」に到着するまで2度も攣ってしまい,その度に「練り梅」のお世話になり,結局チューブ1本完食(笑)。この付近で山伏姿の「hidetyan」さんにお会いしました。
�11時34分(64分):中級ゴールの金剛山(一の鳥居)(21.1Km)到着。ここのエイドではスポドリとバナナをいただきました。

    


中葛城山に向かう急な丸太階段(本日4度目の足攣り)を過ぎると比較的楽になりますが,それでも幾度となく登場するこまかなアップダウンが使いすぎた足にはかなり堪えます。
�12時42分(68分):行者杉峠(27.3Km)到着。最後のエイドです。
ちょっと薄めの「エネルゲン」をいただき,残り8.7Kmに挑みます。なんとか6時間切りもいけそうです。

    


タンボ山を越えてブンタ谷分岐からは,かなりな段差の丸太階段を飛び降り,さらに九十九折のシングルトラックを駆け抜け,ラスト2Kmは舗装道路を走ります。
�13時41分(59分):上級ゴールの南海天見駅(36.0Km)到着。

     

     


記録:5時間51分40秒 とにかくハードなコースでしんどいレースでした。
ちなみに各部門のトップは,一般男子の部:3時間29分37秒,壮年男子の部:3時間50分40秒,女子の部:4時間17分09秒
そして,ぺこさん:4時間31分,レオちゃん:4時間37分,takacchさん:4時間53分,みなさんさすがに速いですねぇ。takacchさんの奥様も6時間15分で完踏されました。

1,000名を超えるランナーと,やはり1,000名程の登山者(いずれも未確認)のため,ところどころ渋滞が発生します。しかし,登山者の方はとても気持ちよく道を譲ってくださり「頑張ってください。」と声まで掛けてくださいます。また,スタッフ&ボランティアの方には,スタートからゴールまでたいへんお世話になりありがとうございました。

今回はこのゼッケンです。「sosono55」さんが紹介されていた「妹尾昭吾」さんのイラストもお借りしました。ゴール地点でスタッフの方が「上級」踏破のスタンプを押してくださいました。

     


記録書や参加賞(Tシャツ)は,後日送付されるそうです。また,「踏破認定証」(有料)もお願いしました。
しばらくゴール付近で休んだあと,南海電車で難波まで出てtakacchさんご夫妻と軽く(?)打ち上げをし,本大会終了
不思議なことに今日は,ふくらはぎに少し張りが残っているものの筋肉痛などの痛みや違和感はありません


4月20日「認定書」が送られてきました。

     


返り討ち~

2010-08-29 | 大会レポ(トレラン)

行ってきました「夢高原かっとび伊吹2010」。標高差 1,157mの10Kmレース,なんとかゴールだけはできました。朝からこの上ない上天気でとにかく暑かったです
結果は,昨年のリベンジのはずが,見事に返り討ちにあってしまいました
記録(速報):2時間00分47秒 昨年の記録より 9分も遅くなってしまいました。

会場に着いて,準備をしながらふと横を見ると,あれっ,「HIGUっち」さんかなと思い確認すると「親父さんですねっ,そうかなと思っていましたよ。」ということで,忍者武術大会以来の再会です。そして,少し向こうに目をやると,忍者衣装の人が・・まさかと思い「S川さんじゃないですか?」と声を掛けてみました。すると「おうっ」ということでこちらも再会です。
さらに,スタート時間も近づいたころ,「しんろく」さんを探していると「どうもぉ,親父さ~ん」と声を掛ける人が・・・「あっ,ラン活deラン友の,溝さんじゃないですかぁ~」またまた再会です。ほんとに変態レースが好きな人達ばかりです
あとは,伊吹をこよなく愛する「しんろく」さんですが,会場のあちこちを歩いて姿を探すものの,結局お会いすることができませんでした。残念!目にすればすぐに判るゼッケン番号だったんですがねぇ~。

さて,レースですが,スタート後 200m付近で「あっ!」「あっ!」という声に振り向くと,少し後方にいらっしゃった方が,なんと側溝にまともに転落するというアクシデントが・・・,スタート後の渋滞のなかを,前に出るため無理をされたようです。ご自分で起き出そうとされていましたが大丈夫だったでしょうか?

500m付近までは,「HIGUっち」さんと並走していましたが,そのうちに見失ってしまいました。登山口から林道の九十九折れの急坂を登り,1合目のエイドに到着。ここで早くもコールドスプレーのお世話になってしまいました。ここから旧ゲレンデ登りになるのですが,もう足がいうことを聞かずなかなか前(上)に進みません。どうにかこうにか登りきったところで,後ろからこられた「溝さん」が「お先に~」っとスイス~イと駆け登っていかれました。さすがです。

私のほうのレースは2合目でほぼ終了(涙),あとはリタイアも覚悟して行けるところまで登るという感じです。
やっぱり,暑さと登りはどうにもなりません(途中の記憶も途切れ途切れ),よくゴールできたものです。こんな調子では,伊吹山も今回で引退ですね


ほんとにいい天気です。コースのほとんどのところからゴールの山頂が見えます。が,なかなか近くならないというのは辛いものです。

     


<左>「HIGUっち」さんです。前回は,後ろからの写真でしたが,今日は正面から。背が高く(アーチに頭がついています(笑))さすがサーファーという,とても感じのいい方ですよ~。今日は帰ってから息子さんのサッカークラブに参加されるということです。
<右>スタート地点で,入念にウォッチの点検(?)をされる「溝さん」(手前の白いノースリーブシャツ)です。いつも冷静な方ですね。

    


<左>トレードマークの忍者衣装で参戦の「S川」さんと,その同僚の「M田」さんです。
<右>「忍者」さんと親父,スタート前なのでいたって元気です

    


<左>1合目からの旧ゲレンデ,まさにランナーの行列,一般の登山者の方も混じっています。
<右>2合目から3合目に向かう急坂,左のコーナー付近を「溝さん」が颯爽と走られています。

    


<左>3合目と5合目のエイドでは,このサービスがあります,まさに「力水」ですね。エイド以外でも要所に配置されたスタッフのみなさんが霧吹きによるミストサービスをしてくださいます。ありがたいことです。
<右>5合目付近から山頂を見上げると点々・・・とランナーさんが目に入ってきます。

    


<左>山頂の栄光のゴール,男性は朦朧とした表情でやっとゴールという感じ(すいません),一方の女性は笑顔で歓喜のゴールという感じ,はやり女性は強い
<右>ゴールすると一転元気を取り戻した親父,さっそくソフトクリームをゲット。2本食べている訳ではありませんよ,1本は,シャッターを押してくれた「Y田」お姉さまの分です。誤解のないように。

    


<左>一応・・・,山頂で見かけた「吾木香」です。
<右>過酷なレース後のスイカ,こんなにも美味しいとは

    

この大会に動員されたスタッフは,300人以上。
この暑さのなか登山道まで水を運び上げ,ランナーのために給水やミストサービス,そしてランナー一人一人に「頑張れ~」「大丈夫ですか~」と声援を送っていただいたスタッフの皆さん,ほんとうにありがとうございました。皆さん方のおかげでゴールできたようなものです。
そして,せっかくの山行なのにご迷惑を掛けたにもかからわず,気持ちよく道を譲り,暖かい声援を送っていただいた一般登山者の皆さんにも感謝感謝です。

帰る途中,いつものように醒ヶ井の「梅花藻」も見てきました。その記事は改めて・・・。


忍者武術大会

2010-07-04 | 大会レポ(トレラン)

「続・忍者武術大会 山城編(37Km)」走ってきました。37Kmなんとか「完踏」できました。
天気予報,見事に外れましたね。11時頃には少し雨も降りましたが,12時になるとともに日が照りだし気温も急上昇。暑かったです。
参加者は,246名(他にバイアスロン(自転車+ラン)の部に21名)

記録:4時間56分57秒(77番目にゴールしていたようです。)
後方からスタートし,初めて大会で「カメラン」に徹しましたが,前半の山登りの繰り返しで足はパンパン,後半は完全に足にきていました
きついコースでしたが,こういう手作り大会もいいものです。「井○ワールド」に嵌まりそうです。

開会式前にトイレに向かっていたら,どこかで見たお名前のゼッケンをつけた人が(この大会のゼッケンは,ナンバーより名前の方が大きく表示されています。)・・・「リリレイラ」さんと可愛いワンちゃんズです。しばらくお話しをさせていただきました。思ったとおりの美ジョガーさんでした。(サングラスの奥も見たかったな

開会式での主催,井○さんのお話し。
「~迷いやすい交差点などには,矢印を引いています。引いていないところは,こっちがメインだろうと自分で判断して走ってください。~」


ゴール後のリリレイラさんとそのお仲間(+親父)
右から「リリレイラさん」,「hidekiさん」,(親父),「takacchさんご夫妻」
takacchさんの奥様は,ハーフ以上の距離は初めてということでした(それがこの大会)。

     


壁に地図が貼られています。これをコピーしたものが全員に配られたのですが,A3サイズでは足りなかったようで,手元の地図にはコースの一部が表示されていません。が,文句を言う人は誰もいません。地図はバックパックに入ったまま,結局見ることはありませんでした。
地図の写真を写していると,主催の「井○」さんがこられて「昨日ライン引いたんやけど,夜の雨で全部流れ消えてしもうてなぁ,また3時から引きなおしたんよ。今年のコース,特にココはええでぇ~」と,ほんと気さくな方でした。

     


頼りになるのは,この矢印のラインと着物の生地で作られた目印(山の中用)です。

    


(左)スタートして5Kmぐらいでしょうか,前方に「HIGUっち」さん(オレンジのシャツの方)を発見。横に並んでしばらく話をさせていただきました。毎日15Kmの距離を自転車orランで通勤されているということで相当な脚力の持ち主です。その後,どんどん引き離されてしまいました。
(右)和束町に入ると,山の上まで茶畑が広がっています。

    

(左)「海住山寺」に向かう急坂,ここは歩くので精一杯,走るなんてとんでもないという感じです。
(右)「海住山寺」の五重の塔,国宝です。

    

(左)山道を走っていると,どこからともなく「伊賀忍者」が現れました。忍法「木の葉隠れ」でなんとか難を逃れることができました。なんて,「S川さん」何度もポーズをとっていただきありがとうございました。暑かったでしょう(この装束(背中にはちゃんと刀も)で完踏されました)。
(右)ほんとにコース間違っていないよねぇ,と心配になるようなブッシュだらけの獣道です。

    


(左)尾根まで登ると少し楽になりますが,瘠せ尾根続きで,ぬかった場所で足を滑らせると・・・(恐)。
(右)ここを登りきると楽になるでしょうか?

    


(左)この竹林を抜けてしばらくすると最後のエイドが待っています。倒木や倒竹も多く,気をつけて走らないとエラい目に遭いそうです。
(右)その最後のエイドです。ここでは「うを亀」さんが,「茶粥」や「おにぎり」をサービスしてくださいます。この茶粥を目的に参加される方も多いとか。

    


ゴールして一休温泉の入浴券をいただき,のんびり疲れを癒したあとゴールの様子を見に行くと・・・「リリレイラ」さんご一行様のゴールシーンに遭遇。みなさん,爽やかないいお顔をされています。