下北半島92山+

1/25000地形図に表示されている下北半島内の(ヤブ)山、92山+αを紹介しようと思いますが、いつになったら終わるか。

焼山

2017-06-19 07:21:42 | その他の山

後生掛温泉から毛せん峠~焼山~ベコ谷地~後生掛温泉に行ってきた。
先週に続き、八戸山水会の月例山行だ。
目論見では金曜日に会議・飲み会の青森に泊まり、次の日は夏泊半島の山で再び青森泊。
日曜日に青森から後生掛温泉にと思っていたのだが、母の世話をしてもらっている介護施設から連絡があり、土曜日の予定をキャンセル。
色々、所用を片づけ青森に帰り、泊。

8時の待ち合わせには少し早いが、5時半に青森を出発。
7時に後生掛温泉バス停近くの駐車場に着いてしまった。
温泉を見に行ったり、近くのビジターセンターに行ったりと時間をつぶし、準備に入る。

全員がそろい出発。
温泉の施設内を通過したりして、登山道に入る。
気持ちのいいブナ林の中のなだらかな斜面を歩く。
オオシラビソから樹高の低い雑木に変わると、視界が開けてくる。
毛せん峠に着くと、360°の展望となった。
遥か彼方に、雪を湛えた鳥海山がうっすらと見える。
森吉山が目の前に見える。
避難小屋に向かって降り、焼山に登り返す。
この辺りから、火山帯特有の荒涼とした光景が広がる。
山頂は???てなほど???な場所で、行ったからには一応寄ってみよう程度の場所だ。
すぐに引き返し、イワカガミの群生の中を避難小屋まで戻る。
ここから、湯の沢に向かって下り、野湯で昼食休憩。
ベコ谷地を経由して駐車場に戻った。

全体的になだらかななルートで、この季節はいろいろな花が楽しめる。
のんびり歩きにはもってこいの山だ。




(後生掛温泉から入山)



(毛せん峠 イソツツジとイワカガミの群生---他にもあったがまったくわからない)




(鬼ヶ城付近から神秘的な火口湖)




(山頂手前の最後の登り)



(外見は立派だが中はボロボロだ。建て替え予定とか?)




(湯ノ沢の野湯で)




花は教えてもらったケツから忘れるのだが、今回は不思議と覚えていた。
備忘録として。


(ツマトリソウ---登山道脇のいたるところに)




(イワカガミ---これでもか、というほどあちこちに)




(ムラサキヤシオ----登山道脇、あちこち)




(なんだろう---鬼ヶ城にて)




(イワナシ---イワカガミに混ざり所々)




(ベコ谷地のワタスゲ)




(タテヤマリンドウ---ベコ谷地にて)






講習会

2017-06-12 08:00:26 | その他の山

所属山岳会の講習会に出かけた。
先週雨で持ち越しとなっったので、やはり先週と同じ、前泊とした。

午後7時前に種差海岸駐車場に到着。
食事をして、9時には寝た。

当日、4時起床。
早すぎるが、音楽をガンガン鳴らしながら、窓を全開にしている車が来て、寝る気がなくなった。
朝食を取り、すっかり明るくなった芝生広場を散歩する。
結構早くか、ら散歩している人がいて驚く。
犬の散歩にはもってこいのようだ。
小さい室内犬は、リード無しで自由にさせている。
あれこれ時間をつぶして、待ち合わせ場所には40分前に着いた。
ここでもあちこち散歩していると、三々五々集まりだしてきた。

講習開始。
午前中は岩トレ。
基本的な動きのレクチャーを受け、いざ実践。
講師が簡単に登ったところで、詰まる。
声援を背に、何とか登り切った。
みんなクライミングシューズやアプローチシューズでの受講だが、高所作業靴「かっとびシェルパ」で臨んだ。
たまに仕事で使ったりするので、このスタイルに決めていた。
各自、数本登って午前中修了。
2年ぶりの受講となったが、だいぶ余裕がなくなっているな~。




(講師による基本動作)




(高所作業靴「かっとびシェルパ」で挑むも、ここで詰まってしまいみんなから声援を受ける)




(緊張の中にも、こののんびり感はいいな)



午後から、各自1本登って、セルフレスキュー講習へ移動。
知っておけば、いざという時役に立つロープワーク数種類。
ほとんど、本で独学しているのだが、実際に正しいのかチェックできるし、もっと簡単な結び方を教えてもらったりと、勉強になった。
搬送方法も、なかなか実践的ではないな~~と思っている方法ばかり覚えていた。
ザックの他に、ロープを使ったり、ストックを使ったりだ。
今回の講習では、ザックだけで搬送できる方法を教えてもらった。
単純で実戦向きだ。
やはり、最低でも年に1・2回の受講は必要だな、っと思った。




(まずはロープワーク、数種類。見様見真似ではなく実際に講師に教わるのはかなり重要なことだ)




(ザック3個だけで搬送---運ぶ方も運ばれる方もかなり楽だ。この後、一人で背負う方法も行った)


GPS

2017-06-05 07:03:01 | 雑記

6月1日午前9時17分に、三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)が種子島宇宙センターから、日本版GPS(全地球測位システム)を目指す準天頂衛星「みちびき」2号機を搭載したH2Aロケット34号機を発射したと紹介。
打ち上げから約28分後に衛星を分離し、所定の軌道へ投入して打ち上げは成功したと伝えた。




(https://news.biglobe.ne.jp/international/0603/rec_170603_2790364434.html)




これで、日本の上空を飛ぶ衛星が2機。
2017年中にさらに2機の打ち上げ予定となっている。
GPSが3基の衛星をとらえれば、位置の特定ができるので、アメリカの衛星に頼らず、日本の衛星だけで現在地が分かることになる。
4機とらえれば、高度もわかる。
もっとも、「みちびき」対応のGPSに限る。
GPSは山で非常に有効だ。
地図とコンパスだけでは、周りが見えないガスや吹雪かれた時、ヤブの中などでは現在位置を特定するのは難しい。
その点、GPSだと上空を木や岩等で覆われていない限り、簡単にわかる。


って、自分が今持っているのは、おもちゃのGPSなので「みちびき」なんてまったっく関係ない。
GPSと言えばガーミンだが、この台湾製のGPS(M-241)を買った時点で、GEKOより優れていた(と思う)。
ある程度、木で覆われた場所で、GEKOでは受信できなくともM-241なら受診できた。
精度も実用レベルで、まったく問題ない。
ログを取るわけではなく、たまに現在位置を確認する程度にしか使用しないのであれば、十分に使える品物だ。
単三1本で使えるのもいい。
難点はただ一つ。
防水機能がないことだ。
透明ビニール袋に入れて、携帯している。






(生産中止になったと聞くが本当か・・・ 今のうちに、もう一台購入しておくか)

このレベルでこの価格なら、日本の企業でも簡単に作れると思うのだが・・・・・・・。
ガーミンの高い製品が一人勝ちなのが、わからない。

今回、アマゾンを見直したら、日本語版が出ているようだ。
しかも、本家より安い???
(M-241 日本語版)


高山

2017-06-04 15:25:01 | その他の山

五戸町と南部町の境界。奥州街道沿いの山「高山」に行ってきた。

晴れれば、所属山岳会の「岩トレ」が計画されていたので、前日2時に家を出た。
小雨でも中止だろうと思い、周辺で、雨でも簡単に登れる「高山」の地図だけは持って行った。
階上海岸の駐車場に車を停め、車中泊体制を整える。
一人宴会中に会長に電話で確認したところ、「中止」とのこと。
ナビをセットして、寝る。

五戸町浅水の交番前を左折して南下。
舗装は途中で途切れ砂利道となるが、道が狭いだけで、走行には問題ない。
点線道路が実線道路に変わっている。
「水梨清水」まで車で入り、東屋手前で車を停めた。
山頂まで1.3km。
まだまだ車で行けそうだが、ここから歩くことにした。
清水を飲んで出発。
結局山頂ののすぐ脇まで車道は続いていた。
山頂への歩道を登るとすぐに展望台に着いた。
築後かなりの年数がたっているのだろう、腐食が始まっている。
登ってみたが、展望は得られなかった。
建てた当時は360度の展望が得られたのだろう。
方位盤には、折爪岳や岩手山・八甲田が描かれていた。
降りて奥を見ると、まだ高いところがありそうなので、ヤブに突入して一番高いところまで進む。
車に戻って7:30.
大分早いが、途中で風呂に入って帰ることにする。




(交番前の案内看板)




(水梨清水)




(高山が見えた)




(展望台)




(展望台上部の方位盤---残念ながら展望はない)




(一番高いと思しきところ)