☆フェアリーベルの暖輪室☆・・・♪京都風日和♪

時空のキラメキのなかで、感性を研ぎ澄ませ、
吹く風のままに・・・ちょっと不思議な話も・・・ 

森へ

2008-11-07 14:19:33 | 風歌

白樺の林をぬけていくと、湖に出た。
エメレルド色の水を静かにたたえた湖面には、静かな風波が立っている。
耳と済ますと、風の音が妖精のささやきのように聞こえる。
足元の白い花から、かすかな優しい香りが漂ってくる。
「いらっしゃい、ようこそ。あなたのふるさとへ」

原始の昔に返ったような、やすらぎを覚えるのはなぜ?
ここにあるすべてのものに溶け合って、わたしの姿は見えなくなる。

森の精気を全て吸い込んで、わたしはまた新しいわたしになる

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