荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

北条鹿島へ行く/2017年8月ー5(周遊船に乗るー2)

2017年08月24日 | 散文
防波堤を越えて、船は島の裏側へ向かいます。


夫婦岩が見えてきました。




船は夫婦岩に向かわないで、速度を落として鹿島に近づいて行きます。
石門へ向かいます。


暫く船を停めます。
海から観る石門です。


続いて夫婦岩へ向かいます。


速度を上げた船に飛沫が飛びます。


夫婦岩の沖にある大注連縄設置岩が見えてきました。


生意気に、ガラケーでズームしてみました。


夫婦岩の向こうに陸地を観ます。


大注連縄設置岩です。


夫婦岩の左に鹿島を観ます。


大注連縄設置岩と夫婦岩と鹿島と、その向こうに鹿島元山と高縄山と夏の空です。

この景観をたった1人で観ています。

この話、続きます。
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北条鹿島へ行く/2017年8月ー5(周遊船に乗るー1)

2017年08月24日 | 散文
この島一周の遊覧船があります。

実は、上陸してすぐに乗船を希望しましたが、お客が2人以上にならないと出航しないと言われました。
それならと、展望台に登ったのです。

下山して渡船事務所を訪ねると、「さっき乗りたい言うとったすぐ後夫婦連れが来たんで捜したんやけど、おらかったけん船を出してしもおたんよ」と言います。
それなら期待が持てると丁度昼時になったので持参のコンビニお握りを食べながら乗船する人を暫く待ったけど、誰も現れなかったので島一周遊歩道の散策に出掛けて帰った次第です。


「あれから誰も乗らんのよ。海水浴客だけじゃわい」との事ですが、船は20分おきにやって来ます。
飲み物を買おうと浜茶屋へ向かおうとすると、「近くにおってよ」と気遣ってくれます。


まだ日は高いし、事務所の中は冷房が効いていて涼しいし、テレビの高校野球は接戦の好勝負だし、慌ててはいません。

船が到着した時に、周遊船の乗客は居ないかと、ちょっと気になる程度です。

とうとう渡船事務所から提案がありました。大人料金に子供料金をプラスして貰えれば出航しても良い、との事です。
こちらは時間はたっぷりあるし、上記状況で快適に過ごしており、退屈していません。

でも、もしもの場合は2人分の料金の支払いを申し出れば乗せて貰えるだろうと考えていたので、せっかくの提案に乗りました。

通常360円のところを540円支払いました。
これに乗ります。


乗客はたった1人です。

他に客は居ません。

貸し切りの船が出発します。
船長と2人での観光です。


太田屋を見ながら、左回りに出航しました。








この周遊が想像以上に素晴らしかったのです。
この話、続きます。
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北条鹿島へ行く/2017年8月ー4(太田屋)

2017年08月23日 | 散文
この島唯一の料亭旅館です。
玄関から海が見えます。


渥美清さんが隠れ家にしていたそうです。


彼が亡くなってから公表されました。




佇まいを眺めます。


海の上の桟敷です。



この後、海上からも眺めます。
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北条鹿島へ行く/2017年8月ー3(周回遊歩道からー2)

2017年08月23日 | 散文
散策が続きます。
渡船発着場の裏側辺りに居ます。
石門とは別の奇岩があります。
夫婦岩が見えます。


遊歩道を行きます。


時々振り返ります。


鹿島の元山が見えます。
伝説があるくらいなので、きっと名前がある筈です。
右側の山頂には社があるし・・・。









高縄山が見えました。

そろそろ1周します。
約30分の散策です。

振り返ります。


最後に、根性ある木に和みます。
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北条鹿島へ行く/2017年8月ー3(周回遊歩道からー1)

2017年08月22日 | 散文
鹿島神社の前を海岸へ行きます。


リゾート気分になります。


こちらにも登山道があります。


こちらにも鹿舎がありました。
鹿は急斜面の木陰に居ます。


海水浴場に出ました。


乗船時に見たリヤカーです。

なるほど、このように運ぶ訳ですね。

伊予の二見(夫婦岩)が見えてきました。




海岸沿いに散策します。


潮風が気持ち好い遊歩道です。
夫婦岩の間に、大注連縄設置岩も見えます。

あの岩も、後ほど頻繁に登場します。

淡紅洞と言うそうです。

下部が紅色掛かっています。

奇岩が見えてきました。


海岸に降りて近づきます。




石門と言うそうです。




散策は続きます。
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北条鹿島へ行く/2017年8月ー2(城跡展望台)

2017年08月22日 | 散文
さてどうしましょう。
今日はとことんこの島を満喫する予定です。
先ずは展望台へ行きます。


その前に鹿島神社にお参りします。




さあ、山道を上がります。




結構勾配がキツイです。

ちょっと後悔しています。
でも、例によって「もう来る事は無いので行ってみる」精神で進みます。

枝道が各所にあります。




時間と体力がある人は、散策が楽しめると思います。


所々に石垣跡があります。

城があった事が分かります。

この岩の側に説明板があります。

「御野立の巌」
「神功皇后は西征の途中、軍船を風早郷の鹿島に止め、軍備・旅装を整えられるとこの巌に立って、弓に矢をつがえ、沖に向かって放たれて戦勝を祈願し、勇躍大津地の湊を出発されたと伝えられている。
他に御野立の巌に立ち思いにふけったとの伝説や、西海(朝鮮地方)を眺めたとの伝説がある。」

巌に立って眺めます。

・・・大した景色じゃない。

展望台へ上がります。


こんな物がありました。


周囲を眺めます。
前回渡船上から見た鹿島の元(素?)伝説の山です。


愛媛県の北部を形造る高縄半島の中心部、高縄山です。


神功皇后が眺めた方向です。


あの手前の岩は後ほど頻繁に登場します。


船が行き交います。

でも、大した景色じゃない。
下山します。


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北条鹿島へ行く/2017年8月ー1

2017年08月21日 | 散文
鹿島へ行こうと思います。
初めての鹿島です。
今治市と松山市の中間地点にありますが、入り口が旧道沿いにあり、普段はバイパス道路を走るので、行く機会がありませんでした。
あの鳥居の奥に、駐車場と乗船口があります。


結構沢山の客が来ています。


今日は夏らしい天気でもあり風が心地好くて、海へ行くには絶好の日です。

この「太田屋」はこの後度々登場します。

渡船場へ向かいます。


自動券売機です。
私の場合は、大人往復と駐車料金合計で510円です。

2000円札が使えるところが凄いですが、5000円札と10000円札が使えないところがもっと凄いです。

時刻表です。
この時期は20分に1本あります。

便利です。

桟橋に出ます。


目的地は目の前です。


泳いでも行ける距離です。


切符売り場ではリヤカーの貸し出しも行っています。

沢山の荷物を島へ持ち込む人が利用します。

渡船が来ました。


ワサワサと乗船します。


出発します。
昔々、大男があの山をむんずとえぐり取って、海に投げ入れたのが鹿島です。という伝説があります。
いわゆる鹿島の元(素?)山です。


もう着きました。

乗船時間は僅か2分です。

ワサワサと上陸します。


鹿島に上陸しました。


鹿島と言うだけあって、鹿が沢山います。

山中には野生の鹿が居るそうです。
初めての鹿島を楽しもうと思います。

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今治加計学園の建設工事進捗状況

2017年08月21日 | 散文
ここ暫く加計学園の話題がありませんね。
工事現場を訪問しました。
こちらはA敷地です。
事務棟及び教室の建設現場です。




道路の反対側のC敷地です。

こちらは駐車場予定地です。
ここからは工事の進捗状況が分かりません。

A敷地の教室らしき建設物の隣にB敷地の入り口があります。




こちらは研究室・病院を建設中です。


B敷地の向かい側のC敷地です。


クレーンの左に体育館の工事が進行中です。


どうやら工事は粛々と、順調に進捗中のようです。


我々国民には何にも知らせないまま、国民の大多数が納得できないまま、我々が納めた税金が投入されようとしています。
国の主権者である国民を舐めたらイカンぞ!


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萬翠荘へ行く/2017年8月ー2

2017年08月20日 | 散文
昭和天皇がよくお越しになったご縁でしょうか、皇太子時代と天皇時代の肖像が飾られた部屋もあります。
この椅子に座る事ができます。


この部屋にも、暖炉とベルギー製の大鏡があります。


椅子に座って休憩しながら見上げます。




さて、その他の部屋も拝見します。








トイレの向こうが進入禁止です。
覗いてみます。


3階へ続く階段がありました。
こちらは非公開です。


帰り際に振り返ります。


貴族のお屋敷です。


(萬)よろずの(翠)みどりの(荘)やかたです。
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萬翠荘へ行く/2017年8月ー1

2017年08月20日 | 散文
(萬)よろず(翠)みどり(荘)やかた


「松山城の麓の緑の森の中に佇む邸宅」という意味です。


大正11年、旧松山藩主の子孫である久松定謨(さだこと)伯爵が、別邸として建築したものです。


陸軍駐在武官としてフランス生活が長く、陸軍きってのフランス通と言われていた定謨伯爵好みの建物は、当時最高の社交の場でした。皇族方が来県の際は、よく立ち寄られた所です。


踊り場のステンドグラスは、平成22年文化財調査の結果、木内真太郎の作品であることが分かりました。


後の昭和天皇が宿泊された際、ここで朝食を召し上がりました。






各部屋の暖炉は、大理石製。
部屋ごとにデザインが異なり、暖炉の上にはベルギー製の大鏡が取り付けられています。




(以上、萬翠荘のパンフレットに従って編集しました。)

廊下で各部屋へ通じます。




この部屋には主の肖像画があります。

この伯爵は「坂の上の雲」に登場します。
この定謨若様がフランスに遊学する際、お付き武官として秋山好古が指名されます。
当時の陸軍はドイツ式が主流ですので、フランスへの留学は陸軍の主流から外れる事を意味します。
しかし、松山藩の育英資金を貰って陸軍学校に学んだ好古は断れません。
出世を諦めて同行しました。
行ってみると騎兵についてはフランスがドイツより優れている事が分かりました。
好古の提言によって陸軍は騎兵隊はフランス式を採用し、好古がその長になるのです。


この話、続きます。
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松山を散策中です。

2017年08月19日 | 散文
「春や春十五万石の城下町」
子規


ロープウェイ通りを散策しています。
松山城へのロープウェイ乗り場と、めっきり人通りが少なくなった大商店街、「大街道」を結ぶ通りです。


一番町のバス停に「坂の上の雲ミュージアム」のポスターがありました。


ここがそのミュージアムですが、行きません。
オープン当初に行った事がありますが、正岡子規はともかくとして、秋山兄弟の資料が殆ど有りません。
戦後、進駐軍の教育方針によって軍人の偉業を讃える事がなかった為、県民ですら彼らの存在を知りませんでした。
司馬遼太郎が「坂の上の雲」を書かなかったら、埋もれたまんまの兄弟でした。
だから資料が遺っていなくて、つまらないです。


で、隣の萬翠荘へ行く事にしました。


で、紙面の関係上、次回に続きます。
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ふるさとの夏

2017年08月19日 | 散文
今日も蒸し暑いです。

東北地方はやませが心配とか。
冷夏お見舞い申し上げます。
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夏のサイクリングロード

2017年08月19日 | 散文
頓田川の河口にやって来ました。
海は満潮です。
防波堤があんなに沈んでいます。


川沿いに走るサイクリングロードを徃きます。


東京は涼しいそうですが、こちらは湿度が高い8月の盛夏です。
木陰が恋しいです。


見えてきました。


いつもの休憩場所です。


広葉樹が枝を張って、濃い陰を提供してくれます。


さて、暫くは真夏の太陽を遮って薄暗くなった小路が続きます。


炎天下に出ました。
空はピーカンです。


川側にのみある桜並木が続きます。


ここから暫くは、左側に堤防下から2階を突き出した家屋が続きます。


遍路道に突き当たりました。
右に行けば58番札所仙遊寺、左に行けば59番札所国分寺です。
私は直進します。


向こうに、緑の葉に隠れるように、緑の鉄橋があります。
あの鉄橋を潜ります。


再び堤防上に出て、サイクリングロードは続くのです。
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夏の桜井漁港ー2(昼休み)

2017年08月18日 | 散文
漁業は休漁日でも網の繕い等の作業をします。
雨の日に農家が鍬や鎌の手入れをするのと一緒です。


岸壁には多くの作業小屋がありますが、この時間は誰も居ません。


昼下がりの港です。


自宅でご飯を食べ終えて寛いでいる時間帯です。


浜風が吹きはじめて涼しくなるまで休憩します。


従って猫の子一匹見当たりません。


何処からか高校野球の実況が聞こえます。
野球好きが多い漁師町のけだるい昼下がりです。
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夏の桜井漁港ー1(休漁日)

2017年08月18日 | 散文
桜井漁協には定休日というか、休漁日があるらしい。
初めて知った次第です。


漁業も農家と一緒で、天気が悪くならない限り、年がら年中働いているものだと思っていました。


休漁日の漁港です。


夏雲の下の漁港です。


いつもより船が多いです。


ひしめいて舫っています。




オデコとあごが飛び出した高速船です。


この辺りは近海用の舟です。


昔懐かしい、屋根にテントを張った小型舟です。
釣り糸を海に垂らして手釣りをします。
主な獲物は鯛です。


防波堤から陸地を眺めます。




唐子山です。
藤堂高虎が頂上にあった国府城を解体して、今治城を築きました。


世田山・笠松山を望みます。
遠い遠い太平記の舞台です。


夏の空と、雲と、海に続く防波堤です。
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