京浜急行電鉄(京急)は、昨年度から列車無線の「改良」を行っています。誘導無線(IR)から空間波無線(SR)へ移行する模様で、すでに一部の車両にはSRアンテナの基台が準備されているのです。
そんな中、SRアンテナを装着した車両が登場したという情報が入ってきました。こちらのブログによると、新1000形4連の1489編成に、JRと同じような円筒形のアンテナが取り付けられて重要部検査を出場したとのことです。
運転台にもダイバーシティ用のアンテナが設置されたものの、無線機は取り付けられていない模様。本格的な設営はまだのようです。
『ラジオライフ』にも以前、一部区間で漏洩同軸ケーブル(LCX)が敷設されていると書かれていました。着々と空間波へ移行する準備が進んでいるようです。
そんな中、SRアンテナを装着した車両が登場したという情報が入ってきました。こちらのブログによると、新1000形4連の1489編成に、JRと同じような円筒形のアンテナが取り付けられて重要部検査を出場したとのことです。
運転台にもダイバーシティ用のアンテナが設置されたものの、無線機は取り付けられていない模様。本格的な設営はまだのようです。
『ラジオライフ』にも以前、一部区間で漏洩同軸ケーブル(LCX)が敷設されていると書かれていました。着々と空間波へ移行する準備が進んでいるようです。
ちなみに免許が出てそうな、港区、横浜市鶴見区、横浜市神奈川区、横浜市金沢区、横浜市港南区、横須賀市で検索をかけました。
横浜市神奈川区(新町検車区所属車両?)で11局、横須賀市(久里浜の車両管理区所属車両?)で4局が免許されています。
本当に車上局だとしたらまだまだ局数(搭載車両)が少なすぎますね。
また対照的に基地局は前々からお伝えした通り、まだまだ工事施工中のため、まだ落成検査や予備免許の発給もしていないのではないかと思われます。
なので、基地局免許はもうちょっと先になるでしょうね。
陸上移動局の免許内容ですが、
G1E/G1D 100MHz帯で12波
G1D 400MHz帯で1波
前者は音声波とデータ波で、後者は防護無線(列車防護)用と推察できます。
不思議なのはJRのDタイプ移動局の送信出力が0.3Wなのに、こちらは0.6Wなんです。
しかも防護無線と思われるものもです。
言ってしまえば余計なお世話なんですけど、デジタル波の防護無線で0.6Wで大丈夫なんでしょうか?
ましてや横浜以南はトンネルも多いですし、電波の伝搬がちょっと心配です。
さらに不思議なのは「通信の相手方」で、JRでも他社への相互乗り入れやら何やらがありますから『免許人所属の基地局及び陸上移動局、免許人と相互乗り入れ協定を締結している鉄道事業者の基地局および陸上移動局』みたいな免許状になります。
でも京急のは、近い将来同じようにSRになるとされている都交や京成関連に関しての記述(すなわち『免許人所属の基地局及び陸上移動局、免許人と相互乗り入れ協定を締結している鉄道事業者の基地局及び陸上移動局』的なものの記載)がありません。
つまり京急の免許状の「通信の相手方」欄には『免許人所属の基地局及び陸上移動局』だけとなっているのです。
都交と京成がSRになるのは京急よりもまだまだ先ですから、将来を見据えて予備として車上側だけ先行して都交と京成関連の割当て周波数(正式に都交と京成関連が免許を受けるまでは非開局状態)を与えている可能性があります(じゃないといくら音声とデータでも12波は多すぎます)。
私は最近の某誌はあまり読んでいないので、以前このHPに「某誌に“京急のSR関連の記事”が載っていた」という記事すら読んでいませんので持論ですし、どんなことが書かれていたのか見ていませんが、自分的には京急SRはこんな感じじゃなかろうかと考えていますが、皆様のご意見はいかがでしょうか??
というか、ホントに早く車上局無線機、見てみたいです。
以前、仙台のタクシー事情についてコメント致しましたが、仙台のタクシーの1/3はプリウスに変わりました。
しかし、従来の車両(コンフォート等)もまだまだ走っており、某タクシー会社は未だにプリウス導入の兆しが見えておりません。
まあ、台数が多い会社は一気に取り換える事は難しいですから、徐々に取り換えるのでしょう。
既に生産が終了しました日産クルーも結構走っておりますね。
以前、仙台のタクシーを首都圏同様中型車に取り換えるという話が出ましたが、何処かの会社に反対された様で、小型に落ち着いております。
仙台では中型車は何台かは有りますが、そんなに普及しておりません。
全体の一割位かと思います。
改正された車両保安基準は、2009年1月以降に製造された新車で自動車と人との衝突・接触の際に人が負傷する危険性を減らし、または負傷の程度を低減することを目的に適用されています。
ただし、一部の事業用自動車が新しい保安基準に適合できていないことから、2017年3月31日まで適用が猶予されています。
おそらく、旧保安基準で製造された車がデジタル化した際、アンテナを付け替えずにアナログ時代のものを使っているのではないでしょうか。
タクシー無線用のアンテナは、450~470MHzで使用できるようになっているようです。
余談ですが、モービルアンテナのカタログには「新保安基準対応」などの表記が見られます。
でも、デジタル化しながら従来のアンテナが付いているタクシー会社が何社も有りますが、大丈夫なのでしょうか?
受信する側は、デジタル化されたので別にどうでも良いですが。
話は変わりまして今朝、8時半からの消防波での通話試験では、今まで通りのスケジュールで行われました。
本日より、救急ステーションは新しい市立病院内に入りましたが、平穏無事に通話試験は終了致しました。
尚、朝の通話試験で消防波に救急ステーションが出てくるのは市波3Ch(153.430MHz)に出て参ります。
只、通話試験以外で救急ステーションが消防波に出てくる事は滅多に有りません。
なので、極端な話で救急ステーションからの通話は、一日一回の朝の通話試験のみという事になりそうです。
アンテナキャップは、車両保安基準の改正で必要になったようです。
デジタル化は関係なく、アナログのまま車両を代替えした場合もキャップつきでないとダメなようです。
やはり、新救急ステーションはアナログでしたか。
当分は安泰ですね。
今日(10/31)、久しぶりに日中消防無線を聞く機会が有りましたので、モニターしていた所、明日開院する仙台市立病院の新しい救急ステーションがアナログ波で通話試験を行っていたのです。
この様子ですと、アナログ波はもう少し聞けるでしょう。
「新救急ステーション」というコールサインで交信していたので、アナログ波は「取り敢えず」健在と言えるかも知れません。
取り急ぎ、速報でお知らせ致しました。
規制緩和で新たに参入した会社は、この連続キャリア方式のタクシー無線は導入していなかった様です。
タクシー無線がデジタル化される前からMCA等で運用されていた様なので、余り影響はなさそうです。
パッと見、MCAだかパケットの業務無線かは見分けが付きません。
本当に、近年オレンジトップのMCAアンテナを付けた車が増えました。
尚、仙台ではタクシーがデジタル化されたかどうかの見分け方は、短いアンテナの先端に黒いキャップが付いているかいないかで判断出来そうです。
黒いキャップの付いたアンテナが、デジタル用のアンテナになります。
ただ、会社によってはデジタル化されながらもこのアンテナを使用していない車も有りますので、絶対ではないですね。
私鉄の話から、タクシーになってしまい申し訳有りません。
>南栗橋車両管理区荒川支所さん
京成3000形の初期車は、アンテナがどう取り付けられるか見物ですね。
京成がSR化するとなれば、今度は新京成がデジアナ共用機をどうにゅうするのかも気になります。
>仙石CTCさん
情報ありがとうございます。
規制緩和でタクシー会社が増えたのに伴い、タクシー無線の割当が足りなくなってデジタル化で増波した経緯があります。
一方、タクシー無線では携帯電話のパケット通信を利用したIP無線が広がりつつあり、各地で導入が進んでいます。
携帯電話がつながればそのままサービスエリアになるので、通常の運用であれば不感地帯はほぼないようです。
まだアナログの会社にとっては、専用波でのデジタル化やMCAに次ぐ第3の選択肢となっています。
今後は、IP無線を選ぶタクシー会社が増えていくようです。
アナログタクシー波が消えた所に今度はデジタルタクシー波が入ったのですね。
現在、仙台ではその周波数帯にはアナログのタクシー波が現存しております。
その、今でも聞こえるアナログのタクシー波は以上の通りです。(但し、仙台市の連続キャリア方式を採用した無線のみ)(割当はRL誌に載った物を掲載)
450.6125 光タクシー
650 仙台中央タクシー
750 鹿島タクシー
8125 三ツ矢交通
850 仙宝無線共同配車組合
451.0375 仙宝無線共同配車組合
1125 KM仙台タクシー
175 宮城タクシー
2875 青葉タクシー
350 仙塩タクシー
375 仙台個人タクシー組合
4375 フタバタクシー
4625 光タクシー
現存するアナログのタクシー波はこれ位有ります。
ただ、それ以外の無線(連続キャリア方式)を使用したタクシー会社は調べておりません。
もう半分はデジタルに移行しましたが、大抵は453MHzに割当られている様です。
この上記の無線が全廃すれば、アナログの割当だった所にデジタルが入るのでしょう。
仙台のタクシーはもう少し聞く事が出来そうですね。
SR化やっと始まりましたか…
京成3000の初期車一部には台座無しが存在するので
若干の位置直しが発生するでしょうね
>仙石CTCさん
450MHz帯のアナログタクシー無線は、上半分に当たる450.86875~451.50000MHzがデジタルタクシー無線に際割り当てされています。
すでに、東京では比較的最後までアナログで残っていた会社にこの周波数が割り当てられました。
>三陸特でデジタル列車無線に出れるわけがない!!さん
追加情報ありがとうございます。
このあたりの情報は、『ラジオライフ』でも上がってきませんね。
そういや、阪神なんば線大阪難波─桜川間は近鉄の指令が担当するということも載っていなかったような‥‥。
鹿島臨海の車両は、片側にしかアンテナが有りませんが、DLに使われている高周波切換機?という物が使われているのでしょうか?
あの割れた様な変調はまだまだ現役なんですね。
こちらでも、三菱の無線機は阿武隈急行(MT74)とジョイフルトレインふるさと(2形無線機)で使われております。
東日本の車両では、今や貴重な2形無線機。これからも大事に使われて欲しいですね。
割れた変調は、国鉄の遺産となりそうです。
仙石CTCさん、AR8200さんと以前お話しして話題に上がった鹿島臨海鉄道車両の水戸駅構内およびその付近でのCタイプ使用問題ですが、JRの2型無線機が水戸方は確認できていましたが、今回鹿島神宮方にも設置されているのを先日確認できましたのでこの場を借りてご報告させていたただきます。
主である、AR8200さん。
『上野東京ライン』の2chでの延伸ネタ以来の御無沙汰でございます。
IRのノイズは微弱であるがゆえ、ひどいですね。
京急は使っていた時期があったんですけど、分岐のところやらなんやらでのノイズが客室までよく聞こえてきて何事かと思うような状況ですからね。
私たちができるのは何もなく、いや・・・デジタル列車無線が解読できる受信機が早くできないかと願うだけくらいです。
塀の中は寒かったです~
・・・というのは嘘で、特に忙しかったのと特段書くことがなかったのが主な要因ですね。
自分のターゲット(無線局)の調査に集中してまして、ようやくまとまって一段落しました。
近いうちに気づかない形でお披露目されているかもしれませんね。
回りの市町村の消防がデジタル化している様ですが、仙台は遅れているのかも知れません。
最近、ニュースで災害公営住宅の話題が毎回報じられており、
先ずは予算がこちらへ行っているのかも知れません。
先ずは、今でも聞けるアナログ消防無線を大事に聞く事ですね。
タクシーも、アナログ波はスカスカになってきております。
デジタル化で、使われなくなったアナログタクシー波は何に使われるのでしょうか?
これも新しい電波を使用したシステムに使われるのでしょうか?
147MHz帯は、旧警察無線や救急無線のほかに、都道府県防災行政無線移動系もあります。
将来的には防災行政無線もデジタル化されるようなので、全部とまではいかなくてもデジタルSR用の周波数がかなり取れそうです。
デジタルSR移動局は、技適を見ると142MHz後半から143.99875MHzまで対応しているようです。
消防・救急無線のデジタル化は、議会で予算を通した上で入札にかけます。
そのあたりの資料をこまめにチェックすれば、デジタル化の時期がはっきりしそうです。
おそらく市立病院との予算も別立てと思われますので、民間みたいに「準備工事」のようなことはしないのではないでしょうか。
そこに新しい鉄道のデジタル波が割り当てられるのですか。
確か、現在使われているアナログの救急波も一部の周波数は昔懐かしいポケットベルの周波数でした。
ポケットベルと沿岸公衆電話が250MHzと270MHz帯に移った際に、救急へ割り当てられましたね。
その二つの電波も、現在は廃止されて用途は終わりました。
今度は救急波が消える運命ですね。
救急波で思い出しましたが、今日出先で消防署の前を通りましたが、新しいアンテナが建っている様には見られませんでした。
VHFよりやや短いアンテナ(GP)が建っておりましたが、以前より建っている様に見えましたので、恐らく署活波用のアンテナかも知れません。
車両のアンテナも、新しい物は付いていませんし。
お話しました通り、来月より新しい仙台市立病院がオープン致しますが、車両に新しいアンテナが付いていないのであれば、完全デジタル波はもう少し先かも知れませんね。
新しい救急ステーションが病院内に入るので、もしかしたらここの所属の救急車だけは先にデジタル化するという事も否定できません。
因みに、救急ステーション所属の救急車は、横の扉に「SA1(或いは2か3)」と表記されております。
SAは、「ステーションアンビュランス」の略です。
仙台市の消防車と救急車は所属する消防署の頭文字+車両の目的を表記しております。
例、青葉救急1→「青A1」となります。
京急の話が消防・救急車両の話になりまして申し訳有りません。
IRのSR化も、他社を含めて時間の問題かもしれませんね。
IRは元々フロアノイズが高い周波数で、昨今のインバーターをはじめとした機器から発するノイズもあって扱いに困っているようです。
機器も老朽化していることから、更新ついでにSR化、ついでにデジタル化という流れなのでしょう。
旧警察無線の周波数が空いており、2016年6月以降には救急無線の周波数も空くので、新規に割り当てられる周波数が増えることになります。
そのあたりにデジタルSRを固めて割り当てそうな気がします。
やはり都営でも準備は進めているのですね。
三陸特でデジタル列車無線に出れるわけがない!!様、お久しぶりです。
京急の長波も何れは聞こえなくなってしまうのですね。
そのうち、例の銀座線を始め東京メトロもSR化されて、何れは「誘導無線」そのものが消滅してしまうのでしょう。
話は変わりますが、あれから暫くコメントが有りませんでしたが、お元気でしたか?
私は相変わらずJRの無線はモニターしております。
毎日の様に特発鳴動で参ってしまいますね。
その度に、「入換」チャンネルは賑やかです。
例の、新潟地区を皮切りに仙台地区も何れはデジタル化されるのではないかと内心ヒヤヒヤしておりますが、まだまだA/C両方の無線は聞こえているので今の所は一安心です。
さて、話は仙台市地下鉄東西線になりますが、第一編成が入りもう少しで第二編成も入ります。
そろそろ本線試運転が始まる頃ですが、実はまだ新しい無線を調べておりません。
南北線同様、VHFデジタル周波数割当かとは思いますが。
VHF帯で同じようなのはメトロ目黒線関連の車両についてますが形状が微妙に違ってます?もんね。
そして運転室内の補助アンテナはだいぶ長めですね。
やはりVHFタイプを使用している影響で波長が長いからでしょうね。
早く無線機がみたいです。
金沢文庫で張り込んでみようかな。
車上側の工事がようやく始まったばかりなのか、まだ京急SRは見れてませんね。
基地局のアンテナ用と思われる電柱は花月園前駅構内にありますね。
その他のLCXに関する状況は、今まででお伝えしている通りです。
やっぱり都交や京成も同時進行と言うか、時を同じくしてSRにするんですね。
そうすれば車上無線機も複数線区に対応しているようですので、現在のIRのように同じ設備を共有してチャンネル切り替えだけですみますね。
JRのように自動追従とまではいかないまでも、メトロとJRの乗り入れ車みたいにマスコンキーの操作だけで切り替わっちゃったりするかもしれませんね。
都営地下鉄では、「浅草線LCX敷設工事設計委託」という件名の入札を来年1月中旬に行う予定です。
履行場所は「浅草線全線、馬込車庫」とされ、概要は「浅草線デジタル列車無線化に伴うLCX他アンテナ設置の為の設計」となっています。
来年8月31までに履行することとなっていますが、今回はあくまで設計なので実際の工事はまだ先になるでしょう。
一方、京成や北総は、各社の最新型式が「京成グループ標準車両」という共通の設計となっています。
そこには、SR用のアンテナ基台も準備工事として用意されているので、たいした改造なくSR化ができるようです。
相鉄の様に、コップアンテナを二基装備せずに簡易アンテナを設置したのはコストの関係でしょうか?
今まで見慣れたループアンテナの前に、コップアンテナが有るのは違和感が有りますね。
あの形状でVHF帯ですと、以前コメント致しました一畑電鉄のアンテナが有ります。
この車両に取り付けられたのをきっかけに、続々とアンテナが設置されるのでしょうね。
ただ、京急の線路を走るのは京急の車両だけでは有りませんから、他社の取扱はどうなるのでしょう?
都営や京成、北総も走っているのでこれから何かと大変かと思います。
画像の簡易アンテナ、VHF帯だけあってやはり長いですね。
無線機(受話器)のメーカーが何処か気になります。
またNECでしょうか?