自宅からワイナリーまで電車を通す/ヴィラデストへの道

はるかに仰ぎ見る丘の上のワイナリーに心の中で鉄道敷設をする話

『死ぬのにもってこいの日』◇これは少しも暗い話じゃないんです、とっても温かいお話

2016-02-21 02:00:44 | ああ出来ることなら選びたかった!






ある青年の話



ネットで読みました





お別れの日に

家族みんなが
ベッドの周りに

集まり

お別れを言う時間もあって

しばらく
数か月

数週間



意識も会話もあって

苦しい事はさほどなく



子供たち
家族に囲まれ

お母さんは

大きく息を吸って
目を閉じたそうです





楽しい家庭で
育ててくれて

有難う



素晴らしい兄弟を

姉、兄、妹

三人残してくれて

ありがとう







青年は



たまに
私のいるカフェテーブルの脇を
通るとき

黙って
ニカッと笑って

通り過ぎて行きます



ヒゲ会長





すばらしい

姉、兄、妹

最近知りました





さあ

自分だったら

どの日が

いいかな



今の2月の季節は
もう日差しは春だが

光の
白い色はいやだな

もうちょうっと

緑が欲しい





6月の

ツユ入り前の

一桁の日
初旬

一年で一番
若葉のきれいな頃



軽装で
アスファルト道路を走っていてな

畑と野原の
広い緑地



あれ?

病院のベッドで
寝ているはずなのに

どうして
こんなに

早く走れるんだろう



水色

空の色は
水色ですよね

ワイナリーカフェに

いいその色の
お皿あったっけ





夜の

ロッド・スチュワートの

去年車がエンコした時に

積んでいた

『この窓の外には
 沢山の1000もの
 それぞれのロンリーナイト』

の歌の
掛かる頃



6月の
夜空って何?

アルタイルと織女星はまだですか



獅子座レグルスは

もう終わり?

まあそれらの
中間の星に包まれて




カストールとポルックスか

双子座



あれ五角形の
ぎょしゃ座とかあの辺
どうでしたっけ

思い出せないなあ



まあ

それらの
☆に見守られて

『1000のそれぞれの
 ロンリーナイト』の歌詞で

あのお母さんと
同じように

目を閉じたいものだ





この歳になって

ロッド・スチュワート

受け入れちゃってなあ



もっと
選びたい
好きな曲、歌手いっぱいなのに

なんで
しわがれ声で



でもま
いいんだ

これも何かの縁で



ロッド、タクシーさん

ロッド代行さん



星空まで

よろしくね





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