姉が去年作ってくれた
茄子とひき肉とネギの
生姜炒めの煮物？
が美味しくて
レシピを聞いたら
そんなの手が作っているから
聞かれても分らない
と言われた
そんな事あるだろうか
あるんだろうか？
そう思いましたが
そこを食いさがって
なんとか聞き出したレシピで
やってみると違う
全然別のものが出来た
それで
あのう
もっと「汁」がありませんでしたか？
と思って
水とか入れたでしょう？
水足したでしょう？
と聞いたんですが
やっぱり
そんな事言われたって分らない
という事でした
水が足りないと言うなら
足せばいいじゃないか
とも言われたので
それはもっともだ
と思って
足してみましたが
水気の多い
全然違うものが出来ましたな
◇
まあそれで
しかしめげずに
何度もやっていたら
だんだん近づいてきて
まずまず満足行くように
なりましたですが
ですが
そのレシピを
一冬たったら
忘れましたです
油断だった
きょう茄子を買ってきて
やろうとしてから
気がつきました
◇
どうもその
もんもんと苦労して
思い出しながら
やって見ました
まず茄子はあらかじめ
あら炒めをしておく
アッひき肉は味噌だ
それでネギも入れたぞ
とか思い出してきて
あっ！チキンスープだ！
そうだ仕上げにカタクリだ！
正月にそうじしたとき
カタクリの袋立てかけたはずだゾ！
とかオオ！大体思い出してきて
カタクリは果たして
正月以来立てかけてあって
最後に鷹の爪思い出して
なんとか
去年の茄子炒め煮が出来ました
元の姉のとは
だいぶ違うんですけど
でもまあ
思い出してくるもんだなあ
けっこう
嬉しかったです
なんか免許とりたてで
遠出して
無事行ってこれた時に
後で地図見て
スッゴイ嬉しかった時みたいな
気がいたしました
まだ嬉しいです
◇
