超人日記・俳句

自作俳句を中心に、自作短歌や読書やクラシックの感想も書いています。

<span itemprop="headline">スコットランドのベートーヴェン、四谷シモン、木彫りの天使</span>

2014-09-20 19:04:06 | 無題

昨日はスコットランドが独立するかと思って、マッケラス&スコットランド室内管の
ベートーヴェンのエジンバラライヴ全集を聞いていた。
オリジナル派では色彩感、躍動感あるぴか一の演奏。
結局スコットランド独立はなかった。
昨日はクルト・ザンデルリンクの誕生日。
ということでフィルハーモニア管との巨匠テンポのベートーヴェン全集を聞いていた。
今日はヨッフムのブルックナー9番を聞き、
ヴァント&ベルリンフィルのブルックナー9番を聞く。
どちらも甲乙つけがたい名演。
今日は午後コーヒーを飲み、
ハイティンク&ロンドンフィルのベートーヴェン1番&英雄を聞く。
なんとなく冴えないときはコーヒーとお気に入りの名盤だ。
最近フェドセーエフのチャイコフスキー全集も繰り返し聞いた。
録音・演奏とも秀逸で燃える。
この夏大貫隆の文法書、完読した。
中山恒夫の文典も結構読んだ。
ウルガータ聖書と金岡秀友の空海をとっかえひっかえ読んだ。垣根なく読書である。
ロシアの宇宙精神という本が良くて、気に入っている。
経済の本質は生む自然でソフィアの潜在的な活動だという。
冬のある日画廊で四谷シモンの天使展を見たことを思い出す。
四谷シモンの念頭にあったのが東方正教会の教えである。
傷ついた木彫りのキリスト像や天使像の脇に、コイネーの
ギリシア語で聖書の一節が書かれていた。
負の聖性を負った天使たちが真冬の画廊で舞っていた。
そういう遠き日の想い出が蘇ってくる秋の夜長である。

時を越え 幸生む泉見つめつつ 木彫りの天使 宙に舞い降り



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