超人日記・俳句

自作俳句を中心に、自作短歌や読書やクラシックの感想も書いています。

<span itemprop="headline">音飛びを研磨に出し、シゲティ・アラウ盤に浸る</span>

2017-05-27 23:19:11 | 無題

今日は、ヤスパースとハイデガーの世界論と空間論をまとめた。
行方不明だったモーツァルトのクーベリックの戴冠ミサとフリッチャイの大ミサ曲DG盤2枚組を長い時間探して見つけた。
前に何度か聞いて宗教曲のテンションの高さに興味を引かれた2枚組である。今はこの組み合わせは廃盤。
だが見つけたのはいいが再生してみるとフリッチャイの6曲目の2分14秒から59秒の辺りで音飛びがする。何と銀面の色が剥げている。何度も磨いてみたが無駄だった。
しょうがないのでいつものCD研磨サービスにスマートレターで研磨を頼む。
前に修復不能と思われたクラウディオ・アラウのベートーヴェン新盤がここの研磨で直ったので、今回も期待を掛けている。一週間ぐらいで戻って来るのではないか。研磨代、送料、手数料計700円ぐらいをコンビニで後払いする。
またシゲティ&アラウのベートーヴェン・ヴァイオリンソナタをとっかえひっかえ聞いている。速い曲は速いが、全体的にゆったり感にあふれている。
シゲティのバッハ無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲は名盤の誉れ高いが、音がきつくて聞いていられないという人もいる。実際のところはどうだろう。
ハイフェッツのほうが技巧的にさらりと弾きこなしているという話だが録音はシゲティのほうが状態がいいらしい。
シゲティの大箱も出ているが、私はヴァイオリン協奏曲苦手なのだ。
シゲティ&アラウ盤は1944年、ワシントンの国立図書館で録音された。戦時中だけに亡命中のシゲティの憤りを感じるという人もいるが、私は浮世離れしたゆったり感の空気のとりこになっている。
スピード感が堪らないとか、シゲティの憤りが聞こえるという人もいるが、私はシゲティ&アラウという
巨匠コンビが演奏を楽しんでいるように聞こえる。
明日も読書のメモ書きができると嬉しい。

音飛びを研磨に託しヴィオロンのゆったり感に時を忘れる



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