超人日記・俳句

自作俳句を中心に、自作短歌や読書やクラシックの感想も書いています。

<span itemprop="headline">宗教的な調べ、奄美の鶏飯、ピアノソナタ</span>

2013-11-30 22:47:11 | 無題

チッコリーニの弾くフランツ・リストの詩的で宗教的な調べを聞く。
巡礼の折々の心象風景を素描する。深みのある曲が多い。
7時半に豪徳寺に着くと友人がもう居た。
奄美大島の土産の鶏飯の素をくれた。奄美土産と言えば鶏飯が有名らしい。
パティヤラパレスに行き、奄美大島の話を聞く。
和美という民謡居酒屋に入ったら西和美さんと竹島信一さんが島唄を歌ってくれた、
信一さんが三線を弾いて歌っていた、裏声と地声が絶妙に入れ替わり泣けた、
料理お任せにしたら本当に食べきれないほど出てきて黒糖焼酎も含めて3千円だ、
喜界島でレンタサイクルで3時間かけて半周した、砂糖きび畑を堪能した、
ビリー・ジョエルはナイロン・カーテンがいい、イノセントマンは時代逆行だ、
と話していた。シーフードカレー、ダル・マサラ、シシカバブとナンで4612円。
夜、クラウディオ・アラウのベートーヴェン・ピアノソナタ全集聞く。
月光が泣ける。ワルトシュタインが泣ける。全体的に遅くて思い入れが強くて泣ける。
今日はその友人に貰った木曽のすんき漬けをうどんに入れて食べる。
クリスマス用に来年用のムーミンの手帖を買う。
デッカのシューベルトソナタ集が欲しくて困る。
仕方がないので自分が持っているアンドラーシュ・シフの全集を引っ張り出して聞く。
シフは清澄で明朗な響き。
許光俊氏がシフは平板で音をつなげるし顔も冴えないので聞きたくないと言っていた。
確かに貴公子然とした顔ではあるが年とともに貫録も出てきた。
音色が明るくて背筋の伸びた演奏なのが良い。
私が持っているシューベルトのソナタはヴィルヘルム・ケンプの朴訥とした、滋味豊かな演奏、
アンドラーシュ・シフの眩い光を放つ明朗な演奏、ミヒャエル・エンドレスの独墺的な渋い演奏、
ワルター・クリーンのスマートな演奏ぐらいである。

暮れてゆく今年とともに何を捨て何を変わらず秘めて行こうか



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