超人日記・作文

日々の随筆の合間に、短歌や俳句も登場します。

歳時記俳句・秋立ちて

2024-08-08 00:03:10 | 自作俳句
秋立ちて久方振りの暖珈琲
秋に入り書きかけの筆進めけり
立秋や皆淡々と為す仕事

初秋や残暑をしばし楽しまむ
秋めきて蝉音遠くなり始め
今朝の秋人それぞれの年後半

暑き日を終えて見上げる天の川
画家の眼に確かに燃える星月夜
流星の落ち行く先は誰の町

秋鏡洗い髪ごと映りけり
残暑なり冷房名残フル回転
町の奥乗馬倶楽部も牧閉ざす

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