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超人日記・俳句

俳句を中心に、短歌や随筆も登場します。

#俳句・川柳ブログ 

歳時記俳句・北の冬

2022-02-21 06:49:02 | 自作俳句
自作俳句、北の冬編。

メモ書きの字数が増えて雪深し
待ち合わせしたあの人の息白し
待ち人の音沙汰がない寒見舞い
散歩道近くの森に熊眠る
カーテンを開けると暗しまた吹雪
作文を見守るように山眠る
地面見る両足守る雪の靴
真夜中に遠くで揺れる冬灯かり
あの人もまだ起きている冬の窓
一通り笑った後で咳ひとつ
半天を着て文字を追う冬籠り
時逸し渡しそびれたシクラメン
幸せの一粒甘く冬苺
独り言散歩の脇に福寿草
当分は町も凍てつく冬景色
外套に雪の結晶舞い降りる

遅くまで灯る冬窓雪深く見守るように眠る山並み

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (1-102popra)
2022-02-21 20:38:21
誰かが起きている窓灯り、いいですよね🎵ほっとしますね☺️
短歌も俳句も多作ですね🎵
日々の気分が伝わってきます😃
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Unknown (angeloslennons)
2022-02-21 21:29:01
popraさん、こんばんは。窓灯りの句は、ある哲人さんが、誰かのランプが見えると嬉しい、と書いていたのを思いつつ作りました。短歌や俳句は楽しく作っています。暖かいコメント、いつもありがとうございます。
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