去年から書いていたメモ書きを文にして、やっと終わった。
あとは、オーディションにパスするといいけど。
最近、「世界精神マルクス」という、ジャック・アタリの
書いた分厚いけど、平易なマルクスの伝記を読んでいる。
今の時代に、マルクス本の需要が結構あるのは意外だけど、
資本主義のメカニズムを分析した人なので、
社会主義国家が事実上閉店状態であるとは言え、
今の世の中何か行き詰っているという人は多く、
何かマルクスから気づくこともあるんじゃないか
とヒントを求める読者も多いようだ。
斉藤幸平さんの100分で資本論も判り易くて、
たとえが身近で読み易かったし、
人新世の資本論も、格差や環境問題に寄せて
現代人に役立つように書いてある。
ジャック・アタリは、この頃からヘーゲルの疎外論
に近づいて、とか、このころから電灯に興味を示しとか、
マルクスの視界が徐々に開けて行くようすが興味深い。
彼の理論は、働き手は自分のものであるはずの「労働と生産物から疎外」されていて、
「労働の対価の上前(剰余価値)を横取りされ、搾取されている」
の二本柱で、労使の対立が進むと、社会転覆が実現するという流れとなる。
哲学者本人の本を読んで、いちばん苦戦したのが、
資本論だったので、幾度となくマルクス理解に挑戦している。
ちなみに、安直本でいちばんいいまとめだったのは、「あらすじとイラストでわかる
資本論」だった。
あとは、オーディションにパスするといいけど。
最近、「世界精神マルクス」という、ジャック・アタリの
書いた分厚いけど、平易なマルクスの伝記を読んでいる。
今の時代に、マルクス本の需要が結構あるのは意外だけど、
資本主義のメカニズムを分析した人なので、
社会主義国家が事実上閉店状態であるとは言え、
今の世の中何か行き詰っているという人は多く、
何かマルクスから気づくこともあるんじゃないか
とヒントを求める読者も多いようだ。
斉藤幸平さんの100分で資本論も判り易くて、
たとえが身近で読み易かったし、
人新世の資本論も、格差や環境問題に寄せて
現代人に役立つように書いてある。
ジャック・アタリは、この頃からヘーゲルの疎外論
に近づいて、とか、このころから電灯に興味を示しとか、
マルクスの視界が徐々に開けて行くようすが興味深い。
彼の理論は、働き手は自分のものであるはずの「労働と生産物から疎外」されていて、
「労働の対価の上前(剰余価値)を横取りされ、搾取されている」
の二本柱で、労使の対立が進むと、社会転覆が実現するという流れとなる。
哲学者本人の本を読んで、いちばん苦戦したのが、
資本論だったので、幾度となくマルクス理解に挑戦している。
ちなみに、安直本でいちばんいいまとめだったのは、「あらすじとイラストでわかる
資本論」だった。