超人日記・作文

日々の随筆の合間に、短歌や俳句も登場します。

#俳句・川柳ブログ #短歌ブログ

<span itemprop="headline">見舞い、歓談、音楽のこと</span>

2013-02-27 21:26:59 | 無題

最近友人に借りたチェリビダッケのブルックナーを聞く。
広大な原っぱで暴れているような印象。
チェリビダッケは時々雄叫びを挙げて気合を入れる。
堅固な構造に音楽を当てはめるタイプではない。
自由度の高い演奏。響きの一音一音の間を聞かせるタイプ。
スケールはでかい。芸術家肌のブルックナー演奏。
ラジオで聞いたフランソワのドビュッシー・ラヴェルとフェドセーエフの
グラズノフに興味あり。
最近父の見舞いに連日通っている。灯火の消えそうな感じ。
昨日はカラヤンの管弦楽を聞いていたら友人から電話で豪徳寺パティヤラパレス行く。
ほうれん草と豆のカレー、ナン、シシカバブと飲み物。
友人はイランのことを熱く語る。
友人は幼少時代イランで暮らしていたので思い入れが深いようだ。
アシュラーの儀式の話、イランやトルコは親日家が多いことなど話す。
モーツアルトのレクイエムの話でモツレクと言うな、ドヴォルザークを
ドボ八とか言うなと喋っていた。
エスニックのピリ辛料理店を何軒か見つけたから今度行こうと言う。
父の見舞いで気分が曇りがちだと話す。
二人で計4300円。十一時帰宅。
今日も見舞いに行って父の顔を見つめてきた。
帰ってフルトヴェングラー・ザ・レガシーを聞いている。
音楽は人に寄り添ってくれるように思える。


灯火が消え入りそうな横顔を静かに見つめ人の世を憂う



コメント
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