今日は地元で気密測定を行っています。
気密測定とは建物にある隙間を測定することで、建てた後に性能を確認できる数少ない方法の一つです。
仕組みとしては、建物内の空気を強制的に押し出し、その時の内外の差圧から隙間を計測します。
今回の測定では総隙間面積26㎠、優秀です。
正式にはC値と言われる数字に置き換えるのですが、正確な体積などを調べてから数値化します。
この測定を正式に行うには気密測定士という資格が必要で、現在のところ当社では私しかその資格がないので、時々お声がかかります。
私が取った時は簡単だったこの資格も、最近ではハードルが上がっているようです。
これから重要性が増す資格なので、早くに取っておいて助かりました。
気密測定には正式なやり方があるのですが、性能を良く見せたい為に止めてはいけない部分を止めて測定している現場もあると聞きます。
作った数字は後々自分を苦しめるので、しっかりルールを守って行きますよ。
久しぶりに建築屋さんっぽい事を書いた気がします…。