少しお話を戻します。
百合が浜の近くまでくると、ぐんぐん日差しが強くなり、少し日陰で休みたいなーと思っているところに小さなプレハブがありました。
向かいにあった駐車場にスクーターを停めてプレハブの中に入ると「百合が浜行きのグラスボートに乗れるので予約しておきますね。」と言います。
「一人でも大丈夫ですか?」と聞くと「大丈夫、大丈夫。2,000円です。」というので、2,000円払うことにします。(船に乗るにしては安いと思います。)
「下に小屋があるのでそこで待っててね~。」と言うので、海の家みたいな場所でグラスボートを待つことにします。
とんとん拍子です。
海の家にいたお母さんが遠くにいる豆粒くらいのグラスボートを指さして「あれだからすぐ来るよ~」と言うのですが、まったく来る気配はありません。
ただ、地元育ちのお母さんと、長崎出身のお母さんが、いろいろとお話してくれるので全然退屈することはありませんでした。
ただ、暑いので猛烈にビールが飲みたくなるのですが、我慢しなければいけないのがバイク移動唯一の難点ですね。
そうこうしているうちにグラスボートが近付いてきました。
グラスボートには鹿児島から来たらしい観光客が10名ほど楽しそうに乗っています。
私が乗る便には今のところ誰も乗る気配はありません。
グラスボートが少し遠くで着岸して、降りた観光客がぞろぞろと駐車場に去って行きました。
グラスボートの船長が遠くから「お客さ~ん!乗って乗って~!」と言うので「僕一人ですけど大丈夫ですか~?」と聞きました。
「大丈夫、大丈夫!オレ固定給だから大丈夫!」と、なぜか心配していたことをピンポイントで言ってくれたので遠慮なく乗ることにしました。
続く