家と人、自分や仕事について

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外壁が傷んでいたら

2014年03月17日 | 建築について

住宅の外壁が傷んでいたら「張り替えや塗り替え」を検討すると思います。

大抵の場合それで良いのですが、稀にその傷みは外壁の寿命などではなくて、建物そのものに問題がある場合もあります。

そうした場合、単純に張り替えなどを行っても、同じ個所に短期間で傷みが出てしまったりするので注意が必要です。

外壁の傷みで寿命以外の要因としては、断熱材の欠損、外部通気層の不具合、湿気の漏気や雨漏りなども考えられるので、張り替え前に十分な検証が必要になります。

表面を見ただけで判断してしまう事例を聞くことが多いので、傷みの原因をしっかり見極めることができる工事店を見つけることが重要になってきます。

肌荒れを見て「この症状はただの肌荒れではなくて、内臓疾患が要因かもしれません。」と、目利きが効くお医者さんのような工事店が望ましいですね。

とは言え、建築資材や工法は星の数ほどあるので、全てを把握するのは大変難しいことではあります。

私達の会社も含めた建築会社は、様々な症状を正確に見分けることができる「目利きが効くお医者さん」を目指して日々努力する必要がありますね。

頑張りましょう!