イベントを行うとなると、それ相応の準備が必要になります。
運動会みたいな大きなイベントになると、本番の何倍もの時間をかけて準備や練習が行われます。
その分、開催当事者は当日のみ参加する人と比べると、緊張感も達成感も疲労度も段違いです。
そして、しっかり準備したつもりでも、何かしら問題が起きることがあります。
先日の運動会でも「前の人がパラソルを立てて見えないからどうにかして欲しい。」「さっきあの場所からどけろと言われたのに、その場所に別の人が座っている。あいつもどけさせろ。」「タバコを吸っている人がいる。」「迷惑駐車で困っている。」「駐車場からなかなか出られない。どうにかしろ・・」などなど、多くのクレームが本部に寄せられました。
そのようなクレームは毎年出ることなので、事前にお便りで告知を行ったり、当日何度もアナウンスしたり、貼り紙を出したり、見回りをしたり、いろいろと対策を打つのですがなかなか無くなりません。
迷惑行為を行う人が問題なのですが、ヒステリックにクレームを言う人にもどこか刹那さを感じてしまいます。
運動会は学校の先生、生徒、そして係りになった保護者の皆さんが協力して開催されます。
見学者のほとんどはとても協力的なのですが、一部の人の行為を「本部の責任」と決めつけてガンガンと叱りつけてくる人達は、準備の大変さや他者の気持ちがわからない人なのかも知れませんね。
準備する大変さは経験してみないとわからないことが多いです。
人として生きていかなければいけないのに、人の気持ちがわからなくなることは怖いこと。
いろいろな立ち位置でいろいろなことを経験することで、人の気持ち、感じて行きます。
大変さを忘れない様に、少しでもユーザー会のお手伝い(炭への火起こしだけですが・・)ができて良かったです。