家と人、自分や仕事について

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叱るということ

2010年04月21日 | 考え方

僕は、悪いことをする人がいたら叱ります。でも、失敗をした人を叱ることはありません。もちろん、何度も同じ失敗をする人がいたら、それは、失敗を反省、改善しないという悪いことなので叱ります。この違い、とても大切です。

 

一度の失敗に対して、しつこく叱る人を見ていると、どちらかというと、会社やその人の為というよりも、自分の苛立ちをぶつけている事が多いように感じるんです。これでは、叱られている人も成長しないですよね。

「叱られたくないから失敗をしないようにする」という考えでは、根本的な解決にならなくて、同じ失敗を繰り返す可能性も高いし、人間的な成長もありませんよね。

ただ、叱られないことに安心して「あいつは怒らないから大丈夫」「あいつは甘い」と思って、人を見下したり、気持ちを緩める人がいたら、それは注意するか、別の方法で管理する必要が出てきます。これで改善されなければ、会社や上司としてそれなりの結論を出さなくてはいけません。

 

失敗には叱るのではなくて、なぜその失敗をしたのか、次に失敗をしない方法を話し合うことが大切だと感じます。ちゃんとした社会人であれば、注意さえするとほとんどの人が改善する努力をするんです。

 

当社のスタッフは僕も含めて全てが中途採用なので、それぞれが立派(!?)な社会人ですから、話すことで大概のことは解決して行きます。この関係、心地良いです。

叱る前に、まずは、なぜそうなったかを話し合ってみること、お勧めしますよ。

 

写真は函館の繁華街にある昭和を彷彿させるネオンサインです。たまには飲みにケーション、必要かもしれませんね。<o:p></o:p>