家と人、自分や仕事について

仕事で訪れる各地のこと、家のこと、自分の考え方など、出来る限り発信して行くつもりです。

失敗は成功の母

2009年08月19日 | 考え方
忘れもしないのですが、僕が小学生の高学年になった頃、初めて一人部屋を与えられました。二階部分に増築した小さな部屋でしたが、自分の部屋ができたことがうれしくて、とっても喜んだ記憶があります。ただその部屋にはいろいろなサプライズがありました。

その頃は今のように、換気がどうこう、断熱がどうこうと法律がうるさくなかったので、付いていたストーブはガス、しかも開放型で、ストーブを付けた状態で一時間も経過すると、意識が朦朧とする品物でした。換気は手動で開け閉めができるのですが、ある日、吹雪だった夜の翌朝、目が覚めると僕の周りは白銀の世界・・・!?夢かと思っていたら、閉め忘れた換気口から粉雪が吹き込み、一晩でうっすらと積もったのでした。断熱材などは入っていない部屋なので、寝相が悪く布団から転がり落ちた湯たんぽが、カッチカチに凍っている時もありました・・。

そのような家を自宅とはいえ作った父(福地社長)が、高断熱高気密のパイオニアとなって、僕がその会社をお手伝いすることになるなんて、夢にも思いませんでしたね。

失敗は成功の母とは言いますが、同じ失敗をしないために、原因追求を徹底的にやったことが、より良い開発につながったのではと思います。

経験は知恵を生み出す源泉です。多くの人たちの多くの経験をお聞きし、より良い開発を続けて行きます。

写真はお盆休みの時に合った、親戚が飼い始めた子猫です。僕が19歳の時に奥尻島から連れてきて、今だに実家で元気に生きている「チョビ」の小さな時に似ています・・・そんな情報いらないですね。