家と人、自分や仕事について

仕事で訪れる各地のこと、家のこと、自分の考え方など、出来る限り発信して行くつもりです。

受注を考える

2008年09月27日 | 建築について
住宅システムのFC本部という仕事柄、常々考えることの1つに「受注」があります。どうやると私たちにとってお客様である加盟工務店さんが住宅工事を受注できるのか・・・・。受注に苦労している工務店さんは「なぜ受注できないかわからない」と言います。受注が順調な工務店さんも「なぜ受注できているのかわからない」と言います。2社の大きな違いは、会社全体のバージョンアップを常々考え、改善改良を行っているか否かだと気がつきました。

お施主様にとって良いとされるものやサービスを創造し、改善改良を繰り返しつつ業務に追加していく作業を行っている事が成果に繋がっているようです。受注が順調な工務店さんは色々と手を打っているので、どの項目が結果受注に繋がっているのかが解らないだけなのでしょう。受注ができない工務店さんは、サービスの改善改良、追加を行っていないか、その量が足りないのでしょうね。

営業のやり方、設計の質、施工の正確さ、行き届いたメンテナンス、お客様と交わされる些細な挨拶1つも重要な営業資源です。ファースの家は住んだあとにお施主様に喜んでいただける大きな武器になりますが、受注そのものを考えた時、その一部でしかありません。現場の奇麗さ、施工現場周辺のお客様への配慮、設計提案時の細やかな気配り・・・・上げたらキリがありませんが、やるべきことがあると言うことは大きな可能性も秘めていることにも繋がります。

ファース本部はファースの家の更なるバージョンアップと、工務店さんの負担をできる限り軽減するサービスを創造し、提供し続けることが使命です。写真は会議休憩中の本社会議室です。努力を怠らず社員一丸となって進み続けて行きます。