家と人、自分や仕事について

仕事で訪れる各地のこと、家のこと、自分の考え方など、出来る限り発信して行くつもりです。

生きている木材

2008年05月22日 | その他
木材は生きているので、伐採直後は多くの水分を抱えています。木材は乾燥するとドンドン変形していくので、家の材料として使用するには予めしっかりと乾燥させる必要があるのです。

写真は富山県でファースに取り組んでいただいている北岡工務店さんの木材を乾燥させる機械です。北岡さん(社長の息子さん)に機械の中へ入れさせてもらいましたが、強烈なスチームサウナに入ったようで、すぐに体がベタベタになってしまいました。木材に含まれた水分の多さを実感でき「木は生きている」と改めて思います。

生きた木は、上手に使うと非常に長生きします。私を含め、家を造る立場の人は、木をしっかりと長生きさせる知識を持つことが重要ですね。

これから三日滞在した富山から北海道へ異動します。北海道はまだ寒いかな・・。