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労働契約法・行政書士支部50年・柴田先生還暦祝

2008-02-24 20:56:56 | ブログ

約10日の間、更新をサボっていた。
特に更新を楽しみにしている人が多いとも思えない点で、罪は軽いかもしれない。
しかし、これは単に自分に対する言い訳であり、やはり少なくとも1週間に一度は更新するよう努めたい。

労働法の法改正は、実にめまぐるしい。
施行日が近づいてきているものに、労働契約法、改正パートタイム労働法などがある。
労働契約法は、これまで労働契約について定める法令が存在しなかったこともあり、様々な議論を経て成立した法案でありながら、内容的には過去の判例等をそのまま明文法としたような感じである。
つまり、実務上は特段大きな変更はない。
しかし、法律として明文法になった、ということ自体に大きな意味がある。
これまでは、判例等を調べなければわからなかったことが、情報として簡単に入手できる場所におかれることになったからである。

「労働契約」も「契約」の一種である。
契約である以上、その当事者は、契約内容に拘束される。
契約内容を変更する場合は、原則として当事者双方の合意が必要となる。
昇給は、使用者側が一方的に決めているように見えるが、実はそうではなく、労働者側が「賃金の変更」に合意する(というよりも反対して訴訟したりしない)結果であり、やはり双方の合意である。
では、賃下げはどうか。
労働者側が合意すれば契約変更と言うことでOKだが、反対であれば原則として変更は認められない。
「契約」だからである。
例外として、合理的な理由があって、就業規則変更による労働条件の不利益変更をする場合等は、本人の合意がなくても可能ではあるが、事実上極めて限定的に捉えておく必要がある。

労働契約法施行後は、実態として就業規則の重みが従来以上となることは間違いない。
このせいか、最近は就業規則改定のご依頼をいただくことが多い。
もともと弊所で作成した就業規則であれば、変更したい箇所を中心に改定するだけであるが、そうでない場合は全面改訂となるのが通常である。
就業規則は労使関係における『最高法規』の位置づけでありながら、多くの経営者は信じられないくらい軽視しているのが現状である。
おそらく、これから徐々に、世間がその重要性を認識するようになるだろうとは思うが...

この約10日間ブログ更新をサボっていた期間について触れたい。
16日・17日の土曜・日曜は、ずっと事務所にこもって書類作成していた。
毎月契約事業所に送付している『社会保険労務士の独り言(各月ごとにテーマを決め、それについて一般論と私見を混ぜた展開のもの)』、『最新記事☆言いたい放題(最新新聞記事の内容について、解説・感想・私見・関連事項等を述べるもの)』を作成。
契約事業所様からは、「いつも大変やろ~」と言っていただけるが、逆に、そういっていただけるが故に途中でやめるわけにもいかなくなってしまったところでもある。
はっきりいって、毎月本当に大変である。
18日~22日の昼間は、通常業務。
就業規則会議資料の作成等もあり、だいたい終業は22時~24時くらいだった。

22日の夕方は行政書士会福岡中央支部の50周年記念行事「50周年を語ろう」を実施。
昭和26年2月22日に行政書士法が成立(施行は同年3月1日)したことから、この日を狙って記念行事を開催した。
安藤は行事も懇親会も司会者だったが、行事の司会進行・時間配分が難しかった。
25年目以上の方3人、中堅10年目前後の方4人、若手5年目までの方5人にそれぞれグループごとに語っていただいたが、どのグループも予想以上に語る、語る...
企画として面白かったので、また同様の企画を時間を十分にとって実施してもいいかな、と思った。

23日は、西南学院大学少林寺拳法部の初代監督であられた柴田先生の還暦祝い。
柴田先生は、九産大の写真学科の教授で、とても60歳には見えない若くてお元気な方である。
柴田先生、本当にいつも有り難うございます。そして、おめでとうございます。
安藤は少林寺拳法部の第12代であるが、この日の出席者はほとんど第8代以上の先輩方で、二桁代は11代先輩2名、12代1名(安藤)、13代2名のつぎはなんと26代2名!そして、今年卒業した者1名、現役2名..
全体で多分40人くらい(男100%)だったと思うが、この日は「若いヤツ」という立場だった。
少しショックだったのが、最近の少林寺拳法部では、先輩が後輩を殴ったりしない、ということである。
我々の頃では、至極当然の行為だったのだが、最近は野蛮な行為とみなされるらしい。
考えれば、大学3年で引退するが、我々はまだ昭和の時代だった...既に平成20年である。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ぼちぼちでいいのではないのですか? (めう)
2008-02-24 22:50:52
ぼちぼちでいいのではないのですか?
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コメントどうもありがとう。また飲みに行こうね! (岩本博俊)
2008-02-25 08:02:18
コメントどうもありがとう。また飲みに行こうね!
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