25.1.9
現在、連載コラムを2本執筆している。
1本は、『フォーNET』。
コラムタイトルは『労務士アンドウの言いたか!放談』。
平成21年7月から毎月継続中で、平成25年1月号が「第42談」となった。
もう1本は、『産経新聞』。
コラムタイトルは、『雇用のプロ安藤政明の一筆両断』。
こちらは昨年9月から概ね4カ月に3回で、本日朝刊掲載が4回目だ。
4回目は、労働法から少し離れて、歴史を中心とするコラムとなった。
冒頭は、幕末の福岡藩家老・加藤司書公の今様。
『皇御国(すめらみくに)の武士(もののふ)は いかなる事をか勤べき 只(ただ)身に持てる赤心(まごころ)を 君と親とに尽くすまで』
加藤司書公の命日には、加藤家菩提寺節信院(聖福寺塔頭)にて、「加藤司書公並びに筑前勤皇党諸烈士追悼祭」が行われている。
小職は、ここ5年は毎年参列しており、また、昨年の博多情緒めぐりで担当したコースに節信院と加藤司書公切腹の場所(天福寺跡)があるなど、「皇御国の・・・」には非常に親しみが深い。
新年のコラムの冒頭にこの今様を紹介できたことを嬉しく思う。
ちなみに、この今様の歌碑がある。
西公園だ。
戦前は加藤司書公の銅像があったが、大東亜戦争の金属供出でなくなり、台座だけとなった。
その台座を利用し、戦後は歌碑になっている。
同じく西公園の平野国臣銅像は、金属供出されたが戦後再建されている。
加藤司書銅像も再建して欲しいものだ。