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福岡髭爺の今日も絶好調!!

労働法、神社、郷土史、グルメ、他
※記載事項について、一切責任を負いません。

竹田研究会

2010-10-28 23:57:17 | 歴史

福岡縣護国神社の田村宮司にお誘いいただき、竹田恒泰先生の竹田研究会に参加した。
福岡竹田研究会は、8月に始まったばかりで今回が2回目だ。

竹田恒泰先生は、明治天皇の玄孫にあたられる。
戦後GHQにより臣籍降下された竹田宮家のお方だ。

しっかりとした見識を持たれていて、お話しも素晴らしい。
全国を精力的に飛び回られている。
ぜひ日本を正しい方向に導いて欲しいし、微力ながら応援したいところだ。

書籍にサインもいただいた(笑)。

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神功皇后、応神天皇、八幡宮

2010-10-24 23:05:01 | 歴史

今日は、西南学院大学名誉教授の山中耕作先生の古事記講座。
山中先生の研究は本当に奥深い。
前回から神功皇后に入っていたが、今回は神功皇后、応神天皇を中心に、その周辺関係について講義を受けた。

いわゆる三韓征伐に関する伝説は、古事記成立の和銅元年(712年)、日本書紀成立の養老4年(720年)に原型があるが、その後活発に記されたのは元寇の時代なのだ。
モンゴル襲来という事態に関し、過去に海外と戦った記録として、三韓征伐が脚光を浴びたのだ。
そして、応神天皇を御祭神とする八幡宮がどんどん勧請されて増加したのもこの時代だ。

八幡宮といえば、宇佐八幡宮。
宇佐八幡宮から勧請された石清水八幡宮は、京都という地理的利点もあって大いに栄えた。
ちなみに、筥崎八幡宮をあわせて三大八幡宮という。

神功皇后、応神天皇は、朝鮮半島との関わりが多い。
少し時代が下って、桓武天皇の生母も百済系帰化人だ(高野新笠)。
古代においては、中世以降と比較して多くの交流があったようだ。

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乙丑の獄・月形洗蔵ら命日

2010-10-23 18:57:09 | 歴史

慶応元年(1865年)10月23日、筑前勤王党は佐幕的立場を鮮明にした藩主黒田長溥により、処断された。

斬首刑とされたのが、リーダー的存在の月形洗蔵の他、海津幸一、鷹取養巴、伊藤清兵衛、森勤作、伊丹真一郎、江上栄之進、今中祐十郎、今中作兵衛、安田喜八郎、中村哲蔵、佐座健三郎、瀬口三兵衛、大神壱岐、筑紫衛。
筑紫衛は、既に溺死していたのだが、塩詰遺体を斬首するという過酷な取扱いだ。

2日後の10月25日には、加藤司書、齊藤五六郎、衣非茂記、建部武彦が切腹を申し付けられた。
野村望東尼が姫島流罪牢居を申し付けられたのは、さらに翌日の10月26日だ。

大政奉還は慶応3年(1867)10月14日。
このわずか2年前の出来事だ。

本日は、乙丑の獄により斬罪となった方の命日なので、リーダー格の月形洗蔵の墓参りをさせてもらった。
墓は、天神の少林寺。
特に献花等せず、お祈りのみだ。

話は変わるが、現在、筑紫女学園大学の生涯学習講座の一つ、「親鸞~その生涯をめぐって~」を受講している。
受講理由は、①会場が警固(筑紫女学園高校・中学)なので近いこと、②仏教関係の知識を得たかったこと、③全5回・各回1時間30分のみで完結すること、等。

今日は第二回「法然上人との出会い」だった。
少し印象に残ったことを紹介する。

仏教の基本は、三学(戒学、定学、慧学)であり、「自らは悟りを得、他に対しては救ういを与え、この両者を完成する」ことだ。
修行僧は厳しい戒律、修行を通し、悟りを得ようとすることになる。
聖道門といわれる。

これに対し法然は、誰でも可能な「念仏を唱える」ことを重視し、浄土門を開いた。
この法然との出会いが、親鸞のその後を大きく変えることになった。

聖道門は、公平。
浄土門は、平等。

法然は、修行した者や徳を積んだ者だけが極楽浄土に行けるのではなく、阿弥陀仏の慈悲の心から、すべての者が極楽浄土に行けることが重要だと考えたのだ。

古来わが国は、「和」の国だ。
「和を以て貴しと為す」という聖徳太子の言葉は、約1400年後の今も強く生きている。

しかし、悟りを開いていない小職は、何らかの努力をしようとする者と、何ら努力をしない者とを同様に取り扱うことには抵抗がある。
さらに、「和」を乱す者については、平等以前の問題だと考える。

聖徳太子、法然や親鸞の時代から、江戸末期の乙丑の獄の頃までは、理不尽にも過酷な運命を背負わされる人も多く、また、長い歴史において、弱者は徹底的に弱者だった。
飢饉がおこれば、人口の何割もの貧しい人が亡くなる。
戦乱となれば、家を焼かれ、すべての所有物を失う。
そんな時代の中、「和」の精神が尊ばれ、そして無情な世の中を憐れむ心が生じる背景があった。

現在、「個人権利」が幅をきかせて「和」を突き破る。
そして、そのことが「不道徳」であるとの認識がない(あっても、打つ手がない)。
法然や親鸞の頃とは、時代背景が違いすぎる。

乙丑の獄を例にとっても、わずか145年前の話だ。
かなり理不尽な時代だ...というのは現代の感覚だ。
先人たちのおかげで、今日がある。
現代に生きる我々は、先人への感謝の気持ちを忘れてはならない。
そして、機会が公平に与えられていることにも大きく感謝し、自分ができることを実践していく必要がある。

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博多情緒めぐり承天寺定点

2010-10-19 21:27:47 | 歴史

22.10.18

博多情緒めぐり期間中、1日だけ定点担当だ。
定点とは、終日寺社に駐在し、参拝者に対してその寺社の観光案内等をする係。
小職は、承天寺を担当した。
1

承天寺は、勅使承天禅寺ともいい、かなり由緒のある寺だ。
かつては五山十刹の一つに指定されていたこともある名刹だ。
開基は太宰少弐武藤資頼、円爾(聖一国師)が創建。
創建に当たり、謝国明らが援助。

聖一国師は、山笠を開始したことでも有名。
承天寺前には、「山笠発祥之地」と刻まれてた石碑がある。

また、饂飩蕎麦(うどんそば)発祥、博多織発祥の地でもある。
これらの石碑もたつ。

境内は広く、ちょうど間を市道が分断している。
仏殿覚皇殿、開山堂、方丈などが建つ。
方丈前の庭園は見事だ。
2

昼食は、すぐ近くに今年できた「中世博多うどん春月庵」にて。
うどんそば発祥の地で食べるうどんは気分的に何か違う。
3

とりあえず博多情緒めぐり第1期5日間での小職の出番は終了。
次期は10/28~11/1で、ガイド2回とサポーター1回を担当予定。

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創の会 第2回講演会お知らせ スーパー歴女・白駒ひとみ氏

2010-10-09 20:24:20 | 歴史

創の会、第2回講演会のご案内。

講演:「歴史から紐解く 日本人の夢の叶え方」
講師:白駒ひとみ(マナー講師、歴女)

日時:平成22年11月8日(月) 18:30~20:20予定
会場:福岡市中央市民センター
会費:無料

「22.10創の会第二回.pdf」をダウンロード
↑チラシ

創の会:代表幹事
松本安朗(月刊フォーNET編集長)
堀内恭彦(弁護士)
安藤政明(特定社会保険労務士)

創の会:アドバイザー
鬼木誠(福岡県議会議員)
北村経夫(産経新聞執行役員 九州山口本部長)

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