心と体を通して見えてきたもの

個人的な生まれ変わりの体験談。心とは?カルマとは?人間の本質や使命とは?
といったことを考えてます。

第2章 心を通して №499

2011-01-06 18:58:58 | Weblog
物質の世界の最小単位である素粒子と、知覚、思考、理解、感情、意志などあらゆる働きの基となり心の根底にあり最小単位ともいえる意識は、高次元の世界では元は同じエネルギーだったものが、一方は次元が下がり凝集することで物質になったと考えれば、物質と意識は本質的に同じエネルギーを原因としてみなもとに持つため、鏡に写されたような対称的な性質を本質に持つと考えられます。
磁石や電気には、それらの作用が及ぶ場にある物が何なのかを知覚し、判断する能力があり、認識した後に引き寄せあったり、反発しあったりするといった、相互作用をおこせるだけの知性ともいえる性質と能力があり、これを意識と考えれば、同様に粒子には、粒子の場にある対象をすばやく知覚し、それが何かを認識し、作用をおよぼすことができる知性とも呼べるものがあるといえます。
このような知覚し、認識をするのは、意識の働きですが、意識を持つものといえば、生命を持つものと私たちは連想します。すべての物質が原子からできていて、原子には電磁気力が働き、電磁波も出ていますから、似たものを引き寄せたり、反発するものを遠ざけたりする現象はすべての物質が持ち、すべての物質に意識があると考えることもできます。
似たもの同士が自然と集まることを、昔から「類は友を呼ぶ」と言っていましたが、無意識のうちに周囲にあるものを知覚認識し、似たもの同志を判断し、集めたり反発したりできる知性が、エネルギーからつくられたすべての物質の基底にもあるということでしょう。
すべての物質が意識を持つということは、物質には似たもの同志を集めたり、反発しあったりすることのできるエネルギーを出す、という性質を持つことになります。エネルギーを出す性質があるということは、ほかからエネルギーを取り入れることもあると考えられます。化学の世界ではエネルギーが物質の中に入ったり出たりすることによって、化学変化が起こるといいます。この化学変化は化学反応とも呼ばれ、反応しあう物質である反応物と、反応によって生じる生成物の質量は等しいという、質量保存の法則が成り立つといいます。意識が知覚し、認識するのは物質です。物質がなければ、知覚し、認識を行う意識は機能しません。このことから、物質とエネルギーが無ければ、意識は生まれないことがわかります。
№500につづく

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