ナンバー2255 2024.10.28 エメラルドタブレットの7原則
エメラルドタブレットを狭義に解釈すると、卑金属から貴金属を製錬しようと試みる錬金術となり、これが現代化学に発展しました。
金属に限らず様々な物質や人間の肉体や魂をも対象として、それらをより完全な存在に錬成しようと試みることが、恐ろしい実験になったという話しもあります。
神智学では、人間の意識が進化すると、魂と顕在意識がつながるようになり、魂そのものも進化して最終的には神(モナド)の領域に達することができるといいます。
また物質や生物も進化して、神の領域に入ることができるようになるといいます。
もしこのことがエメラルドタブレットに記載されていれば、あらゆる分野の存在をより完全なものに錬成して、神の領域に達するための普遍的な法則や原則がエメラルドタブレットに記載されていると思われます。
エメラルドタブレットに関する様々な言い伝えが現在まで伝わっていますが、その中でも非常に重要な宇宙の原理原則を、7つの原則としてわかりやすく簡潔にまとめているYouTubeがありましたので、そこから私なりに書きたいと思います。
エメラルドタブレットの7つの原則を、7つのタブレットで表しています。
タブレット1 思考の原則―宇宙は精神でできています。起こる出来事のすべては、それに先行する精神状態の結果です。何かが存在したり出来事が起こったりするためには、最初に思考が形成され、次に物理的な現実または顕現を形成する必要がります。あなたの考えは種です。あなたのマインドガーデン(心の庭)にポジティブな種を植えてください。
(宇宙が創造されるときも、私たち人類が誕生するときにも、まず積極的で肯定的な思考(精神)が生まれ、この精神の働きによってこの世界ができています。)
タブレット2 照応の原則―照応の原理は、存在と生命の様々な次元のあいだには常に対応があります。「下のものは上のもののごとく、上のものは下のもののごとし」というこの原則は、物理的次元・精神的次元・霊的次元という次元(平面)のあいだにつくることができる調和、合意および対応であると述べています。物理学では、フラクタル理論と呼ばれます。精神と物質、そして宇宙と私たちの地球と私たち自身のあいだには次元の違いがあるだけで、それぞれは互いに常に対応していて、すべてにおいて普遍的にバランスが取れています。
ナンバー2256 2024.11.02 に続く予定です。