電気と磁気が光となって太陽から地球にまっすぐに届くことが慣性の法則によって説明できるのであれば、同じようにエネルギ-も遠くまで届いて作用を及ぼすことができますから、ガリレイの発見した慣性の法則(№349)が、エネルギーによって作られた物質にも当てはまることになります。エネルギーが凝集したことでできた物質には、遠くまで届くほどのエネルギーは出ていないのかもしれませんが、エネルギーが慣性の法則の性質として凝集することで現われたものが、物質と考えられます。
エネルギーの慣性の力によって凝集しているものが物質であれば、このエネルギーがなくなれば、物質も分解して、目に見えないエネルギーになると考えられます。
この凝集という性質は、地球や火星や金星や木星などが太陽の周りをまわり、太陽系全体もまた公転しているのと似ているように感じます。同様に原子の中でも、電子が原子核の周りを回転しているのかもしれません。そして、細胞や生命ある植物や動物や人間もまた、生と死の回転を繰り返しているのであれば、エネルギーには慣性の法則によって、直進と回転という二つの運動をする能力があると考えられます。
またエネルギーは、電気や磁気が作り出すような、特定の振動する波と同じように波として運動し、他のものと接触することで知覚能力が生まれます。この知覚し認識する能力は意識が持つものであり、その物質が持つ特有のエネルギーが特有の特性を持つ意識として現われ、その物質の周囲の場の環境と、そこに来るエネルギーの波動に対応して、相互作用する能力も現われると考えられます。このようにエネルギーによって作り出された物質は意識を持ち、このような作用が行なわれる場にも、物質をつくり意識を生ませようとするだけの意識があるように感じられます。
『生ける宇宙』(アーヴィン・ラズロ著 日本教文社発行)には次のような文があります。
『宇宙は、意識を持たない物質の断片が、受動的で空虚な空間の中を運動している領域ではない。宇宙はダイナミックで生物に近い、自己進化する系で、あらゆるスケールと領域において相互結合された包括的なものだ。この系は、エネルギーのみならず、情報をも保存し伝達する。そしてさらに、意識は、エネルギーと同様、宇宙にとって本質的なものであり、物質よりもさらに基本的なものだという認識がもたらされたことで、この変化は決定的となりつつある……。』
№501につづく
ひとりごと
万有引力の法則によって、物質の内部が回転しているとも言えるでしょうか?
エネルギーの慣性の力によって凝集しているものが物質であれば、このエネルギーがなくなれば、物質も分解して、目に見えないエネルギーになると考えられます。
この凝集という性質は、地球や火星や金星や木星などが太陽の周りをまわり、太陽系全体もまた公転しているのと似ているように感じます。同様に原子の中でも、電子が原子核の周りを回転しているのかもしれません。そして、細胞や生命ある植物や動物や人間もまた、生と死の回転を繰り返しているのであれば、エネルギーには慣性の法則によって、直進と回転という二つの運動をする能力があると考えられます。
またエネルギーは、電気や磁気が作り出すような、特定の振動する波と同じように波として運動し、他のものと接触することで知覚能力が生まれます。この知覚し認識する能力は意識が持つものであり、その物質が持つ特有のエネルギーが特有の特性を持つ意識として現われ、その物質の周囲の場の環境と、そこに来るエネルギーの波動に対応して、相互作用する能力も現われると考えられます。このようにエネルギーによって作り出された物質は意識を持ち、このような作用が行なわれる場にも、物質をつくり意識を生ませようとするだけの意識があるように感じられます。
『生ける宇宙』(アーヴィン・ラズロ著 日本教文社発行)には次のような文があります。
『宇宙は、意識を持たない物質の断片が、受動的で空虚な空間の中を運動している領域ではない。宇宙はダイナミックで生物に近い、自己進化する系で、あらゆるスケールと領域において相互結合された包括的なものだ。この系は、エネルギーのみならず、情報をも保存し伝達する。そしてさらに、意識は、エネルギーと同様、宇宙にとって本質的なものであり、物質よりもさらに基本的なものだという認識がもたらされたことで、この変化は決定的となりつつある……。』
№501につづく
ひとりごと
万有引力の法則によって、物質の内部が回転しているとも言えるでしょうか?