あっという間に六月(いやもう七月…)
少し前になりますが、本物の鉱物のようなお菓子の作り方が載っている「鉱物のお菓子」(玄光社)という本のプロフィール欄に記されていたお店に行ってきました。
ネットのお店、きらら舎の実店舗「cafeSAYA」
いや、もう…カオス
でした。
店内の至るところに鉱物やら何やらあり(写真で感じとってくだされ)、訪れる…どこかの研究室に迷い混んだような錯覚。
こじんまりとした店内はカフェスペースの一部をワークショップで利用。なのでなんとなく一体感が増す雰囲気もありつつ、タイミングにもよるのでしょうけどお店にいる方たちも皆(お客含め)石とかもろもろ詳しいようで、目の前で繰り広げられる会話は何かの生成の話しだったり石の産地だったり生き物のことだったり…。無知な私にはそのうち言語が宇宙語にきこえてきたので食べることに集中しました(しかし嫌いな雰囲気ではない)。
ランチプレートと
鉱石をイメージしたソーダ薔薇輝石Rhodoniteをいただきました。
見た目に美しく、飲んでも薔薇の風味がして甘くて美味しかったです。自分でも再現したいと思っているのですけど、後日行った食品店ではメジャーな味のモナンシロップしか置いてませんでした(電子書籍以外ネットで買い物ほとんどしない派)。
全体の印象としてはカフェ重視というよりアートスペースが主といった感じでしたね(私の感覚)なのでちょっと気になったのはレジン作業とか展示物席持ち込みとかでわりと埃が舞うこと。飲み物とかあるので少々焦りました。
それにしても…なんというか羨ましい気持ちになりましたね。お店側が自分の好きなものを(多分好きだと思う)とことん追及されている感じがしたので。
何が好きかは人それぞれで共有有無も別として、興味あるものに囲まれ日々過ごしていけたとしたら幸せだろうな、と。こんな感じでのめり込むものがあるとしたらなんだろう?と色々考えたりもしました。
結局、私もどこかの研究室で何かを研究する(考える)一員となっていた次第。
※ほぼ土曜日営業、カフェやワークショップ利用は要予約
※買い物は予約不要のようですが観察会等でできない場合もあるようです
HPで営業内容の確認必須と思われます。