というわけで、ここまでが映画『虐殺器官』を見た感想です。
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はい。これだけ語っておきながら、小説はこれから読むという……。
でも楽しみです(理解できるかは別として)。
実は今回、映画館で本に挟む栞をもらえまして(宣伝風のものではなく特典的なもの)、虐殺器官が描かれた栞で虐殺器官を読むというのは、オリエント急行に乗りながらオリエント急行殺人事件(アガサクリスティー著)を読むようだな~と何か違う考えが浮びつつ、まあとにかく落ち着いて読もうと思います。。。
それにしても、原作映画もそうですけど、伊藤計劃さんのブログを読んでいると勉強になるというか、物事を見渡す眼をお持ちというか(うまくいえん)、惜しい方が去っていったなと。
パンフレットに載っているウェブマガジンからのインタビュー(Online Web Magazine[Anima Solaris No.90])でも「…終わらないのは日常でなくむしろ終末…」「…日々それぞれが世界の終わりであるような日常…」と興味深いことを言ってらして、ちょっと全文書けないのでなんなのですけど、まるで今の世界の不安定な状況を指しているようで唸りました。
とにもかくにも、映画の感想は一端ここで区切るとして、小説に関する感想はまたおいおい書こうと思います。
…虐殺器官でこんな感じなので、続くハーモニーと屍者~もどうなることやら、、、でもダラダラごそごそ書くのもまた一興(言い訳)。今はまず、読まねば。