言霊

春のプログラムがベートーヴェンの交響曲第４番。
あまり一般ではメジャーではない曲だが、非常に難しい、と思われる。
こないださんざん苦しんだ、モーツァルトよりもさらに難しい気がする、４楽章。
・・・後ろ向きな私は、４楽章だけ降り番ってないですかね；などと今から及び腰。。。

だが、先日新刊が出ていた山岸さんの「舞姫」の中に、「できないできないって言っていてはダメだ、言葉には言霊といって力がある、できる！と口に出していってみろ！」というような一節があったのだった。
少女漫画の大家が現在連載中のバレエ漫画なのだが、回転がうまく出来ない生徒に先生が喝を入れるシーンだった。
そこは選ばれた生徒が集まるエリートのバレエ教室で、プロを目指すような子供達がしのぎを削っている。そんな中であまりライバル意識がない主人公は、すぐ弱音を吐いてしまうのだが、その喝（実際は別の生徒が言われていたのだが）を受けて気持ちを新たにする。

そうだよなあ//私もすぐ、ダメ、弾けない、と諦めてしまうことが多いけども、それじゃあやっぱダメだよな。弾けるようになる！がんばる！と口に出してこそ上達するのだろう。
ただ、一方でパート全体で弾く弦楽器にとって、自分が弾く！とムキになりすぎるのも良くないのだ。練習は諦めずに、合奏では合わせることの方が大事。
そこのバランスをとりつつ、がんばっていこうかな。

今年のテーマは言霊にしようｗ
できる、自分は弾けるようになる！これでいくぞ。