雨宮智彦古代史メモリー 26 20200512 遠州古代史2 浜北人・三ヶ日人・牛川人の年代測定 20100223
やはり沖縄は現代史でも近世史でも古代史でも原始史でもユニークさがきわめて強いところです。
これらについて探索する時間が欲しいですが。
「遠州古代史2 浜北人・三ヶ日人・牛川人の年代測定
2010年02月23日 20時06分07秒 | 遠州古代史
沖縄県石垣島にある白保竿根田原(しらほさおねたばる)洞穴遺跡から出土した人骨を年代測定したところ、約2万年前の値が出ました。
これまで骨自体の測定としては最古だった、浜松市浜北区根方の洞窟から出土した浜北人の約1万4千年前を上回りました。
東海地方の旧石器人の骨と言われていたものは、豊橋市の牛川人骨、発掘当時は引佐郡三ヶ日町の三ヶ日人骨、発掘当時は浜北市の浜北人骨がありました。それから大分県の聖岳人骨、栃木県葛生人骨、沖縄県の港川人骨。
ところが2001年にお茶の水女子大教授の松浦秀治さんが測定したところ、次のような結果になりました。
聖岳人は中世以降の人骨。
葛生人は獣骨や室町以後の人骨の寄せ集め。
牛川人はナウマン象のすねの骨。
三ヶ日人は縄文時代の骨。
ということで、今では旧石器時代人としては浜北人と沖縄の港川人、そして今回の沖縄・石垣島白保洞窟人が旧石器時代に生きていた人たちということになります。」