雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

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雨宮日記 9月14日(月)の5 阿蘇山も中規模噴火、まさに「大地狂乱の時代」

2015年09月14日 22時55分30秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 9月14日(月)の5 阿蘇山も中規模噴火、まさに「大地狂乱の時代」


 今日午前、阿蘇山が噴火、まさに「大地狂乱の時代」です。

 阿蘇山にしろ、桜島にしろ、霧島崋山にしろ、何万年前に「破局カルデラ噴火」を起こしています。数万年経って、九州全体、西日本全体に影響がおよぶような破局噴火が、いつ起きても不思議ではありません。

 日本人は、歴史時代、いちおう文字の残っている「邪馬台国」の「弥生時代」からとしましょうか。2千数百年のあいだ、破局カルデラ噴火を経験していないのですから、経験していないことは「火山噴火予知」しようがありません。

 「予知」とは破局噴火を経験して始めて「観測した数値」から「破局噴火という結果」、つまり「原因 → 結果」を推定できます。

 まだ火山の地下のマグマの動きさえ、科学は解明できていません。

 日本列島で、最後の「破局カルデラ噴火」が起きたのは、7300年前の縄文時代に起きた「鬼界アカホヤ噴火」です。この噴火によって九州の縄文文化は全滅して、東から移住してきた別の縄文文化に置き換わりました。
 
 「アカホヤ火山灰」は、関東にまで広く分布しています。

 阿蘇山が最後の破局噴火をしたのは、約9万年前です。9万年経って、阿蘇山の破局噴火マグマが再び、活動を始めても何の不思議もありません。

 明日にも、阿蘇火山が数万年前の破局カルデラ噴火をおこしても、不思議ではない時代になっているのです。

 桜島火山のある姶良カルデラが最後の破局噴火をおこし、北朝鮮や東北地方まで火山灰を降らせたのは、今から2万6千~9千年前です。
 
 姶良カルデラが再び破局噴火を起こすのは、今ではなく、もっと未来かも知れませんが、いま、噴火しないと断言できる火山科学者は1人もいないと思います。

 もしいたら、紹介しますので、ご連絡ください。


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