過去現在未来のメモリーノート 52 ジャーナリストの「評価」は
安田純平さんについての「たこ 他己」評価がさかんなようだ。「自己責任」という人がなぜ「他己評価」をするのか?
それはともかくジャーナリストの「評価」はその人が書くものだけで決まる。書く作品が低レベルなら、その人は低レベルのジャーナリストだ。
姿勢が民主的だとか、平和勢力の側に立っているとか、そいうことは一切関係ないと思います。
そういう点で、今回は安田純平さんの書いた作品が出てくるまでは、なにもわかりません。
フォトジャーナリストであれば、その人が写す写真がすべてです。フォトジャーナリスト森住卓さんは写真も文章もいいですけどね。
以下、「過去現在未来のメモリーノート 50 安田純平さんの無事帰国に際して考えたこと」の再録。
「過去現在未来のメモリーノート 50 安田純平さんの無事帰国に際して考えたこと
2018年10月28日 10時02分03秒 | 過去現在のメモノート
日本人「ジャーナリスト」の安田純平さんが3年半にわたる監禁生活から解放されて無事帰国した。
要点だけ書く。
<1> ボクは安田純平さんに心から「無事でよかったね」という。
<2> 「自己責任」論はボクはとらない。「自己責任」論では人間の生死に冷たすぎると思う。もちろん、それぞれの人生は「自己責任」の側面はある。
<3> <1>だからといって、安田純平さんの報道や主張が正しいなどというつもりはない。それは、すべて事実と道理に基づいて検証してからの話である。また安田純平さんの報道や主張が、検証の必要がある重みがあるかどうかも別の問題だと思う。
<4> ジャーナリストの安全という点で今回、安田純平さんのシリア情勢判断に緩みがなかったかどうか安田さんの猛省を望む。
<5> 金を支払ったのかどうか。カタール政府が払ったという報道もある。ボクは日本政府の例の領収書のいらない金庫から払った可能性もあると思う。
以上は2018年10月27日(土)午前6時24分、書き終わる。」