雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

雨宮日記 11月14日(水) 則子さま誕生日

2018年11月15日 10時10分25秒 | 雨宮日誌


雨宮日記 11月14日(水) 則子さま誕生日

 則子さんの70才の誕生日です。古稀です。電子辞書を見たら「杜甫 人生七十古来稀なり」から来ているそうです。

 杜甫は8世紀・1300年前の中国・唐の詩人ですから70まで生きる人はあまりいなかったのではないでしょうか。杜甫自身も58才で亡くなっています。

 則子さんがボクに「あなたはあと何年くらい生きる?」と聞くので「まあ、あと10年生きればやりたいことやれるかなあ」と答えました。

 あとで「則子さんの死ぬ寸前まで生きたいな」という答えも願望としてはありかなあと。

 


新・本と映像の森 208 左巻健男(さまきたけお)『水はなんにも知らないよ』<ディスカヴァー携書>、2007年

2018年11月15日 09時53分51秒 | 本と映像の森

新・本と映像の森 208 左巻健男(さまきたけお)『水はなんにも知らないよ』<ディスカヴァー携書>、2007年

 ディスカヴァー・トゥエンティワン、新書版、182ページ、定価本体1000円。

 科学教育の立場にたつ左巻さんが水に関するニセ科学・エセ科学・反科学を検証します。

 ・「水にありがうを言うときれいな結晶ができる」
 ・「波動測定器MRA」
 ・「クラスターの小さい水は健康に良い」
 ・「波動水」
 ・「マイナスイオン」が人間の健康に影響する
 ・「抗酸化性水」
 ・「磁石で水が活性化する」
 ・「πウォーター」
 ・「活水器」・・……以下は略す。

 前半3章が「怪しい水ビジネス」批判。逐一、タネ本と批判をたどっていくと抱腹絶倒、落語より面白いのですが、いまは時間がないので割愛。各自それぞれで辿ってみてください。

 水の基礎知識も、「3章 私たちのからだと水」「4章 そもそもおいしい水とはどんな水」「5章 水道水とミネラル・ウォーター」で、すこしは得られると思う。

 それにしても、あーあ。他人を信じてしまう人間の知性の崇高さと愚劣さは、どっちも際限がないのですね。どっちか一方だけってわけにはいかないのですね。

 そりゃそうだと思う。世の中に「ぜったい間違わない人」がいたら恐ろしく怖い。ぼくはそういう人には半径100m以内には近寄らないようにしたいと思います。