雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

雨宮日記 5月16日(木) 「空想から科学へ」学習会 

2013年05月17日 06時04分17秒 | 雨宮日誌

雨宮日記 5月16日(木) 「空想から科学へ」学習会

 14日から3日間、ぼくがレジュメや資料を作らないといけない日が連続して、今日が最終日。さすがに、ちょっときつかったです。

 ぼくは午後早めに起きて、浜岡原発裁判と原水爆禁止平和行進のチラシの印刷に行きました。

 夕方、オツユと野菜炒めをつくりました。則子さんは、夕方帰って来て、魚を煮ました。

 則子さんは、午後6時からの海上自衛隊「たちかぜ」自衛官自死事件の支援集会の実行委員会でK法律事務所へ。

 ぼくは、自宅で少し休んでから、午後7時半からの、エンゲルスさん著『空想から科学へ』第2章の前半の学習会へ。

 則子さんは、この学習会に8時前くらいに合流。お疲れさまでした。

 『空想から科学へ』は、「むずかしい」「何がわからないか、わからない」と、かなり厳しい批評でした。

 ぼくの基準である「正しいか,正しくないか」と、「わかりやすいか、わかりにくいか」という基準は違うんだと思います。

 若い頃は、たぶん、「すごい、むずかしいことが書いてある」と感心するだけだったけど、数十年経った今では、「わからない」のは「わからない」と率直に言えるようになったのだと思います。それは進歩ですね。

 「形式論理学」と「弁証法論理学」の対比ですが、意識的にならないと、形式論理学は「形而上学」に転化するし、弁証法論理学は「詭弁」に転化するのだと思います。

 

 

 


浜岡原発ニュース 5月14日 浜岡原発停止から2年

2013年05月17日 06時03分52秒 | 浜岡原発ニュース

浜岡原発ニュース 5月14日 浜岡原発停止から2年

 浜岡原発停止から2年が過ぎました。原発問題ではいつも積極的な『中日新聞』ではなく、『静岡新聞』の特集が、浜岡原発再稼働についての県内自治体首長へのアンケート結果を報じていて、いちばん良かったです、

 浜岡原発が「新基準に適合した場合」に再稼働を認めるかどうか。35首長のうち9首長が「認めない」、22首長が「条件付きで認める(認めない)」、4首長が「認める」との判断でした。

   ☆

 中部電力は、浜岡原発の安全性強化の工事を2015年3月まで、つまり2年後までやると言っています。それで安全かどうかは別問題ですが。

 新基準をまだきちんと読んでいませんが、原発過酷事故を「想定」した基準だそうです。その時点で、すでに破綻しているのではないでしょうか。ぜったいに起きてはいけない「原発過酷事故」が起きる想定をするような原発は、というか新基準は根本で間違っていると思います。

 静岡県知事選が、5月30日告示、6月16日投票ですが、川勝県知事は、浜岡再稼働は、中電の工事が終わった後に「静岡県民の意向」で決めるべきと言っています。もちろん、それは民主主義社会では、一つの正しい見識でしょうが、川勝さん自身の「意見」をきちんと確定し表明することが,県民の代表である知事としては,最低限、必要であると思います。

 「わたしの意見はAですが、静岡県民の意見がBであれば、それに従います」というべきです。

   ☆

 『朝日新聞』の連載「プロメテウスの罠」では、2年前の菅首相の「浜岡停止」要請は,実は浜岡だけを捨てて,他の原発を救う意図だったという記事がありました。真偽は不明です。追跡します。