雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

雨宮日記 7月20日(水)朝 台風はまだ四国、豆子はまだ病院

2011年07月20日 05時53分11秒 | 雨宮日誌

雨宮日記 7月20日(水)朝 台風はまだ四国、豆子はまだ病院

 台風はかなり遅く(現在、時速15km)、まだ遠いので、強風域で時々風雨が強まります。なんとか、深夜の仕事を終えて、午前5時半に自宅のドアを開けました。 

 「ただいま」と言いかけて「あ、豆子はいないんだ」と、家族がポッカリといなくなったような寂しい気分です。ウサギの豆子さんは、まだ入院中です。

 雨でぐっしょり濡れた衣服を着替えて、洗濯機にかけて、ようやく、人心地ついて、今、パソコンを打っています。

 それにしても、まっすぐ北上してきて、四国の手前で、右へ急カーブの、おかしな台風です。今まで、台風のこんな軌跡は見たことがありません。

 今日の昼間は、浜松の南の海を東へ台風が通っていきます。

 この前、里山の「師匠」から、「台風のような時こそ、谷の水がどうなるか、その時に谷へ行って、自分の目で見て、自分の判断で必要な手立てを取る」ことの大事さを教えてもらったので、今日は、里山へ行こうかな?

 えっと、まだ想いだけで(風雨の強いときは仕事で疲れるので)、まだ決断ではありません。

 則子さん、今日は家から近い早出町の職場ではなくて、笠井新田の本部まで行かないといけなようなので、バイクでは無理です。朝はタクシーで行って、夕方は電話してくれればボクが車で迎えに行きますから、夕方、電話してください。

 


雨宮日記 7月19日(火) あいにくの台風迫る夜、震災報告会

2011年07月20日 05時38分42秒 | 雨宮日誌

雨宮日記 7月19日(火) あいにくの台風迫る夜、震災報告会

 台風6号が四国へ接近して、浜松でも午後からかなり風雨が強まりました。

 午後5時半に、則子さんと家を出て電車に乗りました。ぼくが大きいリュックと、ノートパソコンを持っているのを見て「タクシーで行った方がよかったね」というので、ぼくは、ついムッとして「さっき、タクシーでいかない?って言ったでしょ」と言ったら「荷物が多いなんて言ってなかったでしょ。最近、智彦くんは、説明不足が多いの」と。説明しない方が悪いのか聞かない方が悪いのか…重かったです。

 こういう強い風雨の中、「東日本大震災報告会」を開催しました。ボクが司会と、地震の基礎知識報告、岩手県と宮城県へ支援に入ったお二人の写真での報告です。

 9人の参加でしたが、ボクとしては生の報告を初めて聞いて、いろいろ考えること、思いついたことがたくさんありました。ありがとうございました。

 生き残った人たちで避難していない人たちへの支援報告でしたが、避難所や遠くに避難している人、震災の地震や津波で亡くなった人たち、一人ひとりの声をじっくりと聴かなければと思いました。

 2万数千人(まだ確定できません)の死者の声を聴かねば、生きていけないと思います。

 それと、生と死の学習、生と死のレッスンもみんなでしないといけないんでしょうね。「グリーフ・ワーク」もその一つだと思います。

 報告会を終えて、会場の外に出ると、建物の入り口で,則子さんがまだ土から出てきたばかりのセミの幼虫を見付けました。生きてます。こんな雨の日に出てきて、ちゃんとセミになれるんでしょうか。則子さんは、近くの植え込みに幼虫をそっと置いてました。