馬糞風リターンズ

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幕末の名刀「四谷正宗」

2017年12月13日 | 歴史
知人に日本刀をみせてもらいました。
四谷正宗と云われる名刀があるそうです。幕末の刀工中随一の人気を誇り江戸三作の源清麿作刀を俗称「四谷正宗」と呼ぶそうです。四谷正宗と呼ばれるのは源 清麿が江戸四谷に住み作刀したためと云われています。
源清磨は刀工として名を馳せただけではなく時代もあったのでしょうが実に波乱に満ちた人生を送った人物の様です。その生きざまは多くの文芸作品として紹介されています。吉川英治、柴田錬三郎、隆慶一郎、・・・などが小説の題材にしています。特に斎藤鈴子の「刀工源清麿」(幕末の刀匠 源清麿)は昭和39年上期直木賞候補作品でした。
知人によると源清磨は40数本の刀を鍛えていますが銘を刻むことはなく、殆どが無名なのだそうです。僅か実数本は銘を刻んだものがあるそうですがそのうちの何本かは重要文化財に指定されているそうです。
日露戦争戦費調達に功があった知人のご先祖さんが男爵の位をもらった記念に落ちぶれ旧旗本家から買い取ったものだそうです。

南海太郎朝尊(ともたか)も幕末の人気の刀工だそうです。知人によるとみてくれは実に見事な刀だそうで、一目見た人はだれもが欲しがる名刀なのだそうです。しかし、知人は南海太郎は飾り刀のようなもので実戦には不向きなのだそうです。試し切りをしたことがあるそうで、四谷正宗のような切味はないそうです。
無銘の名刀。知人は無名で来歴は全く分からないが切味は抜群であるそうです。刀身も一寸長く身幅(厚み)も普通のものより厚めの作りだそうです。持たせてもらうと確かにほかの2本よりずしんと重かった。この切味は抜群で知人お気に入りの名刀なのだそうです。

 写真撮影は遠慮してほしいという希望で鮮明な写真を紹介できないのが残念です。長時間にわたり剣術や刀剣の話をして頂きました。知らない世界がまだまだたくさんあります。






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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2017-12-15 12:12:59
WEB小説「北円堂の秘密」をご存知ですか。
グーグルやスマホでヒットし、小一時間で読めます。
その1からラストまで無料です。
少し難解ですが歴史ミステリーとして面白いです。
北円堂は古都奈良・興福寺の八角円堂です。
読めば歴史探偵の気分を味わえます。
これまでの固定化された歴史観が払拭されるでしょう。どこまでがフィクションなのか知恵較べをお楽しみ下さい。
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Unknown (amachan_001)
2017-12-16 10:47:38
小説「北円堂の秘密」ご教授ありがとうございます。早速当ブログも読んでみます。
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