馬糞風リターンズ

世ノ中ハ何ノヘチマトオモヘドモタダブラリト下ツテモオラレズ

最近見かけなくなったTVCM

2011年08月16日 | 日記
真矢みきが出演している 「茶のしずく石鹸」のCMが最近TVから消えてしまった。
「茶のしずく石鹸」を使用した際に運動アレルギーの症状が多発しているとのことで現在、自主回収となっているそうです。
この様な商品に不都合があり「自主回収」をする時は、新聞・TVなどで「自主回収のお知らせ」と合わせて「おわび」広告が出るものですが、「茶のしずく石鹸」のそのような告知を見たことがありません。
 そう言えば最近見なくなったなァ、と気付く程度です。
CMでは「洗顔料売上全国第一位 悠香の石鹸茶のしずく」と繰り返し放送していますから、その販売量は可なりのものなのでしょうし、多くの人が使っていると思われますから、自社HPで告知するだけでは徹底しないような気もするのですが。

 原因は茶のしずく石鹸に含まれていた保湿成分に小麦に酸を加えた「加水分解小麦」と呼ばれる原料の一種「グルパール19S」がアレルゲンとなり、免疫反応を引き起こし、利用者の皮膚などから体内に吸収された際に小麦アレルギーを誘発。その後、パンやうどん、パスタなどの小麦製品を食べると、アレルギー症状が出るようになったとみられているそうです。

 旧 茶のしずく石鹸(昨年12月7日以前販売分)を自主回収しているそうですが、「茶のしずく」は従来通りの販売を行っているそうです。
現在販売されている「茶のしずく」には「小麦加水分解物」を含有していません。とのことで、これと同じ内容のことが「厚生労働省」のHPに「報道機関各位」として告知されています。

 豊中出身の真矢みきにしてみればとんだ「迷惑」な話で気の毒の限りです。
ただ、どうなんでしょうか、やれ「無農薬だ」「天然成分だ」「無添加」「自然由来」などとやたらとありがたがっているようですが、今回の「加水分解小麦」のグルテンは「植物由来」「天然成分」だったはずですが、結果「安全ではなかった」ようです。

 メディアバイアスの典型だと思うのですが「無農薬」「天然」「自然」「無添加」などが「安全・安心」「おいしく」「すぐれている」などの強烈なイメージを植えつけられて仕舞っています。
また「国産」は「安全」で「輸入品」は「危険」というイメージがあります。

 菜食主義者でもないのに「野菜たっぷり」で「ヘルシー」とかで勧められると「俺はうさぎじゃないゾ」と言いたくなります。
「玄米」や「雑穀」で「栄養たっぷり」「ヘルシー」とおもてなし頂くのはいいけれど「俺は家畜じゃない」なぜ「雑穀を喰わなければならない」と少々腹立たしくもなる。

「過ぎたるは及ばざるが如し」