四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

ガンジーの指摘した七つの罪

2006-08-08 12:07:26 | 生かされて今日
 80年前ガンジー翁が世界へ警鐘を鳴らされた言葉が佼成新聞に掲載されている。
七つがそのまんま当てはまる地球の悲しさよ。

1、理念なき政治・・・当選するだけが目標の政治屋
2、労働なき富・・・村上ファンド等の一攫千金
3、良心なき快楽・・・食い放題
4、人格なき学識・・・Hなセンセ
5、道徳なき商業・・・欠陥マンション
6、人間性なき科学・・・殺人兵器・原爆水爆製造の科学者
7、献身なき信仰・・・檀家だけ小さく守る寺、非寛容排他的教団
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ひろしま忌

2006-08-07 22:40:40 | 俳句
 私淑している先生に、この八月は今の復興の犠牲となられた戦没者、空襲などでの非戦闘員の犠牲者のために、へたくそでも句を作るよう指導されています。
今月の「6」、「9」、「15」は重い日です。広島、長崎と敗戦日です。

 ●路地に聞く暮しの音よ広島忌   駿

日常のあたりまえの暮しが原子爆弾の炸裂、放射能汚染で地獄となったのはまだ61年前です。中東、イラク、アフガンなど未だに砲弾が、憎しみが応酬されて平和が危機の状態です。
 8月26日から京都で「世界宗教者平和会議」が始まります。異教同士が膝を交えて地球の同乗者として智恵を掘り起こして欲しいものです。一神教、原理主義よりも多神教で寛容な東洋、特に仏教がリードすべきです。
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倒幕の士の孫ー吉井勇

2006-08-04 18:57:45 | 歌の花束
 歌人・吉井勇は京都祇園を愛した耽美派として有名です。この方のおじいさんは、薩摩藩士で徳川幕府を倒した維新の志士、公爵になつた吉井友実(ともざね)です。西郷さんや大久保利通の友達でした。白刃をくぐりぬけた薩摩ッぽでワイルドな祖父に、酒と舞妓はんを愛した孫が生まれて面白いですね。

「つくづくと良寛の字を見てあれば風のごとしも水のごとしも」

「句を読みて泣かむか世をば怒らむか一茶はまこと寒く生きたり」

「叱られて悲しきときは円山に泣きにゆくなりをさな舞姫」
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七月をうたう

2006-08-01 06:29:01 | 俳句
 梅雨寒でどんよりした七月でしたね。ご先祖に感謝するお盆と熱闘甲子園、海水浴や夏休みの八月に入りました。日々の労働に窒息しそうな方々には、非日常の時間を楽しんで下さい。現職を退いた方は、なるべく出かけないで混雑しないようにしたらどうかな。
 七月のうたを三つ。

♪ベンチより本落ちにけり昼寝人
♪気散じの後ずさりなどあめんぼう
♪朝顔の鉢を手に手の下校かな
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