四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

君を待つ

2006-08-23 05:36:37 | 歌の花束
 『君待つと吾が恋ひ居れば吾が屋戸の簾(スダレ)うごかし秋の風吹く』

今日は処暑(ショショ)で暑さがおさまる時節ですが、残暑はさかりです。万葉集の女流、額田王(ヌカタノオオキミ)は、天武天皇と天智天皇とに愛された才女。
うたの意は、熱愛するあなたを待つ我が家にはもう秋の風が吹いておりますと。
 
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