四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

真夏のガイド

2008-07-28 07:39:04 | 生かされて今日
 炎暑の日、称名寺のボランテァガイドを勤めました。うだる暑さと近在の神社の祭礼と重なりガイド依頼は少ない日でした。私は埼玉から来られた壮年の男性をご案内しました。横浜で木喰上人の仏像展へ来て足を伸ばしていただいたそうです。
お隣りの金沢文庫にあるご本尊(重要文化財)、弥勒菩薩像のレプリカに呼ばれたのでしょうか。
 派手なガイドの帽子をかぶって仁王門に立っていますと色々な方から話し掛けられます。ひとりは万葉集のフアンで、大伴旅人が亡き妻をしのんだ現場に行って来たそうです。福岡太宰府から都へ栄転する船が立ち寄った広島の鞆ノ浦(とものうら)です。
 ○我妹子が見し鞆之浦の天木香樹(むろのき)は常世にあれど見し人ぞなき

もうひとりの方は、キノコに魅せられて新種を探したり顕微鏡でのぞいたりするグループに入り日日が楽しいと語ってくれました。
 好奇心豊かな方はイキイキして少年の顔でした。

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