四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

JAL123便の悲劇

2019-08-13 14:08:30 | 生かされて今日
 今から34年前、お盆前の8月12日の夕刻、羽田発大阪伊丹空港行きの日本航空123便が墜落、520名の命が絶たれました。その日私は東京本社での営業会議が早めに終わり予定を早めて伊丹空港へ帰着しました。1、2便前の搭乗でした。
到着した伊丹空港が騒然とした人込みで何が起こつたのか分かりませんでした。その時は123便が交信不能でどこに消えたのか捜索中でした。羽田発の18時頃の便は出張帰りや単身赴任の働き盛りが多数でしたし、夏休み中でもあり帰省のご家族も多かったでしょう。お子様一人旅の少年もいました。私の妻と2人の息子は横浜の実家へ行っておりました。事故後、兄から帰りは新幹線にしろと電話がきたそうです。
 犠牲者の多くは一流企業の働き盛りの男性が多かったと思います。ダッチロールの長い地獄の中で、手帳や紙切れに決別の言葉を走り書きされたのには涙を禁じえません。会社での前途豊かな壮年がいかに怨みを抱えて亡くなったことでしょう。遺体の確認も困難で、体内に食い込んだ社章で分かったと松下電器の方に聞きました。私と同じ年代の方々で実に無念だった思います。有名な歌手、坂本九ちゃんも犠牲になりました。南無妙法蓮華経

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