四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

地震についてのセミナー

2011-04-22 14:39:50 | 生かされて今日
わが町に「海洋研究開発機構」という国の先端研究機関があります。地下のマントルまで届く掘削機器を誇る新鋭観測船「ちきゅう」や深海調査船を保有し、かっては世界1だったコンピュターを保持しています。深海調査や地球温暖化、公害の環境予測など科学の先端を行く研究所なのです。
 4月16日この講堂で「東北地方太平洋沖地震について」の公開セミナーがありました。地震津波の高橋成美博士がお話をされました。みちのくの余震がまだ続く中、多数の傍聴で立ち見ができる程でした。全員が起立して被災犠牲者に黙祷を捧げて始まりました。博士は地震学者としてこの惨状を防げなかったことを懺悔されました。地震の起こる仕組み、予測も未だ研究途上であることが感じられました。先端の科学と、現地市民とを繋ぐシステムの整備、我々の地震への心構え、常に地震と暮らす意識つけが急務だろうと思いました。喉元過ぎれば忘れる気質や危険なものから目をそらして生きる姿勢を変える必要がある。本を読むと仙台沖地震の30年間に起こる確率はナント99%とありました。
 行政機関が作っている防災地図や今住んでいる地質について無関心であったことを恥じ入りました。

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