四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

冬の吟行(あかざ俳句会)

2018-12-13 10:08:05 | 俳句

 阿夫利嶺(あふりね)とか雨降山(あめふらしやま)と呼ばれる神奈川県の名山、大山へ吟行しました。

師走で、また長い階段がきついと辞退された方もおりましたが、池田恵美子主宰をはじめ元気な句友が17人参加しました。

 大山は江戸庶民の観光地、信仰の山で奈良東大寺の良弁(ろうべん)上人が開かれた修験道の聖山、神仏混淆のお山です。東大寺正面左側に良弁(ろうべん)上人の坐像がありました。

 伊勢原駅から満員バスに乗り、湯豆腐やお土産の店の並ぶ石段を登ります。さらにケーブルカーです。臨時便が出てくれました。体力派はそのまま林道を自力で登ります。

冬の阿夫利嶺は鮮やかな冬紅葉が迎えてくれました。湾曲する相模湾を足下にする景色が素晴らしい。三浦半島、更に房総の山並まで眺望する絶景です。

江ノ島が芋虫のように小さく見えます。神社下社にて食事してから句会です。元気なことは最高ですね。

◯六根清浄でのぼる大山冬もみぢ  駿

◯冬菊をうかべる店の手水鉢     駿

◯土器や冬日にひかり厄落とす   政子

 

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