四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

15日はお盆です

2015-07-14 05:44:47 | 生かされて今日

 明日15日は盂蘭盆会(うらぼんえ)、お盆です。九州や京大坂の西日本では8月の方が印象が強い日本のしきたりです。うらぼんの原語では、残酷無慈悲な刑罰「逆さ吊りにされる苦痛」を意味するそうです。釈尊十大弟子のひとり、神通力をもつ目連尊者が亡くなったお母さんが地獄で苦しんでいることを知りお釈迦さまにご相談されました。

釈尊はお母さんの救済には御供物を捧げ多くの僧に読経してもらいうしか無いとのご返事です。2500年前のその伝統が極東の日本に伝わっているのです。

 われわれのイノチの源流をたどれば、まずお父さんとお母さんの二人。その両親にはそれぞれ二人の親がいて計4人の先祖。さらにさらにたどると膨大な数のご先祖が存在されたから、今私たちの命が存在しております。その無数のご先祖さまは我が細胞の遺伝子DNAに住んでおられます。先祖の霊魂へ感謝し、成仏を祈るのがお盆です。

 国会では極めて危険な阿部政権が公明党と組んで平和憲法を実質的に壊そうと画策しております。日本国憲法に定める改憲手続きを省略し、いち内閣の行政解釈で勝手に改竄する無法を許しては議会制民主主義の崩壊です。

それにプラスして集団的自衛権の容認は日本を戦争したがる国に変えます。棍棒やナイフや地雷、戦闘機、ミサイルで平和は確保されるなんて時代錯誤だ。いままでの歴史を見れば膨大なる市民の戦死者がうず高くなるだけだ。人類の叡智で諸国と手を結び合うことで暴力による防衛から抜け出すべきである。

屁理屈を並べ立てて憲法違反でないと強弁する愚かな政治屋は落選させましょう。自民党内にまともな反対意見が出ぬのはまことに遺憾だ。

 しかもこのお盆の15日、強行採決する愚行は絶対阻止しましょう。膨大なる数の戦死者、もの言えぬ戦没者の霊魂とともに止めさせましょう。


  夕映えに家紋の提灯魂を待つ  駿

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