春の陽気に誘われて大船にある植物園に参りました。お寿司と缶ビールをぶら下げて。年配の方々が連れ立って見えておられます。誰もいないバラ園にある洋風のあづまやで先ず腹ごしらえをしました。でも、花よりダンゴ組が集まってきてたちまち満杯となりました。鳥たちのおねだりは今日はありません。春光の中でしばしぜいたくな幸福感を腹に感じます。労働から解放されて足腰が動いて感謝です。植物園の花や木々は手入れが行き届いていて元気そのもの。桜の盛りに見とれました。こぶしの蕾のむらがりは白い帯のように、まるで虹がかかった如くに弧を描いて美しい。咲き出す寸前です。広場にあるすずかけの木のかわいい丸い実が、イアリングのように揺れて見飽きません。
春の芝生では元気な子供たちがねころび、鬼ごっこをしていました。まさに「青き踏む」の時節が来ました。しかし、家の近くのサクラはまだ開いていません。
春の芝生では元気な子供たちがねころび、鬼ごっこをしていました。まさに「青き踏む」の時節が来ました。しかし、家の近くのサクラはまだ開いていません。